多彩な語り手のエピソードにより、既に多民族国家である英国の実相が良く理解出来る。民族的マイノリティがもたらす活力と、白人中心の大英帝国の過去の栄光を天秤に掛けて後者を選んだEU離脱の愚かしさも改めて実感する。単一民族国家が理想であると考える日本人こそ読むべき一冊。
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よい移民 単行本 – 2019/7/29
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購入オプションとあわせ買い
「よい」「わるい」はいつも他人が決める。
70年代以降に英国で生まれた移民2世・3世の著名なクリエイター21人が、
自己存在の意味や葛藤、社会の偏見などを繊細かつ巧みに表現し、
大きな反響を呼んだ話題の書が日本語版で登場。J・K・ローリング推薦。
★日本語版推薦
移民のひとたちは"よい移民"、つまりモデル・マイノリティでなければならないのだろうか。
求められている役割を演じなければ"悪い移民"なのか?
人種も境遇もさまざまな本音の声たちに耳を傾けながら、考え込んでしまっていた。
受け入れるとはどういうことか。アジア人であるとはどういうことか。
どちらの立場からしても、わたしたちは当事者だ。
――谷崎由依(作家、翻訳家)
多様なルーツを持つ人々が暮らすイギリスという国。
その日常に深く深く染み込んだ無知と差別、そしていつまでも逃れられない葛藤と戸惑い。
「黒人」であることで何かを期待される。「東アジア人」であることで何かを期待される。
メディアの上ではステレオタイプが繰り返され、おなじみの「悪いイメージ」を
払拭するために「よい移民」として振る舞おうとする子どもたちがいる。
なぜ無色透明であることは「白人」だけに許された特権なのか。
イギリスで「インド系」であること、「中国系」として生きることは一体何を意味するのか。
『よい移民』に収められた21の言葉は、「都合の“よい移民"」に対する
既存の安直なイメージを裏切るだろう。
突飛な何かが書かれている、ということではない。
21人の「移民」たちが描いた日常と感情の揺れ動きが、社会の根っこにある嫌なもの、
緊張感、哀しみを驚くほど鮮明に炙り出している。
――望月優大(ライター/ニッポン複雑紀行編集長)
★主な目次
編者まえがき
ナマステ(ニケシュ・シュクラ)
黒人になるためのガイド(ヴァレイッゾ)
私の名前は私の名前 (シメーヌ・スレイマン)
黄色 (ヴェラ・チョック)
ケンドー・ナガサキと私(ダニエル・ヨーク・ロー)
機会の窓 (ハイムシュ・パテル)
ニシュ・クマールは困惑するイスラム教徒か?(ニシュ・クマール)
テレビに映る黒人像と自分なりの「黒さ」 (レニ・エド=ロッジ)
「よい」移民を越えて(ウェイ・ミン・カム)
「そんなのだめだよ! お話は白人についてじゃないと」(ダレン・チェティ)
帰郷の途について(キエラン・イェイツ)
国旗(ココ・カーン)
アフリカに切り込む――黒人向けの床屋と男の話(イヌア・エラムス)
どこから来たか、どこで着ているか――移民と英国ファッション(サブリナ・マフーズ)
空港とオーディション(リズ・アーメッド)
カースト主義の永続(サラ・サヒム)
シェード(サリーナ・ゴッデン)
テロリストの妻(ミス・L)
トークニズムについて我々が語るときに語ること(ビム・アドワンミ)
死は多頭の怪物(ヴィナイ・パテル)
感謝知らずの国(ムサ・オクウォンガ)
訳者あとがき
70年代以降に英国で生まれた移民2世・3世の著名なクリエイター21人が、
自己存在の意味や葛藤、社会の偏見などを繊細かつ巧みに表現し、
大きな反響を呼んだ話題の書が日本語版で登場。J・K・ローリング推薦。
★日本語版推薦
移民のひとたちは"よい移民"、つまりモデル・マイノリティでなければならないのだろうか。
求められている役割を演じなければ"悪い移民"なのか?
