最近は食文化論というか,食のうんちくが多くてあまり作劇がうまくいっていない様子(要するにつまらなかった)でしたが,
今回はましになっています。
紀行文の様な味わいがあってなかなか楽しく読むことができました。
今回のポイントは,
・蛍とマリーの心境の変化
・沢木兄弟の関係
・地味に明かされる川浜兄弟
それぞれがそれぞれの様子を見て何らかの影響を受ける,という構成。
しかし,沢木兄弟の関係に関してはもう少し丁寧に描いて欲しかったなぁと思います。
沢木兄が名言「風」な発言をするだけで,彼の内面があまり描かれないまま話が終わってしまい,直保が何をどう納得したのかよく分からなかった。
初期の,大学生がドタバタしている感じが少しだけ戻ってきたので☆3つです。
この調子で進んでくれますように・・・
もやしもん(10) (イブニングコミックス) Kindle版
-
言語日本語
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出版社講談社
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発売日2011/3/25
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ファイルサイズ99150 KB
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商品の説明
著者について
石川 雅之
生年月日:1974年7月29日。大阪府堺市出身。1997年に『日本政府直轄機動戦隊コームインV』でデビュー、初連載。1999年、『神の棲む山』(『人斬り竜馬』所収)でちばてつや賞準入選受賞。「モーニング」連載の『週刊石川雅之』などを経て、2004年より「イブニング」連載中の『もやしもん』で人気を得る。単行本は、初期作の『カタリベ』、『人斬り竜馬』(共にリイド社)、『週刊石川雅之』、『もやしもん』(講談社) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
生年月日:1974年7月29日。大阪府堺市出身。1997年に『日本政府直轄機動戦隊コームインV』でデビュー、初連載。1999年、『神の棲む山』(『人斬り竜馬』所収)でちばてつや賞準入選受賞。「モーニング」連載の『週刊石川雅之』などを経て、2004年より「イブニング」連載中の『もやしもん』で人気を得る。単行本は、初期作の『カタリベ』、『人斬り竜馬』(共にリイド社)、『週刊石川雅之』、『もやしもん』(講談社) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.3
星5つ中の4.3
42 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでのもやしもんを読んできた者にとっては
正直現時点ではこの巻はおもしろくないと言わざるを得ない。
そもそもこの巻を描いている時点で作者自身も
批判が出ることは重々承知であったろうから
いい意味で当然予想を裏切る展開が待っているだろう。
菌やその産生物の話に寄り過ぎると
内容を変えても結局はワンパターンになって
尻すぼみ感が出てしまうので、今後の更なる飛躍のための
助走だと信じ、期待感をこめて☆☆☆です。
そうでなければ☆は1つだな。
本当にもやしもんが好きでない人なら
この巻はしばらくは読まないことをお勧めします。
正直現時点ではこの巻はおもしろくないと言わざるを得ない。
そもそもこの巻を描いている時点で作者自身も
批判が出ることは重々承知であったろうから
いい意味で当然予想を裏切る展開が待っているだろう。
菌やその産生物の話に寄り過ぎると
内容を変えても結局はワンパターンになって
尻すぼみ感が出てしまうので、今後の更なる飛躍のための
助走だと信じ、期待感をこめて☆☆☆です。
そうでなければ☆は1つだな。
本当にもやしもんが好きでない人なら
この巻はしばらくは読まないことをお勧めします。
VINEメンバー
Amazonで購入
通常版と限定版の2つを買いました。
