ギリシャ神話は、現実の歴史上に存在した王権から成立している
そんな設定の作品です。
第一巻で出てくるアリオンは、豊穣の女神デメテルと海の神ポセイドンとの間に生まれた
駿馬アリオンとニンフ(半神)の双子から来ているようです。
アリオンは神話ではまったく重要な役割を果たしませんが
この物語では主人公を演じています。
盲目の母デメテルと二人で暮らす少年アリオンのもとにやってきた。
デメテルの兄ハデス
彼はアリオンをデメテルのもとから攫い
地の底、冥界へ連れ戻る
母の目を治すためとアリオンに与えた役割は、自身の弟であり、オリンポスの王ゼウスを殺す事だった。
巨人族の生き残りと共にアリオンは、ゼウスを倒す旅に出るが、ゼウスの娘アテナの率いる軍勢に捕らえられる
そこで出会った少女レスフィーナとアリオンは恋に落ちた。
ざっと第一巻の展開はこんなところです。
ギリシャ神話の物語を古代のギリシャで実際にあった王権の歴史と仮定して
壮大な物語としています。
実に面白い話でした。
アリオンの物語の多くは、神話を絡めながら進めています
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