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アメリカン・コミュニティ―国家と個人が交差する場所―(新潮選書) Kindle版
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2013/4/26
- ファイルサイズ8510 KB
商品の説明
出版社からのコメント
アメリカはコミュニティの集合体として、その歴史を始めた。古くはトクヴィルの見た時代から、アメリカを語る上で、コミュニティへの視座は欠かせないものである。
本書は、コミュニティの今日的状況を探りながら、現代のアメリカ社会を読み解こうとするものである。04年のデビュー作『アフター・アメリカ』で注目を浴びた著者が訪れたコミュニティは9つ。メガチャーチ(巨大教会)やゲーテッド・コミュニティ(閉鎖的高級住宅街)、都市のスラム、農業・刑務所コミュニティ、ディズニーが創った町、南太平洋の孤島など。どのコミュニティも、アメリカ社会の重要な問題を象徴するものばかりである。
「コミュニティ」こそが、アメリカ社会の多様性をあらわす象徴であり、「公」と「私」を仲介する存在である。つまり「コミュニティ」という中間組織を詳しく検証することで、国家が個人へ、個人が国家へ、それぞれがアメリカ社会においてどのように働きかけ(られ)ているかが見えてくる。
さらに、近代化が極限まで推し進められた現代アメリカ社会において、伝統的な社会の紐帯や互恵関係が薄らぐ代わりに、個人の裁量・責任の余地は大きくなり、個人への重圧も増すことになる。「オーディット文化」と呼ばれる「自己責任」「自己点検」を常に強いられる社会の中で、コミュニティは、個人へのプレッシャーをヘッジするバッファーとしての機能(社会から疎外されないように)も注目されている。
アメリカ社会の真の強さとは? 自ら足払いをかけ永遠に(内側で)革命を続けるアメリカの未来とは? アメリカの「コミュニティ」をつぶさに検討することで、こうした壮大な問いに挑むのが本書である。今後、アメリカ社会を語る上で決して無視はできないであろう、完全に新しいアメリカ論です。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。内容(「BOOK」データベースより)
著者について
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
慶應義塾大学SFC環境情報学部教授(文化人類学、文化政策論、アメリカ研究)。1967年生まれ。90年上智大学外国語学部卒業後、92年ハーバード大学大学院修了、97年Ph.D.(社会人類学)取得。ケンブリッジ大学、オクスフォード大学、ハーバード大学客員研究員を経て、2006年より現職。2005年日本学士院学術奨励賞受賞。著書に『アフター・アメリカ―ボストニアンの軌跡と“文化の政治学”』(慶應義塾大学出版会、2004年、サントリー学芸賞、アメリカ学会清水博賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B00FAM90LS
- 出版社 : 新潮社 (2013/4/26)
- 発売日 : 2013/4/26
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 8510 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 234ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 90,831位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 505位世界史 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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文化人類学的フィールドワークによるアメリカのコミュニティ論から得られた知見から、アメリカ社会が共有する多様性と復元力の根源を解き明かした労作。アメリカ社会に住んだ経験があるものには、社会の中でお互いの意見を実によく聞いくれる姿勢に感心する。そして、厳しい対論を聞かされることもあろう。いずれにしても、安易な同調がない代わりに、互いの意見を尊重する姿勢が民主的で対等である一方で、職業的内部社会でのヒエラルキーは峻別され、与えられる権力(職権)にも大差がある。
こうしたアメリカの社会構造的差異を含めて、アメリカ社会がもつ多様性と9の共同体(コミュニティ)調査で実証的に分析した労作。最初はアーミッシュに似た宗教共同体ブルダホフを舞台に始まり、最後はブルダホフが反対する死刑廃止論の対極のテキサスのハンツビル(刑務所)の街の描写で終わる。扱われる共同体(コミュニティ)は様々で面白く、アメリカ社会が如何に多様かを活写している。国土の広さとそこに住む住民の多様性が、似た産業の街であれ、全く違った様相を呈しているのが、普通だ。その現実を見事に描き出しているといえる。
