著者の太田さんは野良猫たちに去勢手術をした上で地域猫として大切にお世話しています。
増えすぎて殺処分されてしまわないように一代限りの命を全うしてもらうためです。
太田さんは、すぐに保護して家猫にするのが猫たちにとって必ずしも最善とは考えておらず、各々の個性に合わせて慎重にお付き合いしている様子が軽やかで愉快な文章で綴られています。
活動を始めた頃から、町内最弱と思われる、どうにもこうにも手を差しのべずにはいられないコがいて、ぽーと名付けて可愛がります。ゆっくりと時間を掛けて信頼関係を築いて行きます。
ついには、このコはお外では厳しいと思ったのでしょう。
「もしよかったらうちのこになるかい?」
と、家族として迎え入れます。
切なくも温かい気持ちにさせてもらえる、何度も読み返したくなるとても良い本です。
どうか、野良猫達が殺処分などされない日が来ますように。
やさしいねこ (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2017/10/18
太田 康介
(著)
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本の長さ111ページ
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言語日本語
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出版社扶桑社
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発売日2017/10/18
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ISBN-104594078346
-
ISBN-13978-4594078348
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ある日公園に現れた、ブサイクな1匹の野良猫。「ぽー」と名づけられたその猫は、他の猫がご飯を食べ終わるのを陰でじっと待っている、遠慮がちな猫でした。彼の体はいつも汚れ、傷ついていました。まわりの猫にいじめられ続けた、“弱虫ぽー”の物語。
著者について
太田康介(おおた やすすけ)
コソボやアフガニスタン、カンボジアなどを撮る戦場カメラマンとして活躍。東日本大震災後は、原発周辺に取り残された家畜やペットの写真を撮るとともに、飼い主のいない猫のTNR(地域猫化)と給餌活動を続けている。著書に『のこされた動物たち』『待ちつづける動物たち』(飛鳥新社)『うちのとらまる』(辰巳出版)など
コソボやアフガニスタン、カンボジアなどを撮る戦場カメラマンとして活躍。東日本大震災後は、原発周辺に取り残された家畜やペットの写真を撮るとともに、飼い主のいない猫のTNR(地域猫化)と給餌活動を続けている。著書に『のこされた動物たち』『待ちつづける動物たち』(飛鳥新社)『うちのとらまる』(辰巳出版)など
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
太田/康介
1958年9月23日生まれ。滋賀県出身。フォトグラファーアシスタントを経て、編集プロダクションにカメラマンとして入社。1991年よりフリーに。日本写真家協会(JPS)会員。報道カメラマンとしてボスニア・ヘルツェゴビナやアフガニスタン、カンボジア、北朝鮮などを撮影。東日本大震災後は、原発周辺に取り残された家畜やペットの写真を撮るとともに、飼い主のいない猫のTNR(地域猫化)と給餌活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1958年9月23日生まれ。滋賀県出身。フォトグラファーアシスタントを経て、編集プロダクションにカメラマンとして入社。1991年よりフリーに。日本写真家協会(JPS)会員。報道カメラマンとしてボスニア・ヘルツェゴビナやアフガニスタン、カンボジア、北朝鮮などを撮影。東日本大震災後は、原発周辺に取り残された家畜やペットの写真を撮るとともに、飼い主のいない猫のTNR(地域猫化)と給餌活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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本当にやさしい猫ちゃんだったんですね。争いを好まない、私たちも多くを学ぶべきです。
まるっこい姿がそのやさしさを表しています。
著者の方との心の交流が感動的でした。
まるっこい姿がそのやさしさを表しています。
著者の方との心の交流が感動的でした。
ベスト50レビュアー
Amazonで購入
ネコは飼っていなくて、道端で見かけて可愛いなあと思う程度です。
ネコは好きですが、おそらく私の場合は無責任な感じの「好き」です。
都合のよいところだけしか見ていないというか。
見た目で可愛い可愛いと言っているレベルかなと。
夫がネコが苦手なので我が家は一生飼うことはないと思いますが、
飼っている人の話を聞いて、家の中にネコがいるのはいいなあと羨ましくなったり、
突然ゲロやら壁紙がボロボロになったとか病気で病院に連れて行ったとかの話を聞くと、
飼うのは大変だから私にはムリだなあと思ったり。
そんな浅くミーハーなネコ好きの私ですら、この本は感動しました。
著者が本当にあたたかい人で、よくぞここまでネコさんに尽くせるなあ、
優しいなあと感心したり、そのあたたかい言葉の選び方に感動したり。
著者のぽーちゃんとの出会い~最後までをつづった日記の一冊ですが、
すごく内面からにじみでる言葉が優しくて、
なかなかこういう言い方や考え方はできないんじゃないかと思うので、
まずそこに素直に感動しました。
何より、ぽーちゃんが可愛いです。
ブサイクって書いてあるけど、とてもそんな風には見えないなあ。
太っててむっくりしてて、目をつむって公園でお座りしている写真なんて、
可愛くて可愛くて。
最弱でいじめられてばかりで切ないです。
「とてもやさしいんだけど気弱で負けちゃう」「争い事を好まない」
って平和で優しいところが、日本人の琴線に触れますよね。
どこか諸外国の中の日本人にも思えたりなんかして。
文も良かったけど、写真がどれもこれもグッときます。
可愛いだけじゃなくてイイ味出してるんですよね。
いろんなネコさんが登場して、中には王道の可愛さを放つネコさんの写真も。
写真集に近いエッセイ本です。
眺めていて飽きないし、何度も読み返してしまいました。
著者のように優しい生き方が出来たらなあと思います。
こんなふうに受け入れて、あたたかい人になって歳を重ねていけたら
素晴らしいなと思いました。ネコを飼うっていうより、一緒に暮らすって感じで、
ヒトもネコも同じ生き物なんだという、対等な向き合い方にも胸を打たれました。
うちで、私と子どもとで読みました。
夫はネコがダメなんですが、私と子どもはぽーちゃんのファンになりました。
あと太田さんのファンにもなりました。
夏休みだったら、小学生の読書感想文にも良さそうな一冊です。
ネコは好きですが、おそらく私の場合は無責任な感じの「好き」です。
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