シャレにならない生々しさ。
気軽に楽しんで読める作品ではありません。
「不思議ちゃん」レベルでは済まない
行動も赤裸々に描かれますし、
安易な同情や感情移入を誘うようなつくりではありません。
その一方で設定にはいささかご都合主義的なところもある。
こういうタイトルを付けた以上、
アスペル=メンヘラという誤解を広めかねない際どい描写もある。
しかし、ここまでオブラート抜きで、
しかもあくまでフィクションという枠内で、
アスペルガー(と単純に言い切れない症状のようですが)を真正面から扱った漫画はなかったと思います。
「ノンフィクションの体験記漫画」ではないからこそ、逃げ場がなく、
描き続けるのに勇気と工夫が必要になったところもあるはずです。
とにかく見たこともない世界と展開に
目が釘付けになる。
追いつづけようと思います。
アスペル・カノジョ(1) (コミックDAYSコミックス) Kindle版
萩本創八
(著)
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2018/7/11
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ファイルサイズ70463 KB
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登録情報
- ASIN : B07F38WMJH
- 出版社 : 講談社 (2018/7/11)
- 発売日 : 2018/7/11
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 70463 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 195ページ
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 14,470位コミック
- - 16,722位Kindle マンガ
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ベスト1000レビュアー
Amazonで購入
93人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よほど気に入った本でもない限り買わないタチなので、無料版1巻を読みながらうーん次巻を買うべきかどうすっかなーと思ってたのですが、1巻ラストシーン見た瞬間に「このシリーズを全巻買う」をクリックしてました。 こ れ は 酷 い。
さて、タイトルこそアスペですが内容は「アスペに起因するトラウマとそこから派生したメンヘラな彼女」の話なのは他のレビュワーの方のおっしゃられてる通り。間違ってもアスペとはこういう人たちのことであるとか思わないように。
そんなトラウマや理不尽な記憶に苛まれ傷つけられ続けるカノジョと、ずっと軽度だけど同じような歪みを持つからこそ理解でき、共感して支えていく主人公のお話。
一応この物語としては強烈に振り切れてる彼女を扱っているものの、ここから先がビョーキ、と線引きが明確にできるようなものではなく、皆の考えが理解しきれない、相手が言っている言葉は理解しているがそれがどういう意味をもち実際何を伝えんとしているのかきちんと理解できているのか不安だ、思ったことをそのまま言ったらドン引きされてしまった、言われた事を言われた通り正しくしたはずなのに怒られてしまった…など、誰しもある人と人との意思疎通の物語なのだと思う。
主人公は病名や病状は詳しく触れられていないものの意思疎通に難のある性質で、常に社会に疎外感を感じ、独り立ちしての一人暮らしを言い訳に新聞配達のバイトの傍らエロ漫画を描き、更にセラピーのように自分の鬱憤や歪みを押し込めた一般には理解しがたい救いのない漫画を描き続ける。その漫画にふとしたきっかけで触れ共鳴したヒロインは社会に完全に居場所をなくしていたため主人公の家に押しかけ、純粋に歪んだ二人の純粋で歪な共同生活が始まる…といったあらすじ。
…だということになっている。
社会に必要とされず存在意義を見失っていた主人公はヒロインを健気に支え続け理解しようと奮闘する。そんなストーリーだと思って読んだ方、これから読まれる方、まずそういう視点で読みきって、では一度考えてほしい。
