キノの旅も大好きですが、アリソンも好き!
風景や心の描写が美しくて。ふと思い出すと読み返したくなります。
中学生の時に購入して、たまに読み返して、30歳になってもKindleで読み返す。
心に残る名作です。もっと広まってもいいのにな〜。アリソンは児童文学図書的な装丁の厚い本になって然るべき!だと思います。
アリソン (電撃文庫) (日本語) 文庫 – 2002/3/10
時雨沢 恵一
(著)
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黒星 紅白
(イラスト)
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本の長さ363ページ
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言語日本語
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出版社メディアワークス
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発売日2002/3/10
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ISBN-104840220603
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ISBN-13978-4840220606
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
巨大な大陸が一つだけある世界―その大陸は二つの連邦に分けられていて長い間、戦争を繰り返していた。その東側の連邦に暮らす、学生ヴィルと軍人アリソンは、二人とも17歳。ある日ヴィルは、アリソンと一緒に街外れまで行き、そこでホラ吹きで有名な老人と出会う。その老人は二人に“宝”の話をする。『戦争を終わらせることができる、それだけの価値がある宝』―。しかし、二人の目の前でその老人は誘拐されてしまう。そして…。「キノの旅」の時雨沢恵一&黒星紅白が贈る新作長編!胸躍るアドベンチャー・ストーリーの幕が今上がる。
登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2002/3/10)
- 発売日 : 2002/3/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 363ページ
- ISBN-10 : 4840220603
- ISBN-13 : 978-4840220606
- Amazon 売れ筋ランキング: - 121,879位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
はっきり言ってキノの旅よりおもしろいと思える
普通に楽しめるため、早く続きを読みたいという衝動にかられる。
舞台は大陸が一つだけある世界。
東と西にわかれいがみ合っているどちらも自分たちの方が優れていると考え
過去には戦争も絶えなかった。
今は休戦状態となっているがいつまた始まるか分からない
主人公は東側の人間、優等生ウィルと軍人おてんば娘アリソン。
二人は幼馴染でアリソンがウィルの学校に遊びに来るところから始まる
そして二人は街からの帰りに近所で有名な「ほら吹きじいさん」に出会う
老人は「東と西のいがみ合いを終わらせる事のできる宝」を二人に教える。
が、話の途中で老人は連れ去られてしまい、
二人は危険を承知で(ウィルは違うかもしれないが)西側に入ってしまう。
老人の正体、宝の真相。そしてウィルが大切なものを守る為に見つけ出した答えは・・・
すべてがひねってありとてもおもしろい
ぜひ、買って読むことをお勧めします
普通に楽しめるため、早く続きを読みたいという衝動にかられる。
舞台は大陸が一つだけある世界。
東と西にわかれいがみ合っているどちらも自分たちの方が優れていると考え
過去には戦争も絶えなかった。
今は休戦状態となっているがいつまた始まるか分からない
主人公は東側の人間、優等生ウィルと軍人おてんば娘アリソン。
二人は幼馴染でアリソンがウィルの学校に遊びに来るところから始まる
そして二人は街からの帰りに近所で有名な「ほら吹きじいさん」に出会う
老人は「東と西のいがみ合いを終わらせる事のできる宝」を二人に教える。
が、話の途中で老人は連れ去られてしまい、
二人は危険を承知で(ウィルは違うかもしれないが)西側に入ってしまう。
老人の正体、宝の真相。そしてウィルが大切なものを守る為に見つけ出した答えは・・・
すべてがひねってありとてもおもしろい
ぜひ、買って読むことをお勧めします
2009年10月27日に日本でレビュー済み
大陸が一つしかない世界。その大陸が山脈と川を境にして東西に分かれて冷戦状態になっている。
大陸の東のロクシアーヌク連邦に住む十七歳の少年と少女が主人公の冒険物語。
ロウ・スネイアム記念上級学校のヴィルヘルム・シュルツは、帰る家がないため夏休みを学校で過ごしていた。
そこに空軍の飛行機で舞い降り、生徒や教師が驚いて見守る中校庭に降り立ってたのは、戦争孤児院『未来の家』でヴィルといっしょに育った
「空軍の兵士」アリソンだった。
二人が知り合った「ほら吹き爺さん」が誘拐され飛行機で連れ去られたため、それを飛行機で追いかけて川を越え冷戦状態の西側に渡ってしまい……。
飛行機がプロペラの軍用機だったり、サイドカーのバイクが重要な交通手段だったりと、『古きよき時代』の匂いのする文化の設定に、若い女性が空軍パイロットとしてあたりまえに勤務している近未来的な職場環境の世界が新鮮です。
主人公二人が、西の国の人たちに対して「憎しみや敵意をもっていない」ため、その行動や言動が明るく裏がなく、サラサラと読める楽しい本でした。