人種も境遇もさまざまな本音の声たちに耳を傾けながら、考え込んでしまっていた。
受け入れるとはどういうことか。アジア人であるとはどういうことか。
どちらの立場からしても、わたしたちは当事者だ。
――谷崎由依(作家、翻訳家)
多様なルーツを持つ人々が暮らすイギリスという国。
その日常に深く深く染み込んだ無知と差別、そしていつまでも逃れられない葛藤と戸惑い。
「黒人」であることで何かを期待される。「東アジア人」であることで何かを期待される。
メディアの上ではステレオタイプが繰り返され、おなじみの「悪いイメージ」を
払拭するために「よい移民」として振る舞おうとする子どもたちがいる。
なぜ無色透明であることは「白人」だけに許された特権なのか。
イギリスで「インド系」であること、「中国系」として生きることは一体何を意味するのか。
『よい移民』に収められた21の言葉は、「都合の“よい移民"」に対する
既存の安直なイメージを裏切るだろう。
突飛な何かが書かれている、ということではない。
21人の「移民」たちが描いた日常と感情の揺れ動きが、社会の根っこにある嫌なもの、
緊張感、哀しみを驚くほど鮮明に炙り出している。
――望月優大(ライター/ニッポン複雑紀行編集長)
★主な目次
編者まえがき
ナマステ(ニケシュ・シュクラ)
黒人になるためのガイド(ヴァレイッゾ)
私の名前は私の名前 (シメーヌ・スレイマン)
黄色 (ヴェラ・チョック)
ケンドー・ナガサキと私(ダニエル・ヨーク・ロー)
機会の窓 (ハイムシュ・パテル)
ニシュ・クマールは困惑するイスラム教徒か?(ニシュ・クマール)
テレビに映る黒人像と自分なりの「黒さ」 (レニ・エド=ロッジ)
「よい」移民を越えて(ウェイ・ミン・カム)
「そんなのだめだよ! お話は白人についてじゃないと」(ダレン・チェティ)
帰郷の途について(キエラン・イェイツ)
国旗(ココ・カーン)
アフリカに切り込む――黒人向けの床屋と男の話(イヌア・エラムス)
どこから来たか、どこで着ているか――移民と英国ファッション(サブリナ・マフーズ)
空港とオーディション(リズ・アーメッド)
カースト主義の永続(サラ・サヒム)
シェード(サリーナ・ゴッデン)
テロリストの妻(ミス・L)
トークニズムについて我々が語るときに語ること(ビム・アドワンミ)
死は多頭の怪物(ヴィナイ・パテル)
感謝知らずの国(ムサ・オクウォンガ)
訳者あとがき
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社創元社
- 発売日2019/7/29
- 寸法12.8 x 18.8 cm
- ISBN-104422360116
- ISBN-13978-4422360119
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商品の説明
著者について
ニケシュ・シュクラ
作家。1980年ロンドン北西部ハロー生まれ。
デビュー小説Coconut Unlimited(2010)は、イギリスの文学賞コスタ賞処女小説部門の
候補作となり、以降の小説作品もイギリスの各種メディアで激賞される。
2014年に脚本執筆に携わった短編映画Two Dosasは数々の賞を獲得した。
本書の成功を受けて、有色人作家の作品を掲載する雑誌The Good Journal を創刊する。
2019年2月には本書のアメリカ版となるThe Good Immigrant: 26 Writers Reflect on
Americaを、シメーヌ・スレイマンと共同編集した。
子どもや若年層向けの図書出版にも力を入れ、人種差別の問題を扱った学習テキスト
『どうして肌の色が問題になるの?』(2018年に創元社から邦訳刊行)を
クレア・フーチャンと執筆している。
2016、17年と2年連続でイギリスの出版業界誌『ザ・ブックセラー』から
同業界で影響力を持つ100人の1人に選ばれた。
2019年には『タイム』誌から「次世代のアーティティストをつくる12人のリーダー」の
1人に選出された。
栢木清吾
翻訳者、研究者。1979年大阪生まれ。
神戸大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。
専門分野は、近現代イギリス史、「人種」と移民をめぐる社会的・文化的問題。
翻訳として、ヴロン・ウェアー「戦争を閃かす白人性――兵士・移民・シティズンシップ」
(『年報カルチュラル・スタディーズ』第3号、2015年)、
スチュアート・ホール「ホームの居心地、場違いな心地」(『現代思想』 2014年4月臨時増刊号)など。
主な論文として、「グローバル化・移民・都市空間」(田中東子・山本敦久・安藤丈将編
『出来事から学ぶカルチュラル・スタディーズ』ナカニシヤ出版、2017年)、
「移民史と海事史を越境する――20世紀初頭のアメリカ諸港における日本海員の「脱船」
