ハンス・ロスリングのベストセラー「FACTFULLNESS」を読んで
感心はしたけど、なんとなく違和感を感じたあなたにおすすめの一冊。
それは
MIchael Blastland / David Spiegelhalterの
「もうダメかも 死ぬ確率の統計学」
三人の個性あふれる登場人物の人生を縦糸に、横糸にはそれぞれの人物の行動に伴う死ぬ確率の統計学データで織りなした物語。
イギリス人の平均的成人男女が1日を過ごす間に起こる命に関わる出来事が起こる確率は1/100万分の1らしい。そのリスク確率を1マイクロモート(micromort)と定義して、
サイクリング、登山、予防接種、炭鉱労働、セックス、出産、飛行機での移動、ベーコントマト、飲酒、検診、薬物、手術など、、、の行為の死亡リスクをマイクロモート単位で可視化して、それぞれの人生をながめる。
統計好き、数字好きの小説読みには堪らない一冊です。
芸術と科学
感情と理性
言葉と数字
知覚と客観性
物語と統計情報
直感と分析
具体と抽象
ロマン主義と古典主義
どちらにも組したくはないが、いざとなればどちらかを選択せざるを得ない人間の一人として、コロナ時代を生きる自らの決断の振れ幅の南極と北極を理解できます。
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もうダメかも――死ぬ確率の統計学 単行本 – 2020/4/13
購入を強化する
【内容紹介】
「数字は重大だ、とりわけリスクに直面したときには。
本書は、ある死に至る病を治す特効薬だ。その病の名は〈数字音痴〉という」
ポール・スロヴィック(オレゴン大学教授)
「このジャンルの変わり種…エネルギッシュで見事な〈心の体操〉だ」
『ニューヨーク・タイムズ』紙
「本書は、お好みなら、リスク認知の著作の多くがそうであるような、
尋問調に読むこともできる――見ろよ、なんてみんな不合理なんだ! という調子だ。
しかし著者は違う道をとる…数学的計算はわれわれの判断にすべて取って代わらないし、
代わるべきでもないと結論するのだ」
『ウォールストリート・ジャーナル』紙
「危険とは浅瀬のサメ、食器棚の錠剤、グランドピアノが窓からずり落ちかけている
下で子供がスキップしている状況だ。クリーム摂りすぎの食生活、ベースジャンプ、
密造酒、歩行者対2階建てバス、車でのスピードの出し過ぎ、変な天気もだし、スリ
ル満点の物事もだ。言い換えると、危険はいつどこにでもある。そして…リスクには
2つの顔がある。ひとつは一見冷徹な確率計算、もうひとつは、人々とそれぞれの身に
起こった物語だ…この2つを一度に見る、というのが本書の普通ではない目的である」
「数字と統計情報は揃っている。それらを駆使して、山あり谷ありの人生におけるさ
まざまな出来事の確率を見ていく…[そのために]手に入るなかでも、あるいは編み
出せるなかでも最高の手法を用いる。特に、「マイクロモート」と呼ばれる巧みな仕掛
け、そして新しい「マイクロライフ」という、命に関わるリスクを表す親しみやすい
2つの単位を用いる…この意味で、本書は人生にまつわるさまざまな確率を取り上げた
新しいガイドブックと言えよう」(はじめに)
誕生から死までのリスク大全
「数字は重大だ、とりわけリスクに直面したときには。
本書は、ある死に至る病を治す特効薬だ。その病の名は〈数字音痴〉という」
ポール・スロヴィック(オレゴン大学教授)
「このジャンルの変わり種…エネルギッシュで見事な〈心の体操〉だ」
『ニューヨーク・タイムズ』紙
「本書は、お好みなら、リスク認知の著作の多くがそうであるような、
尋問調に読むこともできる――見ろよ、なんてみんな不合理なんだ! という調子だ。
しかし著者は違う道をとる…数学的計算はわれわれの判断にすべて取って代わらないし、
代わるべきでもないと結論するのだ」
『ウォールストリート・ジャーナル』紙
「危険とは浅瀬のサメ、食器棚の錠剤、グランドピアノが窓からずり落ちかけている
下で子供がスキップしている状況だ。クリーム摂りすぎの食生活、ベースジャンプ、
密造酒、歩行者対2階建てバス、車でのスピードの出し過ぎ、変な天気もだし、スリ
ル満点の物事もだ。言い換えると、危険はいつどこにでもある。そして…リスクには
2つの顔がある。ひとつは一見冷徹な確率計算、もうひとつは、人々とそれぞれの身に
起こった物語だ…この2つを一度に見る、というのが本書の普通ではない目的である」
「数字と統計情報は揃っている。それらを駆使して、山あり谷ありの人生におけるさ
まざまな出来事の確率を見ていく…[そのために]手に入るなかでも、あるいは編み
出せるなかでも最高の手法を用いる。特に、「マイクロモート」と呼ばれる巧みな仕掛
け、そして新しい「マイクロライフ」という、命に関わるリスクを表す親しみやすい
2つの単位を用いる…この意味で、本書は人生にまつわるさまざまな確率を取り上げた
新しいガイドブックと言えよう」(はじめに)
誕生から死までのリスク大全
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日2020/4/13
- 寸法13.5 x 2.7 x 19.7 cm
- ISBN-104622088886
- ISBN-13978-4622088882
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出版社より
人生でいちばん死ぬ確率が高い時期はいつ? 誕生から死までの「リスク大全」!