これは「支えあい」の話か?違う。「支え」の話である。主人公には彼女を支える義理は何一つない。最初は「カノジョ」ですらなかった。一目ぼれしたから障害があっても支えるとかですらない。主人公はそもそも彼女を知りもしなかった。見たこともない。そんな他人が突然押しかけてきて、無理やり泊まる。有無も言わさず家に居座り続ける。2巻冒頭あたりに「キミは天才だから」などと慰めるシーンがあるが、彼女の飛びぬけた感性や推察力分析力異常なまでの行動力、それが主人公の作品に生かされ売れ行きを伸ばすわけでもない。そんなこと期待してもいない。「中身を知らなければ一般人に告白されて付き合うことができる程度の」美人という設定だが、だからといって肉体関係に至るでもない。一方的なテイク&テイクの関係だ。
これは、おそろしい共依存の話と読むこともできる。
確かに「いま俺が彼女を支えてやらなかったら、すぐにでも、明日にでも彼女の命が失われてしまう」のは正しい。
「俺だけが彼女を救うことができる」から「彼女は俺を必要としている」は確かに直接つながる。ただし、そこから「だから俺が彼女を救うべき」には、本当は大きな断絶がある。別にそんなことをしてやる義理はないんだ。
世界には「俺が今すぐ金を送ると助かるがそうしないと明日死ぬ」命が実際にいくらでもある。今のところカノジョはそれらとなんら変わりない。目の前に押しかけてきて助けてくれって言った(…よく読んだら助けてって言ってすらない…)だけの違いだ。
想像してみてほしい。あなたの大切な娘さんが、一人暮らししてたと思ったら無職で精神病のおっさんをつれてきて、「この人は私を必要としてるの!私が助けてあげないと自分で命を絶っちゃうの!」ってかいがいしく世話をして人生をささげようとし始めたら…「精神病だから働けないし良くもならないし一生無職のままだけど一生私を必要とするの!」って…
「確かにコイツはお前が助けなければ死ぬかもしれないが、だからって本当にお前が助けなければいけないものなのか?」って言うのではなかろうか。それがお前が男で相手が若くてカワイイ女の子なら助けてやれ、お前が女で相手がおっさんなら見殺せ、っていうならあなたはとんだ男女差別主義者だ。
本人にも自覚がある。二巻で清水さんという女性と出会い、彼女が軽いが同系の症状を持つ患者と見抜いた瞬間、強烈な拒絶反応を起こす。それが自分からの清水さんへの拒絶ではなく、清水さんと彼を離れさせようという拒絶となる。彼を「このような症状」を救う性質があると看做しており同じ症状であればそれに寄生するに違いないと推察した。なぜなら?なぜなら正に自分がそうして寄生しているからだ。
彼のほうもそれに気づかず、何も得られていないことに疑問も抱かず寄生される生活に依存していく。「彼女が死んでしまったらどうしよう」「次はあぶない、なんとかしないと…」それは本当に自分だけが人生を賭して解決しなければいけない話なのかという疑問すら浮かばない。
これを共依存という。DV被害の話など読むと正にこういった例が出てくる。離れて話だけ聞くとなぜそんなヤツと一緒にいるのか?なぜ逃げようとすらしなかったのか?理解に苦しむような内容もある。彼も「依存される」ということに依存しているのだ。
一度献身的に障害のある彼女を支えて一緒に障害を乗り越えていく愛の話として読んだら、その後一歩下がって頭をクリアにして、「そもそも彼女を支える必要って全くないよな」「なんで支えなきゃいけないんだ?」と考えながら押しかけてきた見も知らぬ他人に上がりこまれて居座られ、いつの間にか人生が彼女主体にされていく、でもそれに満足感を感じ依存してしまう。そんな共依存の話として読み直すことを強くオススメする。本当におそろしい共依存の話である。
是非、作者様には今後の巻ではそのあたりをきちんと出して、部外者のキャラに「お前なんでそんなことしてるの?」って聞かせて主人公にきちんと「そういえば俺なんでこんなことしなきゃいけないんだっけ?」と思い直させてほしい(あとは「そもそも『カノジョ』だっけ?」と)。それで「洗脳から醒め」たら共依存の話だし、「それでも俺は彼女を支えたい」って思いに至ることができたならこれはやはり愛の話だったといえるんだろう。