を事例として」(塩原良和・稲津秀樹編『社会的分断を越境する――他者と出会いなおす
想像力』青弓社、2017年)がある。
作家。1980年ロンドン北西部ハロー生まれ。
デビュー小説Coconut Unlimited(2010)は、イギリスの文学賞コスタ賞処女小説部門の
候補作となり、以降の小説作品もイギリスの各種メディアで激賞される。
2014年に脚本執筆に携わった短編映画Two Dosasは数々の賞を獲得した。
本書の成功を受けて、有色人作家の作品を掲載する雑誌The Good Journal を創刊する。
2019年2月には本書のアメリカ版となるThe Good Immigrant: 26 Writers Reflect on
Americaを、シメーヌ・スレイマンと共同編集した。
子どもや若年層向けの図書出版にも力を入れ、人種差別の問題を扱った学習テキスト
『どうして肌の色が問題になるの?』(2018年に創元社から邦訳刊行)を
クレア・フーチャンと執筆している。
2016、17年と2年連続でイギリスの出版業界誌『ザ・ブックセラー』から
同業界で影響力を持つ100人の1人に選ばれた。
2019年には『タイム』誌から「次世代のアーティティストをつくる12人のリーダー」の
1人に選出された。
栢木清吾
翻訳者、研究者。1979年大阪生まれ。
神戸大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。
専門分野は、近現代イギリス史、「人種」と移民をめぐる社会的・文化的問題。
翻訳として、ヴロン・ウェアー「戦争を閃かす白人性――兵士・移民・シティズンシップ」
(『年報カルチュラル・スタディーズ』第3号、2015年)、
スチュアート・ホール「ホームの居心地、場違いな心地」(『現代思想』 2014年4月臨時増刊号)など。
主な論文として、「グローバル化・移民・都市空間」(田中東子・山本敦久・安藤丈将編
『出来事から学ぶカルチュラル・スタディーズ』ナカニシヤ出版、2017年)、
「移民史と海事史を越境する――20世紀初頭のアメリカ諸港における日本海員の「脱船」
を事例として」(塩原良和・稲津秀樹編『社会的分断を越境する――他者と出会いなおす
想像力』青弓社、2017年)がある。
登録情報
- 出版社 : 創元社 (2019/7/29)
- 発売日 : 2019/7/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4422360116
- ISBN-13 : 978-4422360119
- 寸法 : 12.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 283,616位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年12月20日に日本でレビュー済み
ストレートに翻訳しただけで、非常に読みづらいです。
ただ書きなぐった様な日記よりも乱雑な文章を
頭の中で補足や再構築しながら読み進めるのは本当に苦痛。
せめて段落くらいはしっかりしてほしい。
文章は塊の様に羅列すれば良いもんじゃないと思う。
誰か指摘しなかったのだろうか。
雑で頭に入ってこないから場面を頭の中で想像もできないし
真に何が言いたいかが伝わってこない。
翻訳した方には悪いけど、他の人が再編集した物を改めて読みたい。
ただ書きなぐった様な日記よりも乱雑な文章を
頭の中で補足や再構築しながら読み進めるのは本当に苦痛。
せめて段落くらいはしっかりしてほしい。
文章は塊の様に羅列すれば良いもんじゃないと思う。
誰か指摘しなかったのだろうか。
雑で頭に入ってこないから場面を頭の中で想像もできないし
真に何が言いたいかが伝わってこない。
翻訳した方には悪いけど、他の人が再編集した物を改めて読みたい。
2020年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在のヨーロッパではいわゆるポピュリズムが台頭しているためか、戦後進められてきた難民受け入れがここにきて大きな社会問題になっているようだ。私は、難民・移民問題の一方の当事者である移民の人たちが、一人の人間としてどういう経験をし、移民問題をどう考えているかを知るため本書を購入した。