商品の説明
出版社からのコメント
スカイダイビングから彗星衝突まで、あらゆる死の確率を「マイクロモート」概念で分析。
三人の登場人物の物語で描くリスク大全。
三人の登場人物の物語で描くリスク大全。
著者について
マイケル・ブラストランド(Michael Blastland)
作家、ジャーナリスト。BBC Radio 4 のブロードキャスターでもある。
英文学出身だが、数学について学び、共著に The Tiger That Isn't (Profile
Books, 2008); The Numbers Game (Gotham, 2008)、著書に The Hidden
Half (Atlantic Books, 2019) がある。苦手なリスクは、アイススケート、
狭い空間、高所、遊園地のアトラクション。
デイヴィッド・シュピーゲルハルター(David Spiegelhalter)
ケンブリッジ大学統計研究所教授。専門はベイズ統計学、リスクの公的
理解。英国王立統計協会会長も務めた。邦訳書に『統計学はときにセク
シーな学問である』(ライフサイエンス出版,2018)、著書に The Art of
Statistics (Basic Books, 2019)ほか多数がある。洪水地帯に住むが、家の
鍵をどこに置いたかのほうを心配している。狭い空間、高所、遊園地の
アトラクションが好物。
松井信彦(まつい・のぶひこ)
翻訳家。訳書 イ・サンヒほか『人類との遭遇』レヴィン『重力波は歌う』
(共訳)ビリングス『五〇億年の孤独』ハンド『「偶然」の統計学』キーン
『スプーンと元素周期表』(以上早川書房)サイモン『たいへんな生きもの』
(インターシフト)ほか。
作家、ジャーナリスト。BBC Radio 4 のブロードキャスターでもある。
英文学出身だが、数学について学び、共著に The Tiger That Isn't (Profile
Books, 2008); The Numbers Game (Gotham, 2008)、著書に The Hidden
Half (Atlantic Books, 2019) がある。苦手なリスクは、アイススケート、
狭い空間、高所、遊園地のアトラクション。
デイヴィッド・シュピーゲルハルター(David Spiegelhalter)
ケンブリッジ大学統計研究所教授。専門はベイズ統計学、リスクの公的
理解。英国王立統計協会会長も務めた。邦訳書に『統計学はときにセク
シーな学問である』(ライフサイエンス出版,2018)、著書に The Art of
Statistics (Basic Books, 2019)ほか多数がある。洪水地帯に住むが、家の
鍵をどこに置いたかのほうを心配している。狭い空間、高所、遊園地の
アトラクションが好物。
松井信彦(まつい・のぶひこ)
翻訳家。訳書 イ・サンヒほか『人類との遭遇』レヴィン『重力波は歌う』
(共訳)ビリングス『五〇億年の孤独』ハンド『「偶然」の統計学』キーン
『スプーンと元素周期表』(以上早川書房)サイモン『たいへんな生きもの』
(インターシフト)ほか。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ブラストランド,マイケル
作家。ジャーナリスト。BBC Radio4のブロードキャスターでもある。英文学出身だが、数学について学ぶ
シュピーゲルハルター,デイヴィッド
ケンブリッジ大学統計研究所教授。専門はベイズ統計学。リスクの公的理解。英国王立統計協会会長も務めた
松井/信彦
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
作家。ジャーナリスト。BBC Radio4のブロードキャスターでもある。英文学出身だが、数学について学ぶ
シュピーゲルハルター,デイヴィッド
ケンブリッジ大学統計研究所教授。専門はベイズ統計学。リスクの公的理解。英国王立統計協会会長も務めた
松井/信彦
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : みすず書房 (2020/4/13)
- 発売日 : 2020/4/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 408ページ
- ISBN-10 : 4622088886
- ISBN-13 : 978-4622088882
- 寸法 : 13.5 x 2.7 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 408,659位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 625位確率・統計
- カスタマーレビュー:
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著者について
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カスタマーレビュー
5つ星のうち3.7
星5つ中の3.7
