芸術をテーマにした漫画は難しいと思います。漫画というものは音も動きもないから。
例えば「天才小説家」の話だったり「天才画家」の話だったり…
それらは漫画の絵で表現するのが非常に難しいので、だいたいの作品はモブキャラが言葉で誉めて表現
しています。主人公の書いた小説を読んだモブキャラがガクガク震えだして「て、天才だぁ~」って感じで。
もちろん「演劇の才能」を漫画作品で表現するのも至難の業だと思われます。
「ガラスの仮面」ではそれが巧みになされていたので名作と呼ばれるのでしょう。
この作品は画力もだが、天才を表現する力が群を抜いている。
今回のテーマは「怒り」。これまでの人生経験をもとに演技をする景からすると
思い出そうとしても怒った経験がなく、演技の伸びは行き詰まるが…
怒りと悲しみは似ていることに気が付き、人生最大の悲しみ、母親の死。
そこから手繰り寄せられた、ある人物に対するどす黒い憎悪。
その感情に行き着いた瞬間の景の姿は、漫画を読んでいる読者でしかないのにも関わらず、
見た瞬間ゾクリとさせられる雰囲気というか、圧のようなものを発している。
その前のシーンに、「普通に優秀」な百城の「普通に良い感じの」怒りの演技を見ているため
景の「異常で異質な」、「演技のような何か」を対比として際立たせている。
アクタージュ act-age 9 (ジャンプコミックス) (日本語) コミックス (紙) – 2019/12/4
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内容紹介
舞台「羅刹女」の演出家・山野上花子との出会いによって想像力を広げる芝居に目覚めた夜凪。まるで神になったような感覚を自らに暗示させ、芝居の中では自分の空想の世界が絶対であるという山野上の教えを基に夜凪は「羅刹女」の世界へ没入していく──。新たな表現力を身につけた夜凪は降板しようとする王賀美の説得に急ぐ!
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