何を与えたら何を享受するか、ギブがあってこそのテイク、のような事を上で書いたが、人間関係というものはそれだけでは回らない。俺がこれだけしたからこれくらい返してもらって然るべきという合理的な計算だけは生きていけない。そんな寂しい関係ではなくある程度見返りを求めない無償の愛があってこそ人というものだろう。ただ、それに気付きもせず疑問に思わず与え続けるのは共依存でしかない。是非、主人公にはこの先の話で自分に彼女は必要なのか、なぜ必要なのかを葛藤し、そこにそれでも必要だという答えを出してもらいたい。
今後のストーリーではその辺、期待しながら読ませてもらう。
さて、タイトルこそアスペですが内容は「アスペに起因するトラウマとそこから派生したメンヘラな彼女」の話なのは他のレビュワーの方のおっしゃられてる通り。間違ってもアスペとはこういう人たちのことであるとか思わないように。
そんなトラウマや理不尽な記憶に苛まれ傷つけられ続けるカノジョと、ずっと軽度だけど同じような歪みを持つからこそ理解でき、共感して支えていく主人公のお話。
一応この物語としては強烈に振り切れてる彼女を扱っているものの、ここから先がビョーキ、と線引きが明確にできるようなものではなく、皆の考えが理解しきれない、相手が言っている言葉は理解しているがそれがどういう意味をもち実際何を伝えんとしているのかきちんと理解できているのか不安だ、思ったことをそのまま言ったらドン引きされてしまった、言われた事を言われた通り正しくしたはずなのに怒られてしまった…など、誰しもある人と人との意思疎通の物語なのだと思う。
主人公は病名や病状は詳しく触れられていないものの意思疎通に難のある性質で、常に社会に疎外感を感じ、独り立ちしての一人暮らしを言い訳に新聞配達のバイトの傍らエロ漫画を描き、更にセラピーのように自分の鬱憤や歪みを押し込めた一般には理解しがたい救いのない漫画を描き続ける。その漫画にふとしたきっかけで触れ共鳴したヒロインは社会に完全に居場所をなくしていたため主人公の家に押しかけ、純粋に歪んだ二人の純粋で歪な共同生活が始まる…といったあらすじ。
…だということになっている。
社会に必要とされず存在意義を見失っていた主人公はヒロインを健気に支え続け理解しようと奮闘する。そんなストーリーだと思って読んだ方、これから読まれる方、まずそういう視点で読みきって、では一度考えてほしい。
これは「支えあい」の話か?違う。「支え」の話である。主人公には彼女を支える義理は何一つない。最初は「カノジョ」ですらなかった。一目ぼれしたから障害があっても支えるとかですらない。主人公はそもそも彼女を知りもしなかった。見たこともない。そんな他人が突然押しかけてきて、無理やり泊まる。有無も言わさず家に居座り続ける。2巻冒頭あたりに「キミは天才だから」などと慰めるシーンがあるが、彼女の飛びぬけた感性や推察力分析力異常なまでの行動力、それが主人公の作品に生かされ売れ行きを伸ばすわけでもない。そんなこと期待してもいない。「中身を知らなければ一般人に告白されて付き合うことができる程度の」美人という設定だが、だからといって肉体関係に至るでもない。一方的なテイク&テイクの関係だ。
これは、おそろしい共依存の話と読むこともできる。
確かに「いま俺が彼女を支えてやらなかったら、すぐにでも、明日にでも彼女の命が失われてしまう」のは正しい。
「俺だけが彼女を救うことができる」から「彼女は俺を必要としている」は確かに直接つながる。ただし、そこから「だから俺が彼女を救うべき」には、本当は大きな断絶がある。別にそんなことをしてやる義理はないんだ。
世界には「俺が今すぐ金を送ると助かるがそうしないと明日死ぬ」命が実際にいくらでもある。今のところカノジョはそれらとなんら変わりない。目の前に押しかけてきて助けてくれって言った(…よく読んだら助けてって言ってすらない…)だけの違いだ。
想像してみてほしい。あなたの大切な娘さんが、一人暮らししてたと思ったら無職で精神病のおっさんをつれてきて、「この人は私を必要としてるの!私が助けてあげないと自分で命を絶っちゃうの!」ってかいがいしく世話をして人生をささげようとし始めたら…「精神病だから働けないし良くもならないし一生無職のままだけど一生私を必要とするの!」って…
「確かにコイツはお前が助けなければ死ぬかもしれないが、だからって本当にお前が助けなければいけないものなのか?」って言うのではなかろうか。それがお前が男で相手が若くてカワイイ女の子なら助けてやれ、お前が女で相手がおっさんなら見殺せ、っていうならあなたはとんだ男女差別主義者だ。
