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アベノミクスで超大国日本が復活する! 単行本 – 2013/3/27

三橋貴明 (著)

10件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

アベノミクスの本格始動に向けて、日経平均株価は急上昇、円安も追い風となり、景気に明るい兆しが生まれ始めている。

だがその一方で、安倍政権の中には、規制緩和やグローバリズムを推進する構造改革派が入り込んでおり、彼らの暗躍により、デフレ克服が頓挫する可能性も高まりつつある。

とくに先日の安倍首相によるTPPへの交渉参加表明は、その危険性を示唆するものであった。

アベノミクスを正しい軌道に導き、真のデフレ脱却を果たすには、何をすべきで、何をすべきでないのか。本書はわかりやすく解説。

同時に、ユーロ危機はなぜいつまでも終わらないのか、世界経済で起きている現実を読み解き、アベノミクスの成功こそが各国の模範となり、日本が世界を救うことにつながると説く。

最強の日本経済を取り戻すために、これからの世界経済を知るために、いまもっとも読んでおくべき「アベノミクス」解説本の決定版!

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内容（「BOOK」データベースより）

アベノミクス本格始動で日本経済の黄金期がやってくる。急変する日本と世界の行方を完全解説。古屋圭司国土強靱化担当大臣のインタビュー掲載。

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登録情報

単行本: 291ページ
出版社: 徳間書店 (2013/3/27)
言語: 日本語
ISBN-10: 4198635773
ISBN-13: 978-4198635770
発売日： 2013/3/27
梱包サイズ: 19 x 13.2 x 2.5 cm
おすすめ度： 10件のカスタマーレビュー
Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 599,797位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 4771位 ─ 本 > ビジネス・経済 > 経済学・経済事情

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カスタマーレビュー

5つ星のうち3.7

トップカスタマーレビュー

レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

デフレに苦しむ日本にはインフレ抑制策は誤りで、行うべきはインフレ誘導策。

投稿者akuwa2014年9月8日

形式: 単行本

アベノミクスというと拒否反応を示す人も多いのではないかと思います。でも、何に対して批判なのか、明確ではない人もいるのではないでしょうか。本書は、アベノミクスを支持する、というよりも、今までデフレ期に誤ったインフレ抑制策をしてきた政策を批判し、デフレ期にインフレ誘導策を行う政策を支持する著者がアベノミクス（デフレ経済に対するインフレ誘導策）の効能効果を説明しています。ただし、アベノミクスを手放しに礼賛するのではなく、インフレ効果を阻害する規制緩和、TPP推進には批判的です。
今まで日本経済はデフレ経済期のインフレ抑制策で日本政府に叩かれながら、よくここまで我慢してきたものだと、逆説的に日本が誇らしく感じます。日本のマスコミがアベノミクスをどのように報道するか、見比べるのも面白いかも知れませんね。

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良くも悪くも経済評論家

投稿者monide2013年11月28日

形式: 単行本Amazonで購入

日本政府の説明のインチキっぷりを斬り捨てて批評しているところは評価できるが、逆に原発を推進してたり、考え方がとにかく現場の経済最優先。原発はトータルコストもライフサイクルもまったく不透明で将来に重大な負債を残すことが明らかなのに推進するとは信じがたい。経済のことしか考えてなくて、将来のあるべき世界みたいな矜恃はまったくないのだろうか。
また都合のいいところだけ批判しているとも感じられる。会計検査院の無駄遣いの指摘や政治のインチキ会計制度など、庶民が普通に考える無駄遣いの話なく国土強靭化の200兆円は少ないなんて言われても納得いくわけがない。いくら投資するかではなく、何に投資するか、それは国民が将来に安心を与えるのか、もう少し人ベースで評価をして欲しい。所詮数値を追いかけるだけの経済評論家。

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何だかなー

投稿者Amazon Customer2016年1月18日

形式: 単行本Amazonで購入

「非常に良い」コンディションの筈が、しっかりとマーカー線や書き込みがありましたよ。まあ読めない訳ではないので別に構いませんが…
「書き込みあり、難あり」と説明記載してくれれば良かったものを…

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具体的な理由を知りたくて購入

投稿者Kiyoo2013年5月30日

形式: 単行本Amazonで購入

全体像は解りやすかったが、具体的な部分に
見解のずれを感じた。

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日本のこれからの10年を予測する、預言書になるかもしれない

投稿者Amazon Customer2013年4月5日

形式: 単行本Amazonで購入

尊敬する三橋さんの今年8冊目の書籍です。
著者の三橋さんは2012年3月に出版した「コレキヨの恋文」で
財政出動と金融緩和をセットで行う、普通のデフレ対策を行う若手の総理大臣と、
それをバックアップする財務大臣を総理経験者が行う、という現在の内閣を完璧に予想ています。
この書籍が日本の将来を占う一助となれば、と期待を込めて。

本著は
「アベノミクスってホントのところどうなの？」
「株価が上昇しているけど、俺たちの給与は上がらないよ！」
「日本はハイパーインフレになる〜」
以上のような方々におすすめです。

