アイアイの保護と研究のために実際にマダガスカル島で過ごした研究者による著書です。
アイアイの形態・食性・繁殖、マダガスカルの自然環境などについて、経験談や他の研究者の意見などと共に書かれています。
特にアイアイの形態と食性についての研究結果と意見が詳しく述べられており、他の研究者の主張の問題点を指摘しています。
あくまで著者の主張であるということは一応頭に入れておいた方が良いかもしれません。
読んでいる限りでは著者の意見が正しいとは思いますが。
アイアイを全く知らない人が読んだら勿論ビックリすると思いますが、ある程度知っている、もしくは知っているつもりの人が読むともっとビックリすると思います。
古い本ではありますので今は新事実が発見されているかもしれませんが、それでも読んで損はない一冊です。
どうぶつ社さん、12月に無期休業とのことですが、いままでありがとうございました。
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