本人にも自覚がある。二巻で清水さんという女性と出会い、彼女が軽いが同系の症状を持つ患者と見抜いた瞬間、強烈な拒絶反応を起こす。それが自分からの清水さんへの拒絶ではなく、清水さんと彼を離れさせようという拒絶となる。彼を「このような症状」を救う性質があると看做しており同じ症状であればそれに寄生するに違いないと推察した。なぜなら?なぜなら正に自分がそうして寄生しているからだ。
彼のほうもそれに気づかず、何も得られていないことに疑問も抱かず寄生される生活に依存していく。「彼女が死んでしまったらどうしよう」「次はあぶない、なんとかしないと…」それは本当に自分だけが人生を賭して解決しなければいけない話なのかという疑問すら浮かばない。
これを共依存という。DV被害の話など読むと正にこういった例が出てくる。離れて話だけ聞くとなぜそんなヤツと一緒にいるのか?なぜ逃げようとすらしなかったのか?理解に苦しむような内容もある。彼も「依存される」ということに依存しているのだ。
一度献身的に障害のある彼女を支えて一緒に障害を乗り越えていく愛の話として読んだら、その後一歩下がって頭をクリアにして、「そもそも彼女を支える必要って全くないよな」「なんで支えなきゃいけないんだ?」と考えながら押しかけてきた見も知らぬ他人に上がりこまれて居座られ、いつの間にか人生が彼女主体にされていく、でもそれに満足感を感じ依存してしまう。そんな共依存の話として読み直すことを強くオススメする。本当におそろしい共依存の話である。
是非、作者様には今後の巻ではそのあたりをきちんと出して、部外者のキャラに「お前なんでそんなことしてるの?」って聞かせて主人公にきちんと「そういえば俺なんでこんなことしなきゃいけないんだっけ?」と思い直させてほしい(あとは「そもそも『カノジョ』だっけ?」と)。それで「洗脳から醒め」たら共依存の話だし、「それでも俺は彼女を支えたい」って思いに至ることができたならこれはやはり愛の話だったといえるんだろう。
何を与えたら何を享受するか、ギブがあってこそのテイク、のような事を上で書いたが、人間関係というものはそれだけでは回らない。俺がこれだけしたからこれくらい返してもらって然るべきという合理的な計算だけは生きていけない。そんな寂しい関係ではなくある程度見返りを求めない無償の愛があってこそ人というものだろう。ただ、それに気付きもせず疑問に思わず与え続けるのは共依存でしかない。是非、主人公にはこの先の話で自分に彼女は必要なのか、なぜ必要なのかを葛藤し、そこにそれでも必要だという答えを出してもらいたい。
今後のストーリーではその辺、期待しながら読ませてもらう。
2018年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作者のWEBコミックからこの作品を知った身なので、またこの作品とは違う観点での感想かもしれません。
それを前提で口コミを書きますので参考にされる方ご注意ください。
原作者は恐らく自身がアスペルガーではないのにここまで表現できてます。
もしかしたら、原作者は何らかの精神疾患くらいは抱えているかもしれないですが、アスペルガーではないと思います。
その前提でここまで理解して当事者である斎藤の生きづらさをわかりやすい漫画という形で表せている奇跡。
私はそのシュミレーション力とそこまで同調した上でアウトプットできた精神力を賛美します。
当事者でないからこそのズレと言うのは少なからずあるとは思います。
しかしながらここまで健常者にわかりやすく表現できているコンテンツは他にあったでしょうか。
当事者であれば発達障害者。
発達障害であれぱ健常者に伝わるように表現できる確率は相当低いことは想像できるはずです。
この原作者はそれを乗り越えて私達障害者を救おうとしてくれているのです。
きっと叩かれる率の高い内容かと思います。
精神を削りながら描いていると思います。
その葛藤を思うと感謝しかありません。
絵の上手い作画さんがついた事で広くこの作品が広まる可能性も大きくなりました。
障害者当事者としては本当に喜ばしいことで、少しでも当事者である障害者が加害者に思われない世の中に至ればと願っております。
原作者様々、作画作者様。
辛い内容かと思われすが、何卒完走まで走り抜けてください。どうぞ、どうぞ…!お願いします…!!