戦争の記憶や長い間の対立、それでも「和平」も望む人々の気持ちがお話のそこここにちりばめられていて、物語に深みを与えてくれています。
大陸の東のロクシアーヌク連邦に住む十七歳の少年と少女が主人公の冒険物語。
ロウ・スネイアム記念上級学校のヴィルヘルム・シュルツは、帰る家がないため夏休みを学校で過ごしていた。
そこに空軍の飛行機で舞い降り、生徒や教師が驚いて見守る中校庭に降り立ってたのは、戦争孤児院『未来の家』でヴィルといっしょに育った
「空軍の兵士」アリソンだった。
二人が知り合った「ほら吹き爺さん」が誘拐され飛行機で連れ去られたため、それを飛行機で追いかけて川を越え冷戦状態の西側に渡ってしまい……。
飛行機がプロペラの軍用機だったり、サイドカーのバイクが重要な交通手段だったりと、『古きよき時代』の匂いのする文化の設定に、若い女性が空軍パイロットとしてあたりまえに勤務している近未来的な職場環境の世界が新鮮です。
主人公二人が、西の国の人たちに対して「憎しみや敵意をもっていない」ため、その行動や言動が明るく裏がなく、サラサラと読める楽しい本でした。
戦争の記憶や長い間の対立、それでも「和平」も望む人々の気持ちがお話のそこここにちりばめられていて、物語に深みを与えてくれています。
2013年7月29日に日本でレビュー済み
僕が知る上で最も完成されたライトノベルの1つだと思います。
気の利いたセリフ、細かく無駄のない描写、そして何より伏線の巧さ。
妙な寒いギャグも、痴女も出て来ません。
多少のご都合主義がライトノベルらしいです。
そしてただ真っ直ぐな主人公とヒロイン、それを取り巻く映画のようなストーリーだけがあります。
ライトノベルがまだノベルとしての体裁を保っていた頃の作品が好きな人にも強くオススメ出来ます。
2013/7月現在流行っている妙なギャグと痴女ばっかり出てくるライトノベルもそれなりに面白いですが
面白い本というのは単純な笑いではなく、読み終えて笑みがこぼれ、多幸感、満足感が得られる、そんな本だと思います。
これはまさにそんな本です。
飛ばしたりせず、1行1行しっかり読めば、読み終えた時にはある種の感動すら得られるでしょう。
僕は発刊当時に購入して読み、その時もそれはもう面白く読みましたが、ふと先日読みなおしてみるとこれがもう本当に面白い。
居ても立ってもいられずレビューを書きました。
間違いなく完成されたライトノベルの1つです。断然オススメできます。
ただし萌えは(直接的ではないし読む人に左右されるが)多分に含まれるものの、エロ成分はほとんどありません。
そういうのが好きな人は電撃文庫等のライトノベルを読むより、美少女文庫でも読んでいる方がいいと思います。
気の利いたセリフ、細かく無駄のない描写、そして何より伏線の巧さ。
妙な寒いギャグも、痴女も出て来ません。
多少のご都合主義がライトノベルらしいです。
そしてただ真っ直ぐな主人公とヒロイン、それを取り巻く映画のようなストーリーだけがあります。
ライトノベルがまだノベルとしての体裁を保っていた頃の作品が好きな人にも強くオススメ出来ます。
2013/7月現在流行っている妙なギャグと痴女ばっかり出てくるライトノベルもそれなりに面白いですが
面白い本というのは単純な笑いではなく、読み終えて笑みがこぼれ、多幸感、満足感が得られる、そんな本だと思います。
これはまさにそんな本です。
飛ばしたりせず、1行1行しっかり読めば、読み終えた時にはある種の感動すら得られるでしょう。
僕は発刊当時に購入して読み、その時もそれはもう面白く読みましたが、ふと先日読みなおしてみるとこれがもう本当に面白い。
居ても立ってもいられずレビューを書きました。
間違いなく完成されたライトノベルの1つです。断然オススメできます。
ただし萌えは(直接的ではないし読む人に左右されるが)多分に含まれるものの、エロ成分はほとんどありません。
そういうのが好きな人は電撃文庫等のライトノベルを読むより、美少女文庫でも読んでいる方がいいと思います。
2005年7月16日に日本でレビュー済み
『キノの旅』の作者さんが描く別のシリーズです。こちらは長編。キノよりこちらの方が入り込み易いかも。
運動能力抜群の暴走空軍飛行士アリソンと、天才的な記憶力を持つ天然優等生ヴィルの、国境を越えた冒険が始まる!
地球でないどこかの世界の物語。処々に張り巡らされた伏線に驚かされます。アリソンは行動力のある女の子なので、物語をどんどん先へと引っ張っていってくれます。ヴィルのことが大好きなところも可愛い!一見ボーっとしているヴィルも実はすごい天才少年で、話の中では何度も鋭い推理力を発揮してくれます。結構分厚いですが、読み応えあります。
どの巻も面白いけれど、私は2巻が好き。飛んでる飛行機からカウントダウンして狙撃するシーンや、最後にヴィルの推理ですべての謎が解けるシーンが気に入ってます。
全巻に共通することですが、一度読み終わったら、どうか最初の『序章』を読み返してみてください。読み始めた時には謎だったその文章の意味がわかると思います。
運動能力抜群の暴走空軍飛行士アリソンと、天才的な記憶力を持つ天然優等生ヴィルの、国境を越えた冒険が始まる!
地球でないどこかの世界の物語。処々に張り巡らされた伏線に驚かされます。アリソンは行動力のある女の子なので、物語をどんどん先へと引っ張っていってくれます。ヴィルのことが大好きなところも可愛い!一見ボーっとしているヴィルも実はすごい天才少年で、話の中では何度も鋭い推理力を発揮してくれます。結構分厚いですが、読み応えあります。
どの巻も面白いけれど、私は2巻が好き。飛んでる飛行機からカウントダウンして狙撃するシーンや、最後にヴィルの推理ですべての謎が解けるシーンが気に入ってます。
全巻に共通することですが、一度読み終わったら、どうか最初の『序章』を読み返してみてください。読み始めた時には謎だったその文章の意味がわかると思います。