印象として、社会思想の先進国と思われる英国においてさえも、移民した人たちの生活は予想以上に重苦しく厳しいようだ。この本を読むまで私は、「移民は移民先の国に同化する(その国の習慣、文化、宗教を受け入れる)べき」と思っていたが、この考えは現実を知らない者の幼稚な思い込みに過ぎないと分かった。つまり、民族意識や宗教について強固な固定観念を持ってしまっている移民第一世代は無理としても、数世代を経た移民家族は難しいと思われる宗教についても努力すれば普通のヨーロッパ人と同じようになること(同化)は可能だろうと思っていた。しかし、例えば外見(肌の色や人相・骨格など)が英国人と異なる移民家族は、何世代を経たとしても外見の同化までは不可能であり、外見や服装のほんのちょっとした差異であってもそれに起因する社会に漂う理不尽な偏見は生活のすべての面に及び、個人の力でそれに打ち勝つことは不可能なようだ。結果として並みの能力を持っている移民の人たちでも、彼らと同程度の能力を持つ英国人が享受している生活レベルを獲得することは難しく、最悪の場合は社会の底辺で暮らすことに甘んじなければならないようだ。ただし、この本の著者たちのように少数の能力ある人たちは作家、俳優、歌手、ジャーナリスト、学者などの特殊な職業で身を立てることは可能なようだ。
移民問題を克服することは、人類の歴史から考えればもちろん可能であろう。数世紀前の封建社会では、どの階級の親から生まれ出たかで、その人の社会的立場は決まってしまい住む土地、職業、結婚、そして着る衣服さえも社会秩序に縛られ自分で決める自由はなかった。しかし、今の社会はそうではない・・・。
本の評価としては、普通の移民の人の生活を綴った文章がなかったので、星四つとした。
印象として、社会思想の先進国と思われる英国においてさえも、移民した人たちの生活は予想以上に重苦しく厳しいようだ。この本を読むまで私は、「移民は移民先の国に同化する(その国の習慣、文化、宗教を受け入れる)べき」と思っていたが、この考えは現実を知らない者の幼稚な思い込みに過ぎないと分かった。つまり、民族意識や宗教について強固な固定観念を持ってしまっている移民第一世代は無理としても、数世代を経た移民家族は難しいと思われる宗教についても努力すれば普通のヨーロッパ人と同じようになること(同化)は可能だろうと思っていた。しかし、例えば外見(肌の色や人相・骨格など)が英国人と異なる移民家族は、何世代を経たとしても外見の同化までは不可能であり、外見や服装のほんのちょっとした差異であってもそれに起因する社会に漂う理不尽な偏見は生活のすべての面に及び、個人の力でそれに打ち勝つことは不可能なようだ。結果として並みの能力を持っている移民の人たちでも、彼らと同程度の能力を持つ英国人が享受している生活レベルを獲得することは難しく、最悪の場合は社会の底辺で暮らすことに甘んじなければならないようだ。ただし、この本の著者たちのように少数の能力ある人たちは作家、俳優、歌手、ジャーナリスト、学者などの特殊な職業で身を立てることは可能なようだ。
移民問題を克服することは、人類の歴史から考えればもちろん可能であろう。数世紀前の封建社会では、どの階級の親から生まれ出たかで、その人の社会的立場は決まってしまい住む土地、職業、結婚、そして着る衣服さえも社会秩序に縛られ自分で決める自由はなかった。しかし、今の社会はそうではない・・・。
本の評価としては、普通の移民の人の生活を綴った文章がなかったので、星四つとした。
2019年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イギリスで生まれ育ったり成長した「移民」とカテゴライズされる人々の「生の声」ではあるが、翻訳書である限り、そこには日本語というフィルターが介入して来る。慎重な翻訳者は、日本語の用語の中にある偏見に注意して、細心の注意を払って翻訳するだろうが、この翻訳者は、それが出来ていない。
これは研究者による研究者のための本であって、一般読者が読むのには向いていない。用語集や詳しい解説なくしてこの本は理解できない。他に適任者はいなかったのだろうかと思う。残念な翻訳のため、この本が持っていたパワーは失われている。残念な翻訳である。
これは研究者による研究者のための本であって、一般読者が読むのには向いていない。用語集や詳しい解説なくしてこの本は理解できない。他に適任者はいなかったのだろうかと思う。残念な翻訳のため、この本が持っていたパワーは失われている。残念な翻訳である。
2019年8月13日に日本でレビュー済み
イギリスに住む移民2世・3世が自身の経験をつづった21本のエッセイ集です。書き手それぞれが活躍する作家やクリエイターなので、文学作品としても面白いです。
目玉は、映画「ナイトクローラー」やスターウォーズシリーズにも出演している俳優のリズ・アーメッドのエピソードでしょうか。
多くが幼少期の非常に個人的なエピソードを綴っており、日本でもじゅうぶん起こりうるステレオタイプの押しつけや、無意識の差別に気づかされました。1つ1つのエピソードが短いので、細切れに読み進められます。
移民について興味があるけど、堅苦しいのはしんどいという人も読みやすいかと。また「私は移民に理解がある」と思っている人ほど、読むとまだまだ自分の想像力が足りていないことに気づかされます。私がそうでした。
おすすめです。
目玉は、映画「ナイトクローラー」やスターウォーズシリーズにも出演している俳優のリズ・アーメッドのエピソードでしょうか。