現在の日本が抱えている様々な問題（デフレ、TPP、原発、安全保障、震災）とそれに対してアベノミクスがどのように作用するか、いつものようにデータをもとにした話なので、ある程度の読解力がある人であれば容易に理解できると思います。
日本人未満の理解力しか持たない残念な人々についてはその限りではありませんので悪しからず。

また、アベノミクスを邪魔しようとする勢力についても言及されています。
ご存じの通り、レーガノミクス、新自由主義経済、構造改革を信奉する、市場原理主義者達です。
彼らのこれまでの発言の数々が、いかに乱暴で、いかに目先のことすなわちお金の事しか考えていないかがよくわかります。

巻末の古屋国土強靭化担当大臣との対談で、自民党の人々がどのくらいまともであるかが大変よくわかります。
先の政権とは、比べ物にならないほど信頼できます。
次の大地震の被害予測にしても、
対策の筋道がはっきりしていないうちに公表してはパニックになる、
問題がある→解決策はこれこれ、と不安が解消される形でパッケージで国民に伝えるようにする、という気の配り方。
そんなの当たり前だろうですって？
前の３つの政権でそんなに国民の事を考えていた閣僚がいましたかね、私は全く思い付きません。

アベノミクスは万能でも特効薬でもない、安倍総理は素晴らしい政治家だと思いますが完璧超人ではない。
TPPなど、一度踏み込んだら絶対に抜けられない罠も控えています。
ですから今後とも安倍総理を、そして自民党を応援していこうと気持ちを新たにする一冊でした。

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アベノミクスを客観的に評価した良書

投稿者本格派ベスト500レビュアー2013年4月8日

形式: 単行本

著者は、デフレになって以降の日本政府が行なった構造改革と言う名の規制緩和は、競争により価格の低下を招き、デフレを増長させるものであったと指摘し、政府および日銀の採って来た政策は、誤った解釈の「日銀の独立性」に囚われ、必要な政策を採っていなかったと指摘している。
一方でいわゆるアベノミクスについては、世界的経済学者であるポール・フリードマン氏が高く評価しているのと同じ理由で評価している。市場に流通する通貨の量を増やす金融政策と、そのお金を実際に国民に還元するための公共事業を中心とした財政政策を同時に行うことがデフレ脱却には必要であると。
また、政府の財政政策と日銀の金融政策とを同期させるためには、日銀総裁の罷免権を政府に持たせるなど、日銀の独立性を弱めるための日銀法改正が必要だともしている。

アベノミクスには大筋で賛意を示しつつも、一方で大きな懸念を二つ示している。すなわち、「消費税増税」と「TPP」である。

消費税増税は民主党政権下で可決されたものではあるが、自民党も賛成票を投じている。また、TPPについては参加の条件を色々と上げてはいるものの、最終的には参加しようとしているようにしか見えない。
誰が考えても簡単に分かるように、いずれもデフレ脱却に真っ向から対立する政策である。断固とした決意でデフレ脱却に挑む安倍内閣が、同時にデフレ推進策を進めようとする矛盾を内包しているのである。

また、消費税増税を行うかどうかの判断基準として考えられている消費者物価指数の定義についても著者は疑問を投げ掛けている。
国内での受給関係と無関係に価格が変動しがちなエネルギーと食料を除いたものを「コアCPI」と呼び、インフレ率の判断には世界的にこれが使われるのだが、日本ではなぜか食料だけを除いたものを「コアCPI」と呼び、エネルギーまで除いたものは「コアコアCPI」と呼び(この呼び方自体がいかにも官僚が政治家や経済学者を騙すために作った指標のような気がする--「コアコア」なんてどう考えてもおかしいだろう)、名前だけ同じ「(日本式)コアCPI」をインフレ率の判断に使っているのである！
無知な政治家は経済学者に騙されてコアCPIでインフレ率を判断して消費税増税に踏み切ってしまう恐れがあるのである。実際は中東の戦争などで原油価格が高騰しただけかもしれないのにも関わらず。

もう一つの懸案事項、TPPは言わずもがなの自由貿易協定、究極の規制緩和である。強力なデフレ要因である。

相矛盾する政策を両方とも強力に推進する安倍政権は理解できない。

著者の主張の中で唯一気になった点があった。「使用済み核燃料の再処理は行なうべきだ」という意見だ。
理由は、再処理の技術は確立されていて、再処理をした方が、高濃度放射性廃棄物の量を１／３に減らせるからだと言う。
原発に関して論じているページ数は少ないので、著者の考えをもう少し詳しく聞いてから判断する必要があると感じた。

全体としてはアベノミクスを非常に冷静に客観的に評価し、優れた点と問題点ともに明確にしてくれる優れた論評だと感じた。

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面白く読ませてもらいました。

投稿者中嶋洵2013年10月23日

形式: 単行本Amazonで購入

世界の中の日本の位置が良く分かり参考になりました。もう一度読み直すつもりです。

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新聞よりTVより三橋さん

投稿者則政　竜也2013年5月29日

形式: 単行本Amazonで購入

大変面白かった。「新聞を読むな。バカになる」という本の広告を見ましたが、震災以来、本当にそうだと思っています。