それを前提で口コミを書きますので参考にされる方ご注意ください。
原作者は恐らく自身がアスペルガーではないのにここまで表現できてます。
もしかしたら、原作者は何らかの精神疾患くらいは抱えているかもしれないですが、アスペルガーではないと思います。
その前提でここまで理解して当事者である斎藤の生きづらさをわかりやすい漫画という形で表せている奇跡。
私はそのシュミレーション力とそこまで同調した上でアウトプットできた精神力を賛美します。
当事者でないからこそのズレと言うのは少なからずあるとは思います。
しかしながらここまで健常者にわかりやすく表現できているコンテンツは他にあったでしょうか。
当事者であれば発達障害者。
発達障害であれぱ健常者に伝わるように表現できる確率は相当低いことは想像できるはずです。
この原作者はそれを乗り越えて私達障害者を救おうとしてくれているのです。
きっと叩かれる率の高い内容かと思います。
精神を削りながら描いていると思います。
その葛藤を思うと感謝しかありません。
絵の上手い作画さんがついた事で広くこの作品が広まる可能性も大きくなりました。
障害者当事者としては本当に喜ばしいことで、少しでも当事者である障害者が加害者に思われない世の中に至ればと願っております。
原作者様々、作画作者様。
辛い内容かと思われすが、何卒完走まで走り抜けてください。どうぞ、どうぞ…!お願いします…!!
2019年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供を転ばせる、って感想書いてる人いるけどよく読んでないとおもいます。この子供は走ってはいけない銭湯ではしゃいで走り、主人公の女の子にその際手や足を当てたり蹴ったりも謝っていない。そして親も注意してない。まず第一にそれが一番悪いのです。しかし主人公の女の子が言葉で注意するという技が使えなかったせいですべて女の子が悪いことになっています。理不尽です。こういうひといますよ。自分が悪いのを棚にあげて全て人のせいにする輩。こんな風に言葉でうまく説明ができないのは、アスペルガーの特性かなとおもいます。でもやはり悔しいです。
2018年7月11日に日本でレビュー済み
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タイトルからわかる通り、アスペルガー症候群(現在は自閉スペクトラム症とされている)の少女がヒロインであるが、読者はおや?と思うかもしれない。リストカットをしたりパニック発作を起こしたり精神安定剤を飲んだりと、いわゆる「メンヘラ」なのではないのか?と。しかし、自閉スペクトラム症はその生きづらさから二次障害としてさまざまな精神疾患を引き起こすので、どうかこの少女を「メンヘラ」扱いしないで欲しい。また、この少女のさまざまな奇行を見ても、ただの変な奴とは決して思わないで欲しい。自閉スペクトラム症はとてもわかりにくいのだ。
自己否定に飲み込まれている痛々しい少女と、自己否定をマンガに昇華させてなんとか頑張っている男。このおかしな同居生活によって、ふたりの歩く道に光が差すことを願う。
自己否定に飲み込まれている痛々しい少女と、自己否定をマンガに昇華させてなんとか頑張っている男。このおかしな同居生活によって、ふたりの歩く道に光が差すことを願う。
2019年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
事によっては、障害があるからスミマセン、家庭の事情でスミマセンでは済まされないと思います。犬の怪我の程度は?男の子も打ち所が悪ければ・・・。
回想シーンでの犬や銭湯の親子は見た目をわざと意地悪く描写されてます。こんな犬、世界中探してもいません。反面、他のレビュアー様もおっしゃってますが、ヒロインは外見だけでなく主人公への言動もかなり可愛らしい、つまり、ひいきされた描写がされています。