多くが幼少期の非常に個人的なエピソードを綴っており、日本でもじゅうぶん起こりうるステレオタイプの押しつけや、無意識の差別に気づかされました。1つ1つのエピソードが短いので、細切れに読み進められます。
移民について興味があるけど、堅苦しいのはしんどいという人も読みやすいかと。また「私は移民に理解がある」と思っている人ほど、読むとまだまだ自分の想像力が足りていないことに気づかされます。私がそうでした。
おすすめです。
2023年4月30日に日本でレビュー済み
移民に関する誤解や偏見を取り除き、近い将来の多様性がもたらす可能性について非常に興味が湧きました。
2019年8月31日に日本でレビュー済み
イギリスへの移民の子孫による、人種差別に関するエッセイ集です。
一つ一つのエピソードは短いけれど濃い。人種差別を論じるのではなく、人種差別を受けてきた個人的な経験を語っているから。一人一人の人生とパワーがこもっている。
何を言ってもナマステと返されたとか、差別に腹を立てたら安定剤を処方されたとか、胸が苦しくなる話もあるけれどそれが現実で、ユーモアたっぷりに平易な文章で書かれているので楽しく読み進められます。あまり馴染みのないイギリスのポップカルチャーにたくさん触れていますが、丁寧な注釈が付けられているためハードルは低いです。
どのエピソードに共感したか、勇気をもらったかを誰かと話して、次に自分の経験を語り始めるための本。
一つ一つのエピソードは短いけれど濃い。人種差別を論じるのではなく、人種差別を受けてきた個人的な経験を語っているから。一人一人の人生とパワーがこもっている。
何を言ってもナマステと返されたとか、差別に腹を立てたら安定剤を処方されたとか、胸が苦しくなる話もあるけれどそれが現実で、ユーモアたっぷりに平易な文章で書かれているので楽しく読み進められます。あまり馴染みのないイギリスのポップカルチャーにたくさん触れていますが、丁寧な注釈が付けられているためハードルは低いです。
どのエピソードに共感したか、勇気をもらったかを誰かと話して、次に自分の経験を語り始めるための本。
2019年12月18日に日本でレビュー済み
著者はアラフォーのイギリス人。訳書である。翻訳書は専門分野が近現代イギリス史の同じくアラフォー、日本人。
よい移民とは、有色人種が活躍して何らかの分野で有名になったり、良識的な医者になったりする場合を呼び、悪い移民とは、仕事を奪う人、難民、など自分たちの既得権益を脅かす一般人たちである。
本書は、大人になって、よい移民になった人たちが書いた21のエッセーである。
子供時代は悪い移民であった彼らの個人的な人種差別体験が語られます。
突然、人種差別にであったりしてショックを受けたときの事など無意識の差別に気付かされます。
なお、訳文が大変読みづらい点もあったりするが、原文を忠実にそのまま訳しているのだろうと思います。
「よい」というのが白人にとっての「よい」で、その身勝手な基準は我が身に振り返ってハッとします。
自分もそうだったりするなと。
近年の日本、これからどうなるんだろうと思います。
コンビニ、牛丼、アジア人労働者がとても増えています。
知人の夫がスリランカ人で、その実の子(小学生)から、なんか気に入らない事があると「お父さんは外国人だろうが、偉そうにすんな」みたいな事を言うという話を聞きました。
おそらくその子は小学校で他の子に、肌の色が違うという事で、同じような事を言われ、それを父に返しているのでしょう。差異を受け入れるということは本当に難しい問題と思いながら読みました。
よい移民とは、有色人種が活躍して何らかの分野で有名になったり、良識的な医者になったりする場合を呼び、悪い移民とは、仕事を奪う人、難民、など自分たちの既得権益を脅かす一般人たちである。
本書は、大人になって、よい移民になった人たちが書いた21のエッセーである。
子供時代は悪い移民であった彼らの個人的な人種差別体験が語られます。
突然、人種差別にであったりしてショックを受けたときの事など無意識の差別に気付かされます。
なお、訳文が大変読みづらい点もあったりするが、原文を忠実にそのまま訳しているのだろうと思います。
「よい」というのが白人にとっての「よい」で、その身勝手な基準は我が身に振り返ってハッとします。
自分もそうだったりするなと。
近年の日本、これからどうなるんだろうと思います。
コンビニ、牛丼、アジア人労働者がとても増えています。
知人の夫がスリランカ人で、その実の子(小学生)から、なんか気に入らない事があると「お父さんは外国人だろうが、偉そうにすんな」みたいな事を言うという話を聞きました。
おそらくその子は小学校で他の子に、肌の色が違うという事で、同じような事を言われ、それを父に返しているのでしょう。差異を受け入れるということは本当に難しい問題と思いながら読みました。





