主人公の母親へのやるせなさと、いい子でいなければいけないという葛藤が、読む者の心の芯にしこる。
ホラー的要素を加えて数々の謎が、長編であるのもかかわらず、どんどんストーリーの続きを読みたくさせるので、気がついてみるとあっという間に終わっていたという感じ。著者の他の作品との関連も各所に見れて、ワクワクした。
子供であるが故の無力感で、最後はやや破壊的な、スティーブンキングお得意の読後のインパクトがあって、印象に残る作品になった。
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