アスペルガー症候群の難題 (光文社新書) (日本語) 新書 – 2014/10/15
井出 草平
(著)
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本の長さ341ページ
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言語日本語
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出版社光文社
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発売日2014/10/15
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寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
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ISBN-104334038239
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ISBN-13978-4334038236
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商品の説明
出版社からのコメント
【内容紹介】
私たちは、1997年の酒鬼薔薇聖斗による犯行に戦慄し、2000年の「17歳の
犯罪」を経験し、動機の理解できない少年凶悪犯罪の数々に驚きを持ってきた。
2014年になった今でも、その犯罪と動機を理解し得ないままだ。しかし、10
年あまりの歳月が過ぎ、これらの事件を見返してみると、アスペルガー症候群
という鑑定結果や診断が下された事件が多いという点に気づかされるのだ。
本書では、アスペルガー症候群の特性と犯罪に関係があるのか、という疑問に、
現在まで積み重ねられてきた科学的知見に基づき、できる限り答えようと思う。
【目次】
第1章 アスペルガー症候群の特性と犯罪
第2章 暴力行為の防波堤は家族
第3章 暴力アスペの問題と海外の研究
第4章 犯罪事件をふり返る
第5章 少年犯罪とアスペルガー症候群
第6章 アスペルガー症候群と医療観察法
第7章 精神発達病理学的視点とADHD
第8章 これから私たちが考えること
あとがきに代えて――診断とは何か
【著者紹介】
井出草平(いでそうへい)
1980年大阪生まれ。専門は社会学。博士(人間科学)。大阪大学非常勤講師。
大阪大学人間科学研究科課程博士修了。著書に『ひきこもりの社会学』(世界思想社)、
共著に『家族を超える社会学』(新曜社)、『日本の難題をかたづけよう』(光文社新書)。
大阪府子ども・若者自立支援事業専門委員。2010年度より大阪府のひきこもり支援事業
に関わる。
私たちは、1997年の酒鬼薔薇聖斗による犯行に戦慄し、2000年の「17歳の
犯罪」を経験し、動機の理解できない少年凶悪犯罪の数々に驚きを持ってきた。
2014年になった今でも、その犯罪と動機を理解し得ないままだ。しかし、10
年あまりの歳月が過ぎ、これらの事件を見返してみると、アスペルガー症候群
という鑑定結果や診断が下された事件が多いという点に気づかされるのだ。
本書では、アスペルガー症候群の特性と犯罪に関係があるのか、という疑問に、
現在まで積み重ねられてきた科学的知見に基づき、できる限り答えようと思う。
【目次】
第1章 アスペルガー症候群の特性と犯罪
第2章 暴力行為の防波堤は家族
第3章 暴力アスペの問題と海外の研究
第4章 犯罪事件をふり返る
第5章 少年犯罪とアスペルガー症候群
第6章 アスペルガー症候群と医療観察法
第7章 精神発達病理学的視点とADHD
第8章 これから私たちが考えること
あとがきに代えて――診断とは何か
【著者紹介】
井出草平(いでそうへい)
1980年大阪生まれ。専門は社会学。博士(人間科学)。大阪大学非常勤講師。
大阪大学人間科学研究科課程博士修了。著書に『ひきこもりの社会学』(世界思想社)、
共著に『家族を超える社会学』(新曜社)、『日本の難題をかたづけよう』(光文社新書)。
大阪府子ども・若者自立支援事業専門委員。2010年度より大阪府のひきこもり支援事業
に関わる。
内容(「BOOK」データベースより)
