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[カズオ・イシグロ, 土屋 政雄]のわたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)
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わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Kindle版

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商品の説明

内容紹介

優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設へールシャムの親友トミーやルースも「提供者」だった。キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度……。彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていく。解説:柴田元幸

出版社からのコメント

著者のどの作品をも超えた鬼気迫る凄みをこの小説は獲得している。現時点での、イシグロの最高傑作だと思う
ーー柴田元幸(本書解説より)

英米でベストセラーとなったカズオ・イシグロの最新長篇『わたしを離さないで』は、発売後ただちに《タイム》誌のオールタイムベスト
100(1923~2005年発表の作品が対象)に選ばれる快挙を成し遂げただけでなく、《ニューヨーク・タイムズ》《パプリッシャーズ・ウィークリ ー》《シアトル・タイムズ》《グローブ・アンド・メール》の主要紙誌においても2005年のベストブックの一冊に選定された。また、ヤングアダルトの読 者に読ませたい成人図書に与えられるアレックス賞を受賞したほか、ブッカー賞、全米批評家協会賞、コモンウェルス賞、BBCブッククラブ賞の最終候補に もなるなど、2005年に発売された英語圏の小説でもっとも話題になった一冊だ。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 533 KB
  • 紙の本の長さ: 450 ページ
  • 出版社: 早川書房 (2008/8/22)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B009DEMBO2
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 342件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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形式: 文庫 Amazonで購入
感想は人それぞれであり、多様な解釈ができることはこの小説の懐の深さを表しているものと思う。
こうした前提を踏まえたうえで感想を述べると、私はこの小説からオーウェル的な管理社会への恐怖、あるいは村上春樹的なシステムと個人の対立という主題を読み取ることはできなかった。
むしろ、限られた時間の中で友人と関係を結び、人を愛し、そして何かの役目を終えて死んでゆく、ありふれた人生の美しさ、切なさを強く感じた。
臓器移植やクローンのための学校という設定はそうした主題を際立たせるための舞台装置に過ぎない。私たちの人生はこの小説の登場人物より長いが、それは本当に救いなのだろうか。
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形式: 単行本
「事態の全貌が明らかになった時、読者は血も凍るような恐怖感を覚えることになる。魂の奥底にまで届くような衝撃がある」。脳科学者の茂木健一郎は、カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』の書評でこのように書きました。あらすじに注目した書評としては、あながち的外れでもないのでしょうが、私個人がこの作品に抱いた印象は大きく異なります。
運命を強制された人々の心の中にあっても、静かでも途絶えることのない感情の動き、それらをイシグロならではの抑制された文体で静謐に描き出した作品。私はそのような印象を受けました。三人の主人公、キャシー、ルース、トミーが共に過ごしたヘールシャムという施設、自らの手で選び取ることのできない運命、これらはあくまで舞台背景であって、この作品の本質を成すものではないように思われます。
他者の手で強いられた運命の中においてさえ、三人の心の内では、喜び、怒り、悲しみ、あらゆる感情が揺れ動きます。それは、三滴の雫が静かな水面に発生させた同心円の波が広がり、交錯して増幅し、すれ違い、そして去っていく様子が想起されます。
海辺の町クローマ(イングランドのLost Corner:遺失物置き場)は、この作品において極めて重要な土地ではないでしょうか。トミーがキャシーのために”Never Let Me Go”が収録されたカセットを探す町、ルースが自らの母親を探
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形式: 単行本
過酷な運命から逃げようとせず、受け入れながら生きる主人公たちの生き方が、
なぜか不自然には感じられません。
自分では動かしようのない、既成の制度や、階級のなかでとらわれて生きている私たち自身、
本当の意味で自由な存在ではないからかもしれません。

とはいえ、最後に全てを受け入れるように見えるキャシーの生き方が、
決して受動的な消極的なものではないところにこの小説のすごさがあります。
あきらめるのではなく、限りある生を、動かしがたい条件の下であっても、
彼らが丁寧に愛しみながら自己を賭けて生きるさまが描かれているからでしょうか。
 そこにこの静謐で穏やかな小説のもつ、凄みのようなものがあるように思えます。
 
 最後の場面は、何度読み返しても、苦しいほどの感動を覚えます。
希望がなければ生きられないと思いがちですが、あらゆる希望を奪われたとしても、
ひょっとしたら幸福な記憶だけでも人は自分を支えつづけることができるのではないか、と考えさせられました。
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形式: 単行本
ここ10年多くの本を読んできましたが、唯一読後に涙が零れた作品です。

主人公が語る、丹念に折り重ねられたタペストリーのような記憶(殆ど過去形で語られます)は、
握った手の指の隙間からさらさらと零れ落ちていく砂のようで、
それがこの小説の読後の『切なさ』を生み出していると思います。

『主人公達が何故運命に逆らわないのか理解出来ない』との意見も多いでしょうし、
実際当方の海外の友人もそう言っていました。無条件に愛や命の大切さを謳いあげ、運命を切り開く・・・
そういった作品は世界に山ほどありますが、この『わたしを離さないで』のテーマは他にある、と思います。
内容に少し触れてしまいますが、『提供』に関する様々な事柄は単に物語を牽引する役割に過ぎない、と思います。
作者が読者に考えてもらいたがっている大きなテーマだとは、個人的にはどうしても思えません。
『提供』へ向けて育てられ、人生を終えるという極端な設定、
それによって際立つ『人間ではない』とされた者達の心の動き、
それこそがこの作品で最も追うべきもので、生の美しさと儚さではないでしょうか?

とても美しく、そして哀しい、私達の限りある命への優しく暖かい眼差し、
そしてそんな想
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