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アサッテの人 単行本 – 2007/7/21

5つ星のうち 3.6 54件のカスタマーレビュー

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商品の説明

受賞歴

第137回(平成19年度上半期) 芥川賞受賞
第50回(2007年) 群像新人文学賞受賞

内容紹介

村上龍以来、約30年ぶりの快挙!
第50回群像新人賞、第137回芥川賞をダブル受賞した小説「アサッテの人」が刊行となりました。
群像新人賞では選考委員各氏が絶賛し、芥川賞では、小川洋子氏、川上弘美氏、黒井千次氏ほかの支持を得ての受賞となりました。
下記に各氏の選評を紹介します。

*一度読んで楽しむだけでなく、繰り返しめくれば、あちこちに新しい発見がある(中略)個々のエピソードが光っていて、音に身を寄せた精密な言葉送りに頭の中がからからと明るくなった。 <多和田葉子氏>

*文章や構成に緊張感がありとにかく面白く読める。 <藤野千夜氏>

*「アサッテ」的リズムが、なんともいえない滑稽さともの悲しさを醸し出している。 <堀江敏幸氏>

*ノンセンスの馬鹿馬鹿しさと高度に知的な設計とを破綻なく共存させた力業だ。 <松浦寿輝氏>

*きわめて意識的な言葉へのこだわりをもとに書かれている。そのこだわりには、一度身体ごとそれにもっていかれた人ならではの自然さがある。 <加藤典洋氏>


●本の内容
「ポンパ!」 突如失踪してしまった叔父が発する奇声!
アパートに残された、叔父の荷物を引き取りに行った主人公は、そこで叔父の残した日記を見つける。
現代において小説を書く試みとは何なのか? その創作の根源にある問いに、自身の言葉を武器に格闘し、練り上げられていく言葉の運動。精緻にはり巡らされた構造と、小説としての言葉の手触りを同居させた、著者の大胆な試み。
読書家としても知られる各氏をうならせた、驚異の才能のデビュー作!

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登録情報

  • 単行本: 202ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/7/21)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4062142147
  • ISBN-13: 978-4062142144
  • 発売日: 2007/7/21
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6 54件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 527,554位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 単行本 Amazonで購入
言葉を音だけに注目し、文脈のなかにぶっこんで文脈をずらす。読み出した当初、松本人志やバカリズムなどシュールなお笑いを連想した。現代美術にもそういうのはある。けれど、叔父の吃音の悩みのくだりあたりから、言葉の脆弱さにも気づかされ、それに敏感なひと(作者)の哲学が炸裂し、ああこれは小説でないと表現できないなと思った。
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形式: 文庫
10年程、小説から遠のいていました。と言うのも最近の流行小説に何のインパクトも得られなかったからです。最近は新書版のエッセイに逃げておりました。ですが、この諏訪哲史さんの作品は小説離れしていた自分を再度この世界に引き込ませてくださる強烈な魅力を持っていらっしゃいます。こういう手法で小説を書く作家に初めて出会ったことに驚きました。個人的には筒井康隆と出会ったとき以来の衝撃でした。
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形式: 文庫 Amazonで購入
 第137回芥川賞作品。人間の「実存」を「言葉の〈音〉と〈意味〉」に絡めて問うている。
 「私」は、失踪した叔父(明)の奇妙な言葉を発するふるまいの理由を掘り下げていきたい、
と考えている。例えば、「ポンパッ」「チリバッハ」「ホエミャウ」など。そして、叔父のこ
とを書こうとした「アサッテの人」の意味も追い求める。なぜ、叔父が奇妙な言葉を発し続け
るのか。「私」が読者に協力を求めながら資料を読み解き分析していこうとした作品である。
小説を編んでいく材料は、叔父をモデルにした小説原稿、個人的な記憶、叔父の日記、日記と
いうより手記などである。六年前に書いた原稿は、叔父の妻朋子さんの「家庭スケッチ・1、2
、3」が中心であり、結婚後の叔父の奇行が描写されている。「私」の描写は時系列ではないの
で、叔父の人生を「四期」に分類してみると理解しやすいし、様々な疑問もわいてくると思う。
 
 第一期は、「吃音時」、吃音に悩まされていた期間である。「叔父の一冊目の日記より(吃
音の思い出)(厭世思想の頃)(好きな言葉)」から抜粋されている。言語障害をもち「世界か
ら疎外されている」という意識、「ショウペンハウアー風な世界に囚われている」(自分の意志
で生きているように見
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投稿者 hit4papa トップ1000レビュアー 投稿日 2012/8/4
形式: 文庫
失踪した叔父の、言葉にまつわる奇妙なおこないの原因を、小説という手段を使って解き明かそうとする「私」。残された日記から、叔父のあらゆる通念、あらゆる凡庸を、たえず回避しつづけようとする目まぐるしい転身本能を見出していく。

ここでいう言葉にまつわる奇妙なおこないとは、叔父=明が日常で突如として発する周囲には意味不明の言語活動のことだ。<<ポンパ>>、<<チリパッパ>>、<<ホエミャウ>>、<<タンポテュー>> ・・・
同一の言葉であっても、異なる文脈で使われ、他人が理解することを積極的に求めない。この言語感覚が、どうにも笑いのツボにはまってしまう。

他人の夫婦の諍いを目の当たりにして、夫の方にアドバイスをする明。「つまり、それは、タンポテューだ」という具合。明の妻 朋子、そして「私」がそれぞれの意味を解釈しようとする過程に、明の奇矯な行動を迎え入れようとする二人の暖かさが滲みでている。

明は幼い頃から吃音症に悩まされていた。矯正を試みるも失敗してしまうのだ。ところが、二十歳のある日、郵便ポストを見て突然、吃音が治ってしまう。世界に準じた言語感覚を身につけた明。しかし、このことで明は、狭隘な世界に閉じ込められる不快感に苛み始めるられるのだった。
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投稿者 マキ VINE メンバー 投稿日 2009/1/22
形式: 単行本
これは小説なのかな・・・と思いながら読みすすめました。
技巧なのか感性なのか、ばらばらとしたものをばらばらのまま
ひとつの小説に仕立て上げてしまっている・・・。

失踪してしまった、「アサッテ」な言動をする叔父について。
風変わりな叔父を小説の題材にしようとしていた主人公が、
当人の日記のなかの苦悩を読んでしまったことによって書けなくなっていく。

無意味なことばを叫ぶという行為で
社会的なものを突き抜けていく。
でもその行為自体も、意味と目的を意識してしまえば
もう無邪気に世界を超えていくことはできなくなる。

すごく自意識と言葉にこだわった小説なのです。
誰でも突然、場にふさわしくない行動をとりたい衝動に駆られたり
こっそりバカで無意味なことをしてみたくなったりすることがあると思うけど
そのことがものすごく切実な、自分の存在に関わる葛藤になっていくのです。

それにしても。
お話にでてくるアサッテ語の「ポンパ」とか「タポンテュー」とか「チリパッハ」とか
かなり魅力的な響き。
意味をとりさっていくと、面白い言葉っていっぱいあります。
私は最近は「ぽあんかれ」というのがちょっとお気に入り。
なんともまぬな響きで、毒気が抜かれます。
仕事中に叫びたくなりそうです。
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