全く商品に問題なかったです。ありがとうございましたm(__)m
アマゾンの内側が知れる良書。また日本の出版取次書店業界の硬直した体質にもぎもんをていし、著者もアマゾンユーザーとして安易な結論に落ち着いていないところが素晴らしい。私もこの著書を話のたねに、近くの本屋さんの主人とお話できてよかったです。アマゾンやったら翌日着くのに、書店やったら遅かったら1ヶ月近く待つことも。ただ書店の怠慢だと思い、憤ってましたが、非人間的な労働や長年変化のない日本の本の流通システムなど色んな要素が複合的に絡み合ってるんだなと。
知ることは、素晴らしい。感情的に簡単に片付けられないですね。何事も
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アマゾン・ドット・コムの光と影 単行本 – 2005/4/19
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出版業界のタブーをものともせず、急成長した要因は何か。徹底した秘密主義の裏側では何が行われているのか。元・物流業界紙編集長が覗いたネットビジネス、その裏側に広がるのは…。
- 本の長さ295ページ
- 言語日本語
- 出版社情報センター出版局
- 発売日2005/4/19
- ISBN-104795843422
- ISBN-13978-4795843424
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
アマゾン・ドット・コムの光と影
日本市場に浸透し、急成長を遂げつつあるアマゾンジャパン。徹底した秘密主義の裏側では、何が進んでいるのか。元物流業界紙編集長の著者が物流センターの作業員として半年間働き、その内部事情をリポートした。
日本市場に浸透し、急成長を遂げつつあるアマゾンジャパン。徹底した秘密主義の裏側では、何が進んでいるのか。元物流業界紙編集長の著者が物流センターの作業員として半年間働き、その内部事情をリポートした。
明らかになるのは、見事なまでのアルバイト活用術である。時給900円のアルバイトたちは広大なスペースを走り回り、指示された本を探し出して抜き出す。ノルマは「1分3冊」。毎月、個人の作業データを基にした成績表が作られ、成績が良くないアルバイトは2カ月ごとの契約更新時に契約が打ち切られる。厳しいノルマとコンピューターの監視によって、アルバイトたちが一瞬たりとも気を抜くことがないよう、管理しているのである。
ドライな雇用関係によってコスト管理を徹底する一方で、アマゾンジャパンの注文件数は日々拡大している。バイト仲間から「2003年の売り上げが500億円を超えたらしい」という話を聞いた著者は、関係者への取材などから、この数字がほぼ間違いないことを突き止める。出版社との直接取引を増やそうとしていること、アマゾン限定の商品開発に取り組んでいることなども明らかにし、アマゾンという“黒船”が、静かに、着実に日本の出版業界を変質させていると指摘する。
(日経ビジネス 2005/07/04 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
内容(「BOOK」データベースより)
救世主なのか、悪魔なのか。出版業界のタブーをものともせず、急成長した要因は何か。徹底した秘密主義の裏側では何が行われているのか。元・物流業界紙編集長が覗いたネットビジネス、その裏側に広がる底辺。
著者について
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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
横田/増生
1965年、福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て、米アイオワ大学大学院に留学。ジャーナリズムを専攻する。93年に帰国後、物流業界紙で編集長を務める。2000年、アメリカに対するステレオタイプ的な報道に疑問を持ち、全50州、計150人に及ぶアメリカ人へのインタビューを敢行。1年半を費やしたその取材成果を、03年『アメリカ「対日感情」紀行』(情報センター出版局・刊)として発表した。ネット全盛の現代において、現場主義を頑なに守る今どき希有なジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1965年、福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て、米アイオワ大学大学院に留学。ジャーナリズムを専攻する。93年に帰国後、物流業界紙で編集長を務める。2000年、アメリカに対するステレオタイプ的な報道に疑問を持ち、全50州、計150人に及ぶアメリカ人へのインタビューを敢行。1年半を費やしたその取材成果を、03年『アメリカ「対日感情」紀行』(情報センター出版局・刊)として発表した。ネット全盛の現代において、現場主義を頑なに守る今どき希有なジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 情報センター出版局 (2005/4/19)
