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わが上司 後藤田正晴―決断するペシミスト (文春文庫) 文庫 – 2002/6

5つ星のうち 4.1 17件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

警察戦国時代、「上司と部下」のヒューマン・ストーリー
良き上司後藤田正晴は部下佐々淳行をいかに叱咤し、鍛え、凶悪重大犯罪と闘い、危機を克服したか。波瀾万丈の戦後「危機管理」外史

内容(「BOOK」データベースより)

「東大落城」から「あさま山荘事件」まで、激動の“警察戦国時代”を指揮した後藤田正晴は、よき上司として、部下・佐々淳行をいかに叱責し鍛え、凶悪重大犯罪と闘い、危機を克服したか。退官後も続く二人の“特別権力関係”にみる「上司と部下」のヒューマン・ストーリーにして、波瀾万丈の戦後「危機管理外史」。

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登録情報

  • 文庫: 442ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2002/06)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4167560097
  • ISBN-13: 978-4167560096
  • 発売日: 2002/06
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 17件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
本書は、中曽根内閣での安全保障室長だった佐々淳行氏と、その上司であった官房長官、後藤田正晴氏との働きぶりを中心とした、回顧録です。

この時期の日本の危機管理は、確固たるマンパワーに支えられて、うまくいっていたように思います。日本人としては、むしろ冷戦終了後にこそ、後藤田さん、佐々さんみたいな、有事に強い人が、リーダーとして存在して欲しいんですけれど、、、

蛇足ですが、マスコミでは悪玉にされちゃってましたが、まだヒラ大臣時代の橋本龍太郎が、佐々氏に時々さりげなくコメントしくんですが、それがすごくセクシーで、びっくりでした。
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形式: 文庫
佐々氏の著書は好きで、これまで5冊くらい読みました。だいたいどれも
同じような語り口、同じような内容ですが、飽きることがありません。
極めて良質のドキュメンタリーです。
「わが上司 後藤田正晴」だから主人公は後藤田氏かと思いましたが、
やはりそうではなく、主人公は佐々氏であり、その佐々氏を後藤田氏が
いかに使いこなしたか、という内容でした。でもやっぱり面白かったで
す。「特別権力関係」という間柄だそうですが、まるで三蔵法師と孫悟
空みたいですね。さんざん楯突くが、どうしても逆らえない。そして服
従する時は徹底的に。表紙の写真もそんな間柄をよく表しているように
思います。
あとがきに、佐々氏と時を同じくして後藤田氏に仕えた内閣五室長の一
人、的場順三氏が文を寄せておられます。ある時、的場氏が後藤田氏に
「佐々さん一人でも大変なのに、5人も猛者を使われて、大変だったで
しょう」と話しかけると後藤田氏は「そりゃ大変だった。わかっている
ならもう少し仕え方があっただろう」と答えたそうです。これなんか実
に端的に、当時の官房長官と内閣五室長の関係がわかる会話です。
後藤田氏も佐々氏もいまだに現役。時代が必要とする人というのは、こ
ういう人たちを言うのでしょう。
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形式: 文庫
後藤田正晴、という人のひととなりが随所にうかがえる。あさま山荘事件の折、批判に囲まれた疲れきった著者を普段の厳しい姿勢からは意外とも思えるような優しい言葉で慰労したエピソード、著者の夜の悪癖を言った人間に対して「奴は自分の金で綺麗に遊んでいる」とかばった逸話など本質的に思いやりのある人柄が伝わってくる。
また、内閣五室制度発足式典の後藤田官房長官の五訓、国益を思え、悪い報告こそせよ、勇気をもって意見具申せよ、自分の仕事ではないとは言うな、いったん決定が下ったら従え、はどこの組織でも肝に銘じるべき訓戒だが、官房長官の職にある人が改めて述べた点に凛としたものを感じる。
他にも後藤田正晴という人の人間味にあふれるエピソードに溢れており、カミソリと呼ばれた、かっての首相候補の人物像が浮きでる。ただし、こうしたものにはつきものだが、著者の人物評にあらわれる価値観がやや突出、どちらが主役かがわからなくなるきらいはある。
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投稿者 はらたいらさんに全部 トップ100レビュアーVINE メンバー 投稿日 2011/3/4
形式: 文庫
 初代内閣安全保障室長であった佐々淳行さんが、正しく間近で見てきた「後藤田正晴伝」、傍からは容易に知り得ない姿がいくつも克明に記してあり、読み応えがあります。
 この本の一番のテーマはやはり、解決困難と思われる重大事件の数々を捌いてきた後藤田長官の鮮やかな手腕。もったいぶらず無駄を徹底して省き、問題の本質を瞬時に把握して解決への方法を示す。「カミソリ」のあだ名は言い得て妙、いや、カミソリ以上の切れ味を誇っていると言っても過言ではありません。
 ひとつ注意したいのは、この本はあくまで「佐々さんご自身の目を通した後藤田長官の姿」であるという事。そこには、第三者では持ち得ない主観や感慨といったものもまた介在しますが、それがこの本の「味」でもある事もまた確かです。
 国家の困難を目の前にして、信念を持って対処してこられた人々の姿。心より尊敬致します。
 
 
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形式: 単行本
 佐々淳行さんだから書けた後藤田正晴伝だと思う。気骨の人同士の緊張感と節度ある友愛が伝わってくるようだ。
後藤田正晴官房長官、佐々淳行内閣安全保障室長のとき、官房長官の初訓示がいい。一.「省益を忘れ、国益を想え」。二.「悪い、本当の事実を報告せよ」。三.「勇気を以って意見具申せよ」。四.「自分の仕事でないというなかれ」。五.「決定が下ったら従い、命令は実行せよ」。
 大島三原山大噴火のときの、危機管理対応の章は息詰まるような臨場感がある。国事に携わるとはどういうことかを示しているようだ。
 人間性は、その人が語る人物評に出るという。後藤田正晴の島田叡氏(戦時中、最後の沖縄県知事)評。「旧内務省にはえらい人がおった。たとえば、米軍上陸がわかっとるのに最後の沖縄県知事として赴任した、島田叡さんという人がおる。前任者は病気とかなんとかいうて逃げて本土に帰ってきてしもうた。内務省は困ってしもうていろんな人に打診するが、引き受けるものがおらん。そこで島田さんに白羽の矢が立ったんじゃ。島田さんは断らんかった。行けば死ぬの分かってるのに単身赴任して、上陸作戦が始まるまでに一人でも多く県民を救おうと、学童疎開やったり、台湾から食料調達したり一生懸命働いた。米軍上陸の直前、非戦闘員の撤収が行われたんだが、島田さんは県民と一緒に残る、いうて脱出せなんだ。そして摩文仁の丘で
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