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ハンス・ロスリングのベストセラー「FACTFULLNESS」を読んで感心はしたけど、なんとなく違和感を感じたあなたにおすすめの一冊。それはMIchael Blastland / David Spiegelhalterの「もうダメかも 死ぬ確率の統計学」三人の個性あふれる登場人物の人生を縦糸に、横糸にはそれぞれの人物の行動に伴う死ぬ確率の統計学データで織りなした物語。イギリス人の平均的成人男女が1日を過ごす間に起こる命に関わる出来事が起こる確率は1/100万分の1らしい。そのリスク確率を1マイクロモート(micromort)と定義して、サイクリング、登山、予防接種、炭鉱労働、セックス、出産、飛行機での移動、ベーコントマト、飲酒、検診、薬物、手術など、、、の行為の死亡リスクをマイクロモート単位で可視化して、それぞれの人生をながめる。統計好き、数字好きの小説読みには堪らない一冊です。芸術と科学感情と理性言葉と数字知覚と客観性物語と統計情報直感と分析具体と抽象ロマン主義と古典主義どちらにも組したくはないが、いざとなればどちらかを選択せざるを得ない人間の一人として、コロナ時代を生きる自らの決断の振れ幅の南極と北極を理解できます。
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2020年5月27日に日本でレビュー済み
感心はしたけど、なんとなく違和感を感じたあなたにおすすめの一冊。
それは
MIchael Blastland / David Spiegelhalterの
「もうダメかも 死ぬ確率の統計学」
三人の個性あふれる登場人物の人生を縦糸に、横糸にはそれぞれの人物の行動に伴う死ぬ確率の統計学データで織りなした物語。
イギリス人の平均的成人男女が1日を過ごす間に起こる命に関わる出来事が起こる確率は1/100万分の1らしい。そのリスク確率を1マイクロモート(micromort)と定義して、
サイクリング、登山、予防接種、炭鉱労働、セックス、出産、飛行機での移動、ベーコントマト、飲酒、検診、薬物、手術など、、、の行為の死亡リスクをマイクロモート単位で可視化して、それぞれの人生をながめる。
統計好き、数字好きの小説読みには堪らない一冊です。
芸術と科学
感情と理性
言葉と数字
知覚と客観性
物語と統計情報
直感と分析
具体と抽象
ロマン主義と古典主義
どちらにも組したくはないが、いざとなればどちらかを選択せざるを得ない人間の一人として、コロナ時代を生きる自らの決断の振れ幅の南極と北極を理解できます。
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5つ星のうち4.0
コロナ時代、あなたは人生の岐路をどう選択するでしょうか?
ユーザー名: Kumagusu、日付: 2020年5月27日
ハンス・ロスリングのベストセラー「FACTFULLNESS」を読んでユーザー名: Kumagusu、日付: 2020年5月27日
感心はしたけど、なんとなく違和感を感じたあなたにおすすめの一冊。
それは
MIchael Blastland / David Spiegelhalterの
「もうダメかも 死ぬ確率の統計学」
三人の個性あふれる登場人物の人生を縦糸に、横糸にはそれぞれの人物の行動に伴う死ぬ確率の統計学データで織りなした物語。
イギリス人の平均的成人男女が1日を過ごす間に起こる命に関わる出来事が起こる確率は1/100万分の1らしい。そのリスク確率を1マイクロモート(micromort)と定義して、
サイクリング、登山、予防接種、炭鉱労働、セックス、出産、飛行機での移動、ベーコントマト、飲酒、検診、薬物、手術など、、、の行為の死亡リスクをマイクロモート単位で可視化して、それぞれの人生をながめる。
統計好き、数字好きの小説読みには堪らない一冊です。
芸術と科学
感情と理性
言葉と数字
知覚と客観性
物語と統計情報
直感と分析
具体と抽象
ロマン主義と古典主義
どちらにも組したくはないが、いざとなればどちらかを選択せざるを得ない人間の一人として、コロナ時代を生きる自らの決断の振れ幅の南極と北極を理解できます。
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いろいろな身近な(場合によっては身近ではない)リスクと、それによって死ぬ確率について書いた本。
この手のリスク本は割と面白く仕上がることが多いし、実際中身に興味深い話もいろいろあるのだが、全体としてはあまり読みやすくはない印象だった。
一つのよくない点は、期待値計算人間、慎重人間、冒険的人間の3人の登場人物を出し、その短い物語が毎章くっついている点かと思う。
章ごとに、と書いたが、章は27章もあり一つ一つの章が短いので、この脱線はスムーズな読書を邪魔してしまっている。
このとってつけたように作られた物語が全体の理解を深めているとはいいがたく、なくてよかったのではと思う。
あと、各章のトピックスの選び方が、「事故」のようなやたらざっくりしたものもあれば「放射線」のようなえらく絞り込んだものもあり、アンバランスさを感じる。
マイクロモートやマイクロライフという考え方を導入していて、それは面白いが、それがどのくらい活かせているのかは疑問で、既存のリスク本の書き方でも十分だったように思う。
そうやって考えると、リスクに関心がある人は、 リスクのモノサシ―安全・安心生活はありうるか や リスクにあなたは騙される などの類書を読んだ方がいいかなと思う。
本書も悪い本ではないし、面白い話題も出てはいるが、まとまりが悪いという点