- 発売日 : 2005/4/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 295ページ
- ISBN-10 : 4795843422
- ISBN-13 : 978-4795843424
- Amazon 売れ筋ランキング: - 642,695位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 186位書店・古書店の本
- - 423位情報・コンピュータ産業
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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殿堂入りNo1レビュアーVINEメンバー
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著者は、アマゾンの物流センターで働いて巨大に成長するIT産業の裏側で進行する階層化された労働現場を活写しますが、一方でパソコンの画面で、アマゾンにはまって次々と本を購入している自分がいることを語ります。鎌田慧の「自動車絶望工場」に匹敵する、資本主義におけるヒエラルキーの形成を見事に写しだした作品だと思います。本書で突きつけられる命題は、最終章で語られている、企業が正社員を採用せず、誰でも出来る業務を機械の代わりに人間でまかなってゆくことは、多くの人が仕事に求めていたアイデンティティを崩壊し、アイデンティティを喪失した人たちが社会に増えてきて、これまでにない時代を形成していっていることにあるのでしょう。大変なことが起きているように実感いたしました。資本主義が行き着くところまで行き着き、それを生み出した人間を滅ぼし始めているのではないか、ということなど想像してしまいました。最近頻繁に起きている陰惨な事件の背景にこういったことがあるのかもしれません。
2005年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでの乏しいアマゾン購入歴の中では、注文して一番早かった。まさしく24時間以内の配送は嘘じゃない。この本に描かれたアマゾンの物流センターの中では、多分この本がパレット積みされていて、ピッキングのアルバイトがあくせくとこの本を品出ししていることが容易に想像できた。秘密主義に貫かれたアマゾンへの潜入ルポによって、アマゾンの現場がどうなっているのか、またそこで働くアルバイトたちの不毛でせわしない労働が克明に描かれている。ハイテクIT企業のまさしく影の部分だ。それはここ10数年の間にコンビニ全盛の利便性追求の流通業界で、配送のドライバー達が過酷な労働を強いられている状況などと同様に、けっして目新しい部分でもない。ネット通販の雄アマゾンだからこそ興味を引きつけているだけだ。消費者としての利便性の追求、それに応えることを至上として急成長したアマゾン。利便性の追及の裏での過酷な労働集約型の人間性を疎外する労働現場。「働く場所としては、アマゾンのことをこれ以上ないくらい嫌悪しながら、同時に利用者としてアマゾンのファンであるという矛盾した気持ちが同居している」という著者の独白こそこの本の主題であり、現代社会の古くて新しい深刻なメイン・テーマだ。それはなにもアマゾンの現場だけでなく、日本、あるいは先進諸国、グローバルには南北問題にもいきついていく。さあ、あなたはどう思いますか?ある意味では潜入ルポの告発本でもあるこの本をきっちり商売にしているアマゾンの太っ腹な商売人根性に乾杯。得意のコピー&ペーストでアマゾン自身の見解の一つも欲しいところではある。この本とこの著者、買いです!
2011年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発売から5年経ってから手に取り読んでみました。
2011年のアマゾンでは変わった部分もあると思いますが、
アルバイトとして著者が体験した内容はきっと大きくは変わらないでしょう。
アマゾンの巨大な流通の仕組みは、何か未知なるシステムが働いているのではなくて、
最終的には人が動かしているんだという事実は日々amazonを活用する利用者の視点からは
目からうろこでした(大げさかな)。
まあ、当たり前のことを書いているんですが、当たり前すぎて盲目になっていた部分に
気付きを与えてくれたということでそれなりに読んで価値があったと思います。
きっと今はアマゾン以外もこのような手法で機能しているんでしょう。
どんなに世の中便利になっても全て機械やシステムで代用できる時代はまだまだ来ないですね。
2011年のアマゾンでは変わった部分もあると思いますが、
アルバイトとして著者が体験した内容はきっと大きくは変わらないでしょう。
アマゾンの巨大な流通の仕組みは、何か未知なるシステムが働いているのではなくて、
最終的には人が動かしているんだという事実は日々amazonを活用する利用者の視点からは
目からうろこでした(大げさかな)。
まあ、当たり前のことを書いているんですが、当たり前すぎて盲目になっていた部分に
気付きを与えてくれたということでそれなりに読んで価値があったと思います。
きっと今はアマゾン以外もこのような手法で機能しているんでしょう。
どんなに世の中便利になっても全て機械やシステムで代用できる時代はまだまだ来ないですね。
VINEメンバー
Amazonで購入
私自身もアマゾンの存在によって、書籍の購入費用が格段に増え、読書量が確実に飛躍している。そんなアマゾンの実態というもには多くの興味を抱くのではないだろうか。
著者は何ら思考の必要のない、アマゾンを支える物流センターへの半年間バイトとして働き、潜入取材し、そこからアマゾン全体を見ようとした一冊である。
現実的店舗を持たないアマゾンが、500億円の売上げをこし、まもなく1,000億円に到達するという現実には驚きだ。そしてその売上げの支えるのは、階層化していく労働現場である現実を指摘している。ワンクリックの便利さの影には、時給850円というアルバイトが必要不可欠である現実を著者は身をもって体験したのだ。
売上げを格段に伸ばしたアマゾンの背景には、再販制度や定価維持に守られた保守的な書店流通業界も大きな要因であるとも述べている。確かに現代の活字離れという社会的流暢は、殿様商売をしてきた既存書店にも大きな原因があるのかもしれない。
ただ一つ違和感を持ったのは、アマゾンで働く労働者達を現在の社会状況を反映するかのような記述には賛同できないところだ。
あのような労働現場は私の学生時代、15年から20年前にもいたる所にあったし私自身もそこに生活の糧を求めた一人だ。まだアマゾンの労働現場は恵まれている。
著者はまだ、日本社会の底流を見たことがないのだろう。
著者は何ら思考の必要のない、アマゾンを支える物流センターへの半年間バイトとして働き、潜入取材し、そこからアマゾン全体を見ようとした一冊である。
現実的店舗を持たないアマゾンが、500億円の売上げをこし、まもなく1,000億円に到達するという現実には驚きだ。そしてその売上げの支えるのは、階層化していく労働現場である現実を指摘している。ワンクリックの便利さの影には、時給850円というアルバイトが必要不可欠である現実を著者は身をもって体験したのだ。
売上げを格段に伸ばしたアマゾンの背景には、再販制度や定価維持に守られた保守的な書店流通業界も大きな要因であるとも述べている。確かに現代の活字離れという社会的流暢は、殿様商売をしてきた既存書店にも大きな原因があるのかもしれない。
ただ一つ違和感を持ったのは、アマゾンで働く労働者達を現在の社会状況を反映するかのような記述には賛同できないところだ。
あのような労働現場は私の学生時代、15年から20年前にもいたる所にあったし私自身もそこに生活の糧を求めた一人だ。まだアマゾンの労働現場は恵まれている。
著者はまだ、日本社会の底流を見たことがないのだろう。
VINEメンバー
Amazonで購入
アマゾンでよく買い物をするが最近特に発送の早さに驚くことが多い。注文の翌日、しかも午前中に届くことが多い。(アマゾンからの発送メールよりも先に届くことも!)
この本はアマゾンの配送センターにアルバイトとして潜入取材をしたルポで、これを読んで発送の早さに納得してしまった。
しかし、この本はアマゾンに対するアルバイトへの非情なまでの対応と徹底した効率化にそこまでしないと勝ち組にはなれないのかと考えさせられる。
著者のアマゾンとその周辺への徹底した取材にも感服します。その多くの取材、潜入により自ら発見したことなどを分析してまとめてあり、アマゾンで買い物をした方なら興味深い内容だと思います。
面白かったのが著者も取材をする中でアマゾンで買い物をしてみて、だんだんとアマゾンにはまってしまったことです。
潜入取材が影の部分なら、人を虜にするアマゾンのサイトが光の部分なのでしょう。
この本はアマゾンの配送センターにアルバイトとして潜入取材をしたルポで、これを読んで発送の早さに納得してしまった。
しかし、この本はアマゾンに対するアルバイトへの非情なまでの対応と徹底した効率化にそこまでしないと勝ち組にはなれないのかと考えさせられる。
著者のアマゾンとその周辺への徹底した取材にも感服します。その多くの取材、潜入により自ら発見したことなどを分析してまとめてあり、アマゾンで買い物をした方なら興味深い内容だと思います。
面白かったのが著者も取材をする中でアマゾンで買い物をしてみて、だんだんとアマゾンにはまってしまったことです。
潜入取材が影の部分なら、人を虜にするアマゾンのサイトが光の部分なのでしょう。
2005年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
企業潜入レポとしては、面白い内容であった。しかし、アマゾンの企業の本質まで迫れなかったことが悔やまれる。徹底した秘密主義と労務管理には、米国の企業体質を垣間見る。一方、読者などが、この企業に対して大きな影響力を持ち、民主主義は「消費者」が作っているという現代社会を彷彿させた。「専門的能力が必要な職種とマニュアル通り働く職種の二極化」という現代社会を分析した「希望格差社会」の本の紹介がこの本の全てを語っている。著者に、企業本質に迫る続編を期待する。