2011🇺🇸-「不快」かは 鑑賞時の情動にもよる。忍耐強く余裕がある時なら、まくし立てる少年に寄り添えるかも。ただ“御都合”も多いので【ファンタジックに入り込めるかが肝です】トム・ハンクスとサンドラ・ブロックは残念ながら脇役。理想化された父性と母性愛で 心の起伏は描かれません。「…○○が▽ねば□かったのに!」辛い一言─ 悲しみを乗り越え… この子と生きていく覚悟─“受けとめて”導く姿は「とても素敵」だ。少年に愛着が湧かなければ「障害を匂わせて欺瞞的」と防御して仕舞うのではないか。失語症の老人役 名優マックス・フォン・シドーが悲劇と深さを訴えます。
【小説の自由を奪っている】※Takes some liberties with the novel!
ジョナサン・サフラン・フォアの小説(2005)とスティーブン・ダルドリーの映画化(2011)には、「ものすごく隔たりがあって、ありえないほど遠い」別物→大事な要素を削っています。
[原作の主人公は]少年と第二次世界大戦🇩🇪で爆撃の被害を受けた祖父母だ。失踪した祖父が未だ見ぬ息子に当てて書いた手記、回想が交互に差し挟まれており、連合軍によるドレステン空爆の悲劇が9.11の悲劇と重ね合わされる。無差別攻撃によって最愛の人を失ったショック… 当時も死別はありふれた事。広島の原爆にも言及していて、批判や検証をするのではなく、その時代に巻き込まれた男や女が どう生きたか─ 人間を見詰めたのが、小説の魅力だと思います。世界的かつ三世代に渡る視点に深味があるのです。
◆好みではなかったけど、楽しめました。でも2回は見ない
It seemed to me quite possible that his mother might be overcome with grief and depression and unable to look after him properly; while this would not be exemplary parenting, it would be understandable.
One aspect of the book which added depth to the story though was brushed over in the film was the tale of Oscar's grandparents and their upbringing in Dresden. I missed that.There is a deep sense of perspective that spans three generations worldwide
Not my favorite adaptation but I enjoyed it. Would not watch again however.