私たちは、1997年の酒鬼薔薇聖斗による犯行に戦慄し、2000年の「17歳の犯罪」を経験し、動機の理解できない少年凶悪犯罪の数々に驚きを持ってきた。2014年になった今でも、その犯罪と動機を理解し得ないままだ。しかし、10年あまりの歳月が過ぎ、これらの事件を見返してみると、アスペルガー症候群という鑑定結果や診断が下された事件が多いという点に気づかされるのだ。本書では、アスペルガー症候群の特性と犯罪に関係があるのか、という疑問に、現在まで積み重ねられてきた科学的知見に基づき、できる限り答えようと思う。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井出/草平
1980年大阪生まれ。専門は社会学。博士(人間科学)。大阪大学非常勤講師。大阪大学人間科学研究科博士後期課程修了。大阪府子ども・若者自立支援事業専門委員。2010年度より大阪府のひきこもり支援事業に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1980年大阪生まれ。専門は社会学。博士(人間科学)。大阪大学非常勤講師。大阪大学人間科学研究科博士後期課程修了。大阪府子ども・若者自立支援事業専門委員。2010年度より大阪府のひきこもり支援事業に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2014/10/15)
- 発売日 : 2014/10/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 341ページ
- ISBN-10 : 4334038239
- ISBN-13 : 978-4334038236
- 寸法 : 18.2 x 11.3 x 2 cm
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2017年2月22日に日本でレビュー済み
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発達障害者の支援の難しさを感じます。でも考え方や感じかたを知ることができます。暗い気分にはなりますが、勉強になります。
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2019年6月28日に日本でレビュー済み
以前にもこの著者は複数の社会的に話題となった事件を例に挙げ、犯人がアスペルガー症候群であったとして、ASDは犯罪者予備軍であり強度の監視に置くべきだとの主張を展開していた。
しかしこの主張は、
1.犯人がアスペルガー症候群であったという根拠は全く示されていない
2.仮に犯人が実際にアスペルガー症候群であったとして、それが事件を起こす要因であったと考えられる要素が一切示されない
3.仮に犯人がアスペルガー症候群で、且つそれが事件の要因だったとして、ASD者が定型発達者と比べ事件を起こしやすいという統計的根拠が全く無い
という、極めて稚拙なものであった。
要するに、著者の主張は自らの差別心にのみ基づく逆恨みというほかないものであり、某国人は犯罪性向があるだとか、女性は遺伝的に男性より劣っている/優れているなどといった妄言と全く同質のものである。
このような主張をする人物が堂々と研究者として活動し、書籍まで出しているという状況は嘆かわしい。彼には検証可能な根拠に基づき、論理的に説を組み立てるという研究者として最低限守るべき規範すら守れていない。剰え一方的な差別心を剥き出しにし、なお科学的に妥当であるかのような形で特定の社会集団を攻撃するなど、卑劣極まりない。
しかしこの主張は、
1.犯人がアスペルガー症候群であったという根拠は全く示されていない
2.仮に犯人が実際にアスペルガー症候群であったとして、それが事件を起こす要因であったと考えられる要素が一切示されない
3.仮に犯人がアスペルガー症候群で、且つそれが事件の要因だったとして、ASD者が定型発達者と比べ事件を起こしやすいという統計的根拠が全く無い
という、極めて稚拙なものであった。
要するに、著者の主張は自らの差別心にのみ基づく逆恨みというほかないものであり、某国人は犯罪性向があるだとか、女性は遺伝的に男性より劣っている/優れているなどといった妄言と全く同質のものである。
このような主張をする人物が堂々と研究者として活動し、書籍まで出しているという状況は嘆かわしい。彼には検証可能な根拠に基づき、論理的に説を組み立てるという研究者として最低限守るべき規範すら守れていない。剰え一方的な差別心を剥き出しにし、なお科学的に妥当であるかのような形で特定の社会集団を攻撃するなど、卑劣極まりない。
2020年5月5日に日本でレビュー済み
アスペルガー症候群へのアプローチで重要な点を整理すると、
・養育、治療のいずれかだけのアプローチもうまく行かないため
「療育」が求められること。
・暴力的になりづらいのがアスペルガーの特徴だが、数%ある例
では組織や学校を崩壊させるに至るほどの破壊力があるので、
最大限気を配って向き合うこと。
