Atlantic Systems Guild(アトランティック・システムズ・ギルド):
複雑なシステム構築プロセスを専門とするコンサルティング組織。特に人間的な側面に重点を置く。何らかのシステムを開発している組織では、おそらくアトランティック・システムズ・ギルドで考案された手法やアプローチが使われている。ギルドには6人の代表がいる。
トム・デマルコ(Tom DeMarco):
プロジェクトの成功と、時には失敗(訴訟)を専門とするコンサルタント。1980年代に構造化手法の提唱し、エドワード・ヨードンとともに、構造化手法の一時代を牽引した。ティム・リスターとの共著のほか、『デッドライン――ソフト開発を成功に導く101の法則』『ゆとりの法則――誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解』(以上日経BP社)など、計12冊の著書がある(技術関連書以外に、小説や短編集もある)。妻のサリー・O・スミスとともにメイン州に暮らす。
ピーター・フルシュカ(Peter Hruschka):
ドイツ・アーヘン在住。組み込みリアルタイムシステムの要求と設計を専門とする。システムアーキテクチャ文書用のARC42テンプレートの共同開発者。構造化手法やオブジェクト指向手法のためのモデリングツールを開発した経験もある。手法やツールに関する共著が多数ある。
ティム・リスター(Tim Lister):
ギルドのニューヨーク・オフィスを拠点に活動。システム企業が手持ちの資源を有効に生かせるようにするためのコンサルティングを行っている。リスクマネジメント信者を自認。生産性や品質もリスク/リターンとの関係で考えなければ意味がないと信じている。トム・デマルコとの共著に『ピープルウエア――ヤル気こそプロジェクト成功の鍵』『熊とワルツを――リスクを愉しむプロジェクト管理』(共に日経BP社)がある。
スティーブ・マクメナミン(Steve McMenamin):
ボーランド・ソフトウエアのエンジニアリング担当副社長として、オープン・アプリケーションライフサイクル管理(Open ALM)製品のいくつかの開発を担当している。ボーランドに入社する前は、BEAシステムズ、クロスゲイン、エジソン・インターナショナルの管理職を歴任。
スザンヌ&ジェームズ・ロバートソン(Suzanne & James Robertson):
ロンドン在住。広く利用されているVolere要求仕様書テンプレートなど、Volere要求プロセスの作者。セミナーやコンサルティング活動を通じて、世界中の組織に要求の発見と伝達のコツを指南している。著書に『ソフトウエアの要求「発明」学――誰も書かなかった要求仕様の勘違い』(日経BP社)などがある。
■訳者
伊豆原 弓(いずはら ゆみ):
翻訳家。1966年生まれ。訳書に『イノベーションのジレンマ』『ワインバーグの文章読本』『熊とワルツを』『ゆとりの法則』など。
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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
デマルコ,トム
プロジェクトの成功と、時には失敗(訴訟)を専門とするコンサルタント。1980年代に構造化手法を提唱し、エドワード・ヨードンとともに、構造化手法の一時代を牽引した。メイン州に暮らす
フルシュカ,ピーター
ドイツ・アーヘン在住。組み込みリアルタイムシステムの要求と設計を専門とする。システムアーキテクチャ文書用のARC42テンプレートの共同開発者。構造化手法やオブジェクト指向手法のためのモデリングツールを開発した経験もある。手法やツールに関する共著が多数ある
リスター,ティム
ギルドのニューヨーク・オフィスを拠点に活動。システム企業が手持ちの資源を有効に生かせるようにするためのコンサルティングを行っている
マクメナミン,スティーブ
ボーランド・ソフトウエアのエンジニアリング担当副社長として、オープン・アプリケーションライフサイクル管理(Open ALM)製品のいくつかの開発を担当している。ボーランドに入社する前は、BEAシステムズ、クロスゲイン、エジソン・インターナショナルの管理職を歴任
ロバートソン,ジェームズ
ロンドン在住。広く利用されているVolere要求仕様書テンプレートなど、Volere要求プロセスの考案者。セミナーやコンサルティング活動を通じて、世界中の組織に要求の発見と伝達のコツを指南している
ロバートソン,スザンヌ
ロンドン在住。広く利用されているVolere要求仕様書テンプレートなど、Volere要求プロセスの考案者。セミナーやコンサルティング活動を通じて、世界中の組織に要求の発見と伝達のコツを指南している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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