私たちの腸の中には、さまざまな細菌が生息しています。
そんな腸内には主に「悪玉菌」「善玉菌」、そのどちらにも該当しない「日和見菌」の3タイプがいて、常に増殖や分裂をして新しいものが生まれ続けているのだそうです。
特に私が驚いたのは、腸内フローラは食事や日々の生活習慣で生息する割合が変化すること。
たとえば、腸内フローラを肥満の人と普通体型の人を比較すると、痩せている人の腸内には「短鎖脂肪酸」という酸が多く、脂肪細胞の増殖を抑えてくれる効果があるのだそうです。
現在太っている人でも、この短鎖脂肪酸を作り出してくれる腸内細菌を増やせば、同じカロリーの食事でも太りにくくなるという、夢の体質が目指せることになります。
この腸内フローラがより深く解明されれば、肥満に悩むことがなくなるのではないでしょうか。
また、たとえゼロカロリーのコーラなどの飲み物でも、人工甘味料が依存につながるとの内容は私に当てはまっていると強く感じました。
人工甘味料の過剰摂取は腸内フローラのバランスを崩してしまい、肥満になりやすいとの一文は刺さるものがあります。
ダイエットする方には、単純にカロリー制限や運動だけでなく腸に優しい食事や規則正しい生活を心がけることも大切さを改めて知ることができます。
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