通常版はブックカバーが付いており、カバーを外すとカバーとは違う絵が描かれています。限定版はブックカバーはなく、コンビニなどで売っている 500円本と同じような装丁です。表紙の裏には菌によるマンガ、裏表紙の裏には純血のマリア2巻の予告マンガか描かれているのと、次号予告が英語になっているのが違いです。ちなみに次号予告に描かれている女性らしきヒト2人が恐いです。
肝心のマンガの方ですが、今回はアメリカ編でした。ほとんど菌や発酵に関する話題はなく、アメリカの食文化についての話でした。私は海外旅行をしたことがないのですが、アメリカというとファーストフード、大味、甘い、とにかく量が多い、というイメージしか無かったのですが、アメリカと一つに大きくくくることはできず、州ごと、地域ごとに全く違うというのを知りました。それとは別に、冷凍食品大国というのにはちょっと驚かされました。私を含めた日本人で本当に家庭の味とかおふくろの味というのを求めている人がどれだけいるのか分かりませんが、それでも材料を買ってきて料理してもらったのを食べたいという気持ちがあり、ちょっとこの部分には抵抗感がありました。でも、例えば肉じゃがの冷凍食品があって美味しかったら、そのことを知らされずに食卓に出されても家庭の味とかって思っちゃうのかな。最終的には食卓に何を求めているかの問題なのかもしれません。
次巻は今冬に「性別転換編」として出るとの事。菌や発酵に性別とかってあるんですかね。今から楽しみです。
通常版はブックカバーが付いており、カバーを外すとカバーとは違う絵が描かれています。限定版はブックカバーはなく、コンビニなどで売っている 500円本と同じような装丁です。表紙の裏には菌によるマンガ、裏表紙の裏には純血のマリア2巻の予告マンガか描かれているのと、次号予告が英語になっているのが違いです。ちなみに次号予告に描かれている女性らしきヒト2人が恐いです。
肝心のマンガの方ですが、今回はアメリカ編でした。ほとんど菌や発酵に関する話題はなく、アメリカの食文化についての話でした。私は海外旅行をしたことがないのですが、アメリカというとファーストフード、大味、甘い、とにかく量が多い、というイメージしか無かったのですが、アメリカと一つに大きくくくることはできず、州ごと、地域ごとに全く違うというのを知りました。それとは別に、冷凍食品大国というのにはちょっと驚かされました。私を含めた日本人で本当に家庭の味とかおふくろの味というのを求めている人がどれだけいるのか分かりませんが、それでも材料を買ってきて料理してもらったのを食べたいという気持ちがあり、ちょっとこの部分には抵抗感がありました。でも、例えば肉じゃがの冷凍食品があって美味しかったら、そのことを知らされずに食卓に出されても家庭の味とかって思っちゃうのかな。最終的には食卓に何を求めているかの問題なのかもしれません。
次巻は今冬に「性別転換編」として出るとの事。菌や発酵に性別とかってあるんですかね。今から楽しみです。

5つ星のうち5.0
今回はアメリカ編でした
ユーザー名: ramblelazy、日付: 2011年3月27日
通常版と限定版の2つを買いました。ユーザー名: ramblelazy、日付: 2011年3月27日
通常版はブックカバーが付いており、カバーを外すとカバーとは違う絵が描かれています。限定版はブックカバーはなく、コンビニなどで売っている 500円本と同じような装丁です。表紙の裏には菌によるマンガ、裏表紙の裏には純血のマリア2巻の予告マンガか描かれているのと、次号予告が英語になっているのが違いです。ちなみに次号予告に描かれている女性らしきヒト2人が恐いです。
