内容(「BOOK」データベースより)
アイルランドが生んだ現代最高の短編作家、珠玉の12編。行間ににじむ余韻で登場人物の意識の動きを描き切る―トレヴァー独特の心理描写が冴える。
著者について
Willam Trevor Cox 1928-2016.
1928年、アイルランド・コーク州生まれ。
本書はペンギン社版
トレヴァー短編集『After Rain』(1996)の全訳。
邦訳書に、
『同窓』
(オリオン社、鈴木英也訳、1981年)、
『リッツホテルの天使達』
(ほおずき書籍、後恵子訳、1983年)、
『20世紀イギリス短篇選 下 岩波文庫』
(「欠損家庭」(ウィリアム・トレヴァー)所収、
小野寺健編訳、岩波書店、1987年)、
『フールズ・オブ・フォーチュン』
(論創社、岩見寿子訳、1992年)、
『むずかしい愛 現代英米愛の小説集』
(「ピアノ調律師の妻たち」(ウイリアム・トレヴァー)所収、
朝日新聞社、柴田元幸・畔柳和代 訳、1999年)
『フェリシアの旅 角川文庫』
(アトム・エゴヤン監督映画化原作、角川書店、皆川孝子訳、2000年)、
「ギルバートの母」
「失われた地」
「ダミアンとの結婚」
翻訳担当
「ティモシーの誕生日」
「小遣い稼ぎ」
「アフター・レイン」
翻訳担当
「ある友情」
「一日」
翻訳担当
「ピアノ調律師の妻たち」
「子どもの遊び」
「未亡人姉妹」
「馬鈴薯仲買人」
翻訳担当