・アスペルガーとADHDの違いについて後半部に解説が書かれて
います。
個人的な見解は、ADHD/アスペルガー/LDはモグラたたきと
一緒で、どれかをひっこめるとあちらが出て来る、ような関係に
あるのではなかろうかと思います。小学校時代、一番の友達に
なった子は明らかにLDでした。
長じて、自ら近づいて来る女子たちはADHDの傾向満載です。
何か関係あるはずです。色々面倒くさいので外国人女子がいい♪
て言ってあれこれ突っぱねてます。ごめんなさい(笑)。
・養育、治療のいずれかだけのアプローチもうまく行かないため
「療育」が求められること。
・暴力的になりづらいのがアスペルガーの特徴だが、数%ある例
では組織や学校を崩壊させるに至るほどの破壊力があるので、
最大限気を配って向き合うこと。
・アスペルガーとADHDの違いについて後半部に解説が書かれて
います。
個人的な見解は、ADHD/アスペルガー/LDはモグラたたきと
一緒で、どれかをひっこめるとあちらが出て来る、ような関係に
あるのではなかろうかと思います。小学校時代、一番の友達に
なった子は明らかにLDでした。
長じて、自ら近づいて来る女子たちはADHDの傾向満載です。
何か関係あるはずです。色々面倒くさいので外国人女子がいい♪
て言ってあれこれ突っぱねてます。ごめんなさい(笑)。
2016年6月8日に日本でレビュー済み
不愉快な内容だったが、自分自身に突き付けられる問題として学びになった。たしかに、私のなかに衝動的な暴力性(キレる)問題があり、認知行動療法と投薬によって継続的な治療を受けている。今のところ私は犯罪を犯していない。仕事もしている。だが、もしかすると私は他人の痛みを一切知り得ず、他者の心にまったく共感できず、アダルトビデオと実際の痴漢との区別もできないような欲望を秘めているのかもしれない。なによりも、著者が記述する犯罪者たちの言動が、なぜか私には共感できてしまったところが、我ながら恐ろしい。自分はいつでも犯罪者になり得るのだ。それを防ぐためには、継続的に医師にかかることは必要不可欠なのだ。そのことを強く感じさせられた本だった。
2016年7月23日に日本でレビュー済み
なかなか面白い本です。
アスペルガーと触法行為についての文献はほぼ網羅して、医療観察法についての言及もあります。要は、アスペルガー症候群は医療観察法の適用対象ではないが、実は、医療観察法に馴染むと指摘されています。
ただ、惜しむらくは、著者は、アメリカ精神医学界のDSMを過大に評価しすぎています。
DSMは、ただ、薬を出す為のマニュアルとして作られ、日本に導入された訳で、この点を見落とすと、著者が述べるように、一定の経験があれば、DSMでは、誰がみても、同じ診断名になる、という、精神医学を冒瀆することに繋がります。
アスペルガーと触法行為についての文献はほぼ網羅して、医療観察法についての言及もあります。要は、アスペルガー症候群は医療観察法の適用対象ではないが、実は、医療観察法に馴染むと指摘されています。
ただ、惜しむらくは、著者は、アメリカ精神医学界のDSMを過大に評価しすぎています。
DSMは、ただ、薬を出す為のマニュアルとして作られ、日本に導入された訳で、この点を見落とすと、著者が述べるように、一定の経験があれば、DSMでは、誰がみても、同じ診断名になる、という、精神医学を冒瀆することに繋がります。
2015年5月31日に日本でレビュー済み
問題提起をしたい、ということは分かりました。
多くの資料から数字も提示されていて、一見、実態を力強く示しているようにも見えます。
また、被害者視点をきちんと書いておきたい、という点は評価できると思います。
暴力への家族の対応の限界なども、そうだろうな、と思います。
しかし、数字は、その母数集団の取り方が分からなかったり、数字からの結論が短絡すぎる感が否めません。
また、他の方のレビューにもあった用語の使い方や、療育や学校などの機能、役割の部分で充分当事者を取材しきれていないのか、掘り下げ方が浅いです。そこが一番残念なところでしょうか。
私の知る限り、発達障害をもつ子どもの親には、この本で書かれなくとも、我が子を加害者にも被害者にもしないためにどうしたらよいか日常の中で考え続けて、勉強したり、療育を受けたり、親のトレーニングを受けたりしている人が多いです。
そんな中で、好ましい成長を見て安心したと思っていたら、犯罪につながりかねない、または被害者になりやすい行動をされて苦しむ、、を繰り返してます。
発達障害の当事者、当事者家族など周辺の人々を、もっと深く取材してれば、より複雑でリアルな現実を書けたのではないかと思いました。
多くの資料から数字も提示されていて、一見、実態を力強く示しているようにも見えます。