タイトルにも書きましたが、「弱者」への暴力が問題なんです。
声を大にして言いたいです。
いくら漫画で、いくらエンターテイメントでも、犯罪を美化しないで。
追記:以下のご指摘を頂きました。
「これは酷い。何もかも、作中に書かれていない推測(妄想)の上に立ってコメントしている。こういう人物が親の目線で語っている事に狂気を感じた。」
わかり難かったですか?誤解してらっしゃるようなので、説明致しますと、真ん中の独立している文章は実際の被害者の母親が書かれた文章を丸々コピペしたものです(良くない事ですよね。申し訳ありません)。最初の警察官のセリフの実際の犯罪名のみ隠しました。これを読んだ誰かが書いた方に粘着しても困るので。その部分以外は一言一句、句読点に至るまで全くいじっていません。
つまり、親目線で私が語ったのではなく、実際の母親が語った言葉をそのまま記載したんです。誤解を招いた事、また丸々コピペはさすがに良くない事を考慮してその部分は削除しておきます。
ただ、妄想?とおっしゃった部分(ここであってますか?)、犬への暴力とタイルで頭を打つ危険性に関しては、私自身の経験と近所の犬に実際に起こったこと(死にはしませんでしたが、重傷を負いました)なので、表現を和らげるのみにしました。
私自身、小学校の低学年時代に学年入り混じったマンモス校でよく上級生に暴力を振るわれました。強者からの圧倒的な暴力には対処の術がありません。ここのレビュアーの方々がそれをスルーして、純愛だとか可愛いだとか言って、批判は許さないぞ的な雰囲気になってるのが嫌なんです。
そこの所をご理解頂ければ、と思います。ご指摘ありがとうございました。
回想シーンでの犬や銭湯の親子は見た目をわざと意地悪く描写されてます。こんな犬、世界中探してもいません。反面、他のレビュアー様もおっしゃってますが、ヒロインは外見だけでなく主人公への言動もかなり可愛らしい、つまり、ひいきされた描写がされています。
タイトルにも書きましたが、「弱者」への暴力が問題なんです。
声を大にして言いたいです。
いくら漫画で、いくらエンターテイメントでも、犯罪を美化しないで。
追記:以下のご指摘を頂きました。
「これは酷い。何もかも、作中に書かれていない推測(妄想)の上に立ってコメントしている。こういう人物が親の目線で語っている事に狂気を感じた。」
わかり難かったですか?誤解してらっしゃるようなので、説明致しますと、真ん中の独立している文章は実際の被害者の母親が書かれた文章を丸々コピペしたものです(良くない事ですよね。申し訳ありません)。最初の警察官のセリフの実際の犯罪名のみ隠しました。これを読んだ誰かが書いた方に粘着しても困るので。その部分以外は一言一句、句読点に至るまで全くいじっていません。
つまり、親目線で私が語ったのではなく、実際の母親が語った言葉をそのまま記載したんです。誤解を招いた事、また丸々コピペはさすがに良くない事を考慮してその部分は削除しておきます。
ただ、妄想?とおっしゃった部分(ここであってますか?)、犬への暴力とタイルで頭を打つ危険性に関しては、私自身の経験と近所の犬に実際に起こったこと(死にはしませんでしたが、重傷を負いました)なので、表現を和らげるのみにしました。
私自身、小学校の低学年時代に学年入り混じったマンモス校でよく上級生に暴力を振るわれました。強者からの圧倒的な暴力には対処の術がありません。ここのレビュアーの方々がそれをスルーして、純愛だとか可愛いだとか言って、批判は許さないぞ的な雰囲気になってるのが嫌なんです。
そこの所をご理解頂ければ、と思います。ご指摘ありがとうございました。
現時点ではこのメニューの読み込みに問題があります。