最終章で、アメリカの特性である「復元力」を論証するに当たって、各章で時々顔を出していた分析要因「カウンター・ディスコース」を構造的に説明することで、全体に統一性を与える見事な説明で締めくくる。ここは流石に学的精緻さがみなぎっている。一般者読者向けに書かれた作品だが、立派な文化人類学ノートとなり得ている。楽しく読め、知的にスリリング。
こうしたアメリカの社会構造的差異を含めて、アメリカ社会がもつ多様性と9の共同体(コミュニティ)調査で実証的に分析した労作。最初はアーミッシュに似た宗教共同体ブルダホフを舞台に始まり、最後はブルダホフが反対する死刑廃止論の対極のテキサスのハンツビル(刑務所)の街の描写で終わる。扱われる共同体(コミュニティ)は様々で面白く、アメリカ社会が如何に多様かを活写している。国土の広さとそこに住む住民の多様性が、似た産業の街であれ、全く違った様相を呈しているのが、普通だ。その現実を見事に描き出しているといえる。
最終章で、アメリカの特性である「復元力」を論証するに当たって、各章で時々顔を出していた分析要因「カウンター・ディスコース」を構造的に説明することで、全体に統一性を与える見事な説明で締めくくる。ここは流石に学的精緻さがみなぎっている。一般者読者向けに書かれた作品だが、立派な文化人類学ノートとなり得ている。楽しく読め、知的にスリリング。
○ 書評を見て、現代アメリカの社会状況を知りたいな・・・と思って読み始めました。
【どんな内容?】
○ アメリカに実際にあるコミュニティ(文字通りの“コミュニティ”だったり地域の自治体だったり)が紹介されており、それぞれは非常に特徴的であり、面白い。
○ 面白いけど、、はじめて聞く話でもない。
○ その9つのコミュニティは、著者の“意味づけ”に過ぎず、素材として提供されているだけで、それらをどのようにならべて、そこから何をつむぎだすかは、著者の言うとおり読者の関心や想像に委ねられている。
○ 終章で9つの素材を元にした著者の考えが展開されているが、簡単に言えば、「アメリカは多様だ・・・(だからそんなに簡単には言えないよ)」ということ??
【感想は?】
○ 読み始めた目的には適してなかったみたい。
○ 私は、はっきり言って、9つのコミュニティのストーリーのうち、2つか3つを読んだ時点で飽きてしまって、後はかなりのスピードでの駆け足で読みになってしまった。
○ 読み終えてのイメージとしては、9つのポイントを通りながらくるくると回ることによって、現代アメリカ社会の輪郭を描き出そうとしているような感じ?でも、アメリカ社会の輪郭って、この9つのコミュニティで網羅されてるの???
○ 輪郭のみで、中身がどうなっているのかは、わかりませんでした。
○ 「カウンター・ディスコース」(対抗言説)って言葉が、全体を貫くキーワードのような気がして、「だから多様だ!」みたいな感じで書かれてるけど、それってニワトリとタマゴなんじゃないの??「多様だから、カウンター・ディスコースが生じてる」ってこともあるような気が・・・・
○ 同時に借りてきて読んだ「そして戦争は終わらない」と比べると、取材がなんか雑のような気が・・・コミュニティの話なんだけど、“出来事や状況”が中心で書かれていて、“人”ではないんですよね。コミュニティに留まって内側から観察してストーリーを積み上げてる感じではないです。車で移動してフィールドワーク的な感じ。
【も一回読んでみる?】
○ 読んだことを後悔するほどでもないですが、もういいでしょう・・・
また、渡辺氏のキャリアや著作群は、「海外で博士号を取得した人がその後どういった学問を極め、キャリアをたどるのか」という観点からも注目に値すると思っています。ピンからキリまである海外での博士号ですが、渡辺氏はハーバード出身とあり、超エリートの部類かと思います。その割には自身の研究内容に客観的であり、学歴にあぐらをかくことなく謙虚に活動していらっしゃるという印象です。冒頭に引用したのは、あとがきに登場する、渡辺氏の恩師の方がつぶやいた一言です。同じ学者として、とても心に残りました。
氏の著作群では「文化と外交」(中公新書)が入門書という点でも読みやすさという点でも断然おすすめですが、こちらも「日本のアメリカ研究者の活動をかいま見れる」という格好の例だと思います。また、同じく読みやすさという点で群を抜いている「アメリカン・デモクラシーの逆説」との併読も、例など重複する部分もありますが21世紀アメリカのより完全な全体像を把握するためには有益だと思います。
いずれにせよ、こちらは新書よりは高いものの千円ちょっとなので購入にも踏み切りやすいかと思いますし、少々不便でも図書館で読むなどの価値もあると思います。