肝心のマンガの方ですが、今回はアメリカ編でした。ほとんど菌や発酵に関する話題はなく、アメリカの食文化についての話でした。私は海外旅行をしたことがないのですが、アメリカというとファーストフード、大味、甘い、とにかく量が多い、というイメージしか無かったのですが、アメリカと一つに大きくくくることはできず、州ごと、地域ごとに全く違うというのを知りました。それとは別に、冷凍食品大国というのにはちょっと驚かされました。私を含めた日本人で本当に家庭の味とかおふくろの味というのを求めている人がどれだけいるのか分かりませんが、それでも材料を買ってきて料理してもらったのを食べたいという気持ちがあり、ちょっとこの部分には抵抗感がありました。でも、例えば肉じゃがの冷凍食品があって美味しかったら、そのことを知らされずに食卓に出されても家庭の味とかって思っちゃうのかな。最終的には食卓に何を求めているかの問題なのかもしれません。
次巻は今冬に「性別転換編」として出るとの事。菌や発酵に性別とかってあるんですかね。今から楽しみです。
このレビューの画像


2011年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発酵や菌のパーセントはかなり薄くなっており、1巻からの農業や酒造などが好みの人にとっては、ただのキャラクター達の危うい設定での作品になってきてます。
このスタイルを書きたかったから取材をしたか、取材をしたからキャラクターを動かしてるのかは分かりませんが、ゴスロリボンテージのカットが多いのはファンサービスなのか作者の趣味なのか。
新キャラ達の扱い括りもサラっとちょっと強引で、勿体無いな感は否めない。
と、ココまで書いておいて実はマンガとしては肩肘張らずにアメリカ文化の多様性をキャラのワイワイガヤガヤを通じて読めて、次の巻も臆せず新品(大事な事)で買うと思うので、星4です。
このスタイルを書きたかったから取材をしたか、取材をしたからキャラクターを動かしてるのかは分かりませんが、ゴスロリボンテージのカットが多いのはファンサービスなのか作者の趣味なのか。
新キャラ達の扱い括りもサラっとちょっと強引で、勿体無いな感は否めない。
と、ココまで書いておいて実はマンガとしては肩肘張らずにアメリカ文化の多様性をキャラのワイワイガヤガヤを通じて読めて、次の巻も臆せず新品(大事な事)で買うと思うので、星4です。
VINEメンバー
Amazonで購入
漫画は、その他人(ヒト)の頭の中を覗く行為である。
とするなら。
色々なジャンルを描ける、あるいは描いてゆく人もいるのでしょうが、
石川氏の「描きたい事」てのは、多分、初期から良い意味で変わっていないのだと思った。
「カタリベ」しかり、「週間石川雅之」しかり、「人斬り龍馬」しかり。
そして「純潔のマリア」でさえも。
それが、巻末の「おまけ」で分かった。
そういうことだったのね〜まあ、ありがちっちゃ、ありがちな事ですが。
でも、通常通りのセオリーばっかってのは、つまんなくね?
と思う私のような天の邪鬼は、石川氏の側につく。
そもそもが、まだまだ我々人類は、菌のなんたるかを完全に理解などしていないのだ。
その意味で、「我々が知っている(理解している)菌」のみ、画面上に浮遊させる事にも、
実際には反古が生じてしまうことに危惧を感じていた自分としては、
「主人公の成長の過程」
に流れた今回のアメリカ編を大々的に支持しよう。
ロードムービーぽく、自分は楽しみました。
しっかし、どいつもこいつも、兄弟が凄いわ。
11巻、「日本酒編」が楽しみだ。
とするなら。
色々なジャンルを描ける、あるいは描いてゆく人もいるのでしょうが、
石川氏の「描きたい事」てのは、多分、初期から良い意味で変わっていないのだと思った。
「カタリベ」しかり、「週間石川雅之」しかり、「人斬り龍馬」しかり。
そして「純潔のマリア」でさえも。
それが、巻末の「おまけ」で分かった。
そういうことだったのね〜まあ、ありがちっちゃ、ありがちな事ですが。
でも、通常通りのセオリーばっかってのは、つまんなくね?
と思う私のような天の邪鬼は、石川氏の側につく。
そもそもが、まだまだ我々人類は、菌のなんたるかを完全に理解などしていないのだ。
その意味で、「我々が知っている(理解している)菌」のみ、画面上に浮遊させる事にも、
実際には反古が生じてしまうことに危惧を感じていた自分としては、
「主人公の成長の過程」
に流れた今回のアメリカ編を大々的に支持しよう。
ロードムービーぽく、自分は楽しみました。
しっかし、どいつもこいつも、兄弟が凄いわ。
11巻、「日本酒編」が楽しみだ。