また、被害者視点をきちんと書いておきたい、という点は評価できると思います。
暴力への家族の対応の限界なども、そうだろうな、と思います。
しかし、数字は、その母数集団の取り方が分からなかったり、数字からの結論が短絡すぎる感が否めません。
また、他の方のレビューにもあった用語の使い方や、療育や学校などの機能、役割の部分で充分当事者を取材しきれていないのか、掘り下げ方が浅いです。そこが一番残念なところでしょうか。
私の知る限り、発達障害をもつ子どもの親には、この本で書かれなくとも、我が子を加害者にも被害者にもしないためにどうしたらよいか日常の中で考え続けて、勉強したり、療育を受けたり、親のトレーニングを受けたりしている人が多いです。
そんな中で、好ましい成長を見て安心したと思っていたら、犯罪につながりかねない、または被害者になりやすい行動をされて苦しむ、、を繰り返してます。
発達障害の当事者、当事者家族など周辺の人々を、もっと深く取材してれば、より複雑でリアルな現実を書けたのではないかと思いました。
2015年9月18日に日本でレビュー済み
「アスペルガー症候群と犯罪は関係があるのか?」という問いかけには一定の価値がある。
また大量の文献が挙げられており今後この問題に取り組む研究者にとって一助となるであろう。
その2点についての評価で星2とした。が、限りなく星1に近い。
まず著者はアスペルガーの専門家ではない。(専門はひきこもりである)
彼のブログを見るとアスペルガーに関する本や文献についてよく勉強しているのがわかる。
だが彼は医療従事者でも教育者でもない。実際にアスペルガー症候群の患者と向き合ってはいない。
「科学的なエビデンス(=本や文献の知識)」によって論じるのは「個人的な体験や、専門家・支援者の印象論」に堕するのを恐れてではない。
それしか出来ないのだ。井出は「アスペオタク」にすぎない。
机上の議論が全く無意味とまで言わない。最初に書いたように一定の評価はできる。
1章~3章、7章は読む価値が無くは無い。それ以外はツギハギだらけの文章で出来の悪い学生のレポートを読む気分だ。
最大の問題はアスペルガーが「人と物の区別がつかない(つきにくい)」と書いてある部分だ。これについての「科学的エビデンス」は示されていない。
そしてこの思い込みによって議論が展開されていく。
医療関係者でも教育者でも法律家でもないのに議論を広げ過ぎて収集がつかなくなっている。
彼の専門は社会学であるらしい。一体社会学とは多方面にわたって知ったかぶりをしつつわかったようなコメントをする学問であるのだろうか。
そうではあるまい。いやしくもあとがきで「研究者」を自任するのであれば現場に飛び込まずして何ができるというのか。
ひきこもりの研究を続けるならそれもいいだろう。アスペルガーの研究をするのであれば多方面と連携してデータを取ることもできるだろう。
著者はまだ若い。文献を読み漁る情熱を研究にあて是非とも「研究者」として大成してほしいものである。
また大量の文献が挙げられており今後この問題に取り組む研究者にとって一助となるであろう。
その2点についての評価で星2とした。が、限りなく星1に近い。
まず著者はアスペルガーの専門家ではない。(専門はひきこもりである)
彼のブログを見るとアスペルガーに関する本や文献についてよく勉強しているのがわかる。
だが彼は医療従事者でも教育者でもない。実際にアスペルガー症候群の患者と向き合ってはいない。
「科学的なエビデンス(=本や文献の知識)」によって論じるのは「個人的な体験や、専門家・支援者の印象論」に堕するのを恐れてではない。
それしか出来ないのだ。井出は「アスペオタク」にすぎない。
机上の議論が全く無意味とまで言わない。最初に書いたように一定の評価はできる。
1章~3章、7章は読む価値が無くは無い。それ以外はツギハギだらけの文章で出来の悪い学生のレポートを読む気分だ。
最大の問題はアスペルガーが「人と物の区別がつかない(つきにくい)」と書いてある部分だ。これについての「科学的エビデンス」は示されていない。
そしてこの思い込みによって議論が展開されていく。
医療関係者でも教育者でも法律家でもないのに議論を広げ過ぎて収集がつかなくなっている。
彼の専門は社会学であるらしい。一体社会学とは多方面にわたって知ったかぶりをしつつわかったようなコメントをする学問であるのだろうか。
そうではあるまい。いやしくもあとがきで「研究者」を自任するのであれば現場に飛び込まずして何ができるというのか。
ひきこもりの研究を続けるならそれもいいだろう。アスペルガーの研究をするのであれば多方面と連携してデータを取ることもできるだろう。
著者はまだ若い。文献を読み漁る情熱を研究にあて是非とも「研究者」として大成してほしいものである。