一気に読み終わった。
人間の持ってる嫌な部分をとことん書いた話だけど実際本当にこんな事は良くある。
美人を売りにして図々しくタフに頑張る女性は強く美しい。ガムシャラに生きるこの小説の登場人物の様な人はたくさん実在すると思うし私の周りにもいる。
そして何故彼女達はこんなにも賢く美しいのに徹底的に頑張るのか。きっとそれぞれに生きる意味、小説の題名のごとく其々の信じる神様がいるのでしょう。
読後感は宜しくないが引き込まれて、あっという間に読める。
世の中、権謀術数渦巻き嫉妬でドロドロの良からぬ人間も多いので平和に暮らしたいなと思いました。
そして小島さん小説書くの上手だなと。
テクニック云々はどうでも良く違和感なく読み切れた。又吉さんの花火よりも読みやすかったです。
何度も読み返したい本と言うよりは、
建前ばかりの社会に対して盾突きたい時に本音しか書いていない本を読むとスッキリするのかなと思います。
半沢直樹の作者同様、小島さんも自分の古巣の業界に心底辟易して会社を辞めて自由になれたのでしょう。
私は好きです。
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