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アイドル進化論 南沙織から初音ミク、AKB48まで(双書Zero) 単行本 – 2011/1/27

5つ星のうち 2.3 3件のカスタマーレビュー

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商品の説明

著者からのコメント

私は、社会学者であると同時にアイドル好きでもあります。それも、かなりの。そのため、この本には、その時々で私が熱中したり、要チェックと思ったアイドルについての記憶が顔をのぞかせたりします。旧くは麻丘めぐみやキャンディーズについての、少し前なら、水野あおいやモー娘。(と『ASAYAN』)についての。

もちろん、この本で私は、1970年代の南沙織から、初音ミクやAKB48など現在のアイドルまでを取り上げ、客観的な分析を加えています。けれど、それだけでなく、私個人の体験も書き記しましたから、どっちつかずの視点で書かれているとお感じになる方もいるかもしれません。

しかし私は、その語り口そのものが、70年代以降の多くの日本人に染み付いたスタイルではないかと感じています。本書のキーワードである「二つの視線」、すなわち、アイドルに対する愛着の視線と批評のそれは、一見すると相容れないものです。しかしそれは、私と同時代を生きた日本人なら少なからず身につけているものではないでしょうか。

というのもそれは、テレビを見ることによって身についたものだからです。私自身、『スター誕生!』とか『ザ・ベストテン』といったテレビ史に残る番組だけでなく、世間的にはまだ無名のアイドルが多数出演するような、いつの間にか始まっていつの間にか終わってしまう深夜の番組ですら、飽きることなく見続けてきました。テレビの前で、あるときはアイドルに入れ込み、あるときはツッコミを入れるということを繰り返してきたのです。こうしてアイドルに対する愛着と批評の視線が培われたのだと、今になって思います。

この本でまず目指したのは、テレビを見ていた当時の「現場」に私自身を投げ入れ、そのときの感覚を再現することでした。そこでの高揚感がもつリアルな感触を再現したいと考えたのです。

アイドルとは、その時代ならではの輝きを放つ存在です。1960年生まれの私に近い世代の方には、本書を読んで、その名前とともに当時の空気をリアルに思い出していただければと思います(「○○ちゃんが触れられてないじゃないか」という方、すみません)。

そのリアルさは、じつは世代には関係なく感じ取れるものではないかという気もしています。アイドルとファンの関係は、本質的には意外に変わっていない、というのが書き終えての実感です。そこには時代を超えた日本人の感性というものがあるのかもしれません。

そういうわけで、本書は80年代生まれのアイドルファンにも楽しんでいただけることと思います。世代を超えてひとりでも多くの方にこの本を手にとっていただけることを願っています。

出版社からのコメント

★すべてのアイドルファンのための基本書、遂に登場!

20thシングル「桜の木になろう」発売を目前に控えるAKB48、「エヴァンゲリオン」の綾波レイをも参考にして作られた初音ミク----。

これら現代のアイドル達は、それ以前とどこが同じで、どう違っているのか?

本書を貫く二つのキーワード、「愛着の視線」と「批評の視線」から、その異同が鋭く論じられるのはもちろん、現在のアイドル文化の源流をなす70年代の南沙織から2010年代までのその歴史を、気鋭の社会学者がヴィヴィッドに描き出します。

登場するのは、70年代の中3トリオ(山口百恵、森昌子、桜田順子)や新御三家(郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎)、ピンク・レディーやキャンディーズ...。

松田聖子が一世を風靡した80年代では、「花の82年組」(中森明菜や小泉今日子、松本伊代ら)やオールナイターズ、おニャン子クラブ、森高千里、さらには松本明子などバラドルたち...。

SMAPが大ブレイクした90年代では、モー娘。のほか、『新世紀エヴァンゲリオン』で綾波レイ役を務めた声優アイドル・林原めぐみ、宮沢りえや観月ありさなど「美少女」系アイドル、さらには有賀さつきら女子アナたち...。

そして00年代、ますます洗練されていくSMAP、05年にメジャーデビューを果たしたPerfume、さらには「理想のライブアイドル」にして永遠の「16歳」初音ミクや、「会いに行けるアイドル」AKB48など。

つねに完成することなく〈過程〉にある存在こそ、アイドルたり得るというテーゼをも携えながら、本書は日本のアイドル文化を通観し、そこに底流する〈日本的なるもの〉を浮かび上がらせていきます。

社会学者にしてアイドルファンである著者でなければ達成しえなかった、アイドルの社会学の誕生です。

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登録情報

  • 単行本: 286ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2011/1/27)
  • ISBN-10: 4480864083
  • ISBN-13: 978-4480864086
  • 発売日: 2011/1/27
  • 梱包サイズ: 18.6 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.3 3件のカスタマーレビュー
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VINEメンバー
2011年5月21日
形式: 単行本|Amazonで購入
0コメント| 12人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? 違反を報告
VINEメンバー
2011年5月25日
形式: 単行本|Amazonで購入
0コメント| 28人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? 違反を報告
2011年3月25日
形式: 単行本
0コメント| 14人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? 違反を報告