事件を追う探偵の夫婦と、その夫婦をつけねらう殺し屋の夫婦、舞台はカリフォルニアという道具立てから考えられるストーリーそのまんまな感じの小説です。
核となるアイデアは面白そうですし、事件の背景(黒幕)など、決してつまらないわけではないのですが、細部の仕上げが失敗しているようで、結果的に60点くらいになった感じです。
例えば、ある状況から次の状況へと移る際の説明や動機付けが抜けていることが多く、なぜこんなことしたの?なぜこんな状況になったの?という点が不明確なことが度々あり、ストーリーの流れを妨げているように思いました。
その一方で不必要に見えるディテールを書き込んでいたりするので叙述のバランスを欠いているようです。
最近読んだフレデリック・ブラウンは、「未発表ドラマのプロット通りの殺人」というアイデアの一本勝負で、水準以上のエンターテイメント作品を仕上げていました。
この作品も探偵と殺し屋の二組の夫婦というアイデアを核にした作品ですが、エンターテイメントとしての仕上がり具合に大分差が出てしまったという印象です。
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アベルVSホイト (ハヤカワ文庫NV) 文庫 – 2018/2/20
元刑事の探偵夫婦vs元軍人の殺し屋夫婦!
一気読み必至のアクション・スリラー小説!
元ロサンゼルス市警のアベル夫妻は、現在私立探偵として日夜活躍していた。未解決事件の犯人捜しを引き受けた彼らは、調査中に激しい妨害に遭遇。それは謎の人物に雇われた殺し屋夫婦、ホイト夫妻による襲撃だった。プロフェッショナル同士の知略を尽くした攻防の幕が切って落とされ……。この事件の裏にはいったいに何が隠されているのか? 実力派作家のノンストップ・アクション・スリラー!
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- 本の長さ429ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2018/2/20
- ISBN-104150414289
- ISBN-13978-4150414283
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
元刑事のアベル夫妻は、現在私立探偵として日夜活躍していた。ある企業から未解決事件の真相究明の依頼を引き受けた彼らは、調査中に激しい妨害に遭遇する。それは謎の人物に雇われた殺し屋夫婦、ホイト夫妻からの襲撃だった。探偵VS殺し屋!プロフェッショナル同士の知略を尽くした激しい攻防の幕が切って落とされ…。この事件の裏にはいったい何が隠されているのか?実力派作家のノンストップ・アクション・スリラー!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ペリー,トマス
1947年ニューヨーク州生まれ。1982年に『逃げる殺し屋』で作家デビュー。同作でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀新人賞を受賞
渡辺/義久
1973年生、パデュー大学卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1947年ニューヨーク州生まれ。1982年に『逃げる殺し屋』で作家デビュー。同作でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀新人賞を受賞
渡辺/義久
1973年生、パデュー大学卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
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2018年3月20日に日本でレビュー済み
とある殺人事件の捜査を依頼されたアベル夫妻。一方、捜査の妨害を依頼されたホイト夫妻。
暗殺をすんでのところで切り抜けて真相に迫るアベル夫妻だが、事件の真相は意外なところに、という話。
最初はスピードスタートの後、調査フェイズが続き中だるみ。途中から敵の姿が見え始め、俄然面白くなるのだが、最後が尻すぼみ。
もっと面白くできただろうに、なんだこりゃ、というラストにガッカリです。コメディ要素はほぼなし。
こんな中途半端なアクション小説を出すなら、トム・ウッドのヴィクターシリーズやジャック・コグリンのカイルシリーズを刊行して欲しい。
最近のハヤカワの小説はつまらないものが多すぎ。
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最近のハヤカワの小説はつまらないものが多すぎ。


