同人誌版を購入しています。
基本的にF氏が主催していたサークルの同人誌アンソロジー集がよりぬき版（F氏が原作シナリオを担当していた作品に限る）で商業化した形です。
F氏が主催していた「TSFのFのほん」は一般的な18禁アンソロジー系TSFとは異なる切り口で描いているのが特長だと思っています。
具体的には、性転換シーンの描写が多いこと、性別の変化を自覚・羞恥する描写が多いです。
僕は、そういう味付けは直接的なシーンより、TSFの変化の描写が濃い方が嬉しいのでありがたかったです。
収録仕様は、温田りょく先生の描きおろし表紙イラスト、裏表紙は「TSFのえふのほん3の下」の栗餅ちづる先生の表紙を使用し、同人誌版に強力している、あむぁい氏のコラム1本のほか漫画7作品が収録されており、作者あとがきが収録されています。
収録されている漫画は
「僕はサキュバス？」「僕はサキュバス見習い？（前編）」「僕はサキュバス見習い？（後編）」（栗餅ちづる）
「個人情報は大切に」（四葉モカ）
「俺、アタシ、私」（神谷スズ）
「復習の腕輪」（NOMU）
「身堕TS奴隷鬼」（温田りょく）
の以上7作品です。
同人誌版との違いは、「個人情報は大切に」において数ページほど同人誌版から加筆されているほか、「俺、アタシ、スズ」のおいて全体的に加筆修正がなされている事、同人誌版でフルカラー、
一部カラーになっていた作品がモノクロになっていること、B5版からB6版になっている事などの違いはあります。
本作を気に入った方、カラー化したものを読みたい方は同人誌版「TSFのFのほん」シリーズを購入する事をおすすめします。
収録されている7作品（うち3作品は同一シリーズ）のうちTSFのジャンル的には入れ替わり1作品、
変身作6作（異種化・悪魔化含む）となっています。僕は変身がどちらかというとどストライクなので好きです。
個人的には、僕はサキュバスシリーズ（特に1話）、個人情報は大切にが好きですね。
TSFのクオリティが素晴らしく高いです。このよりぬき版が2巻以降もあるならぜひ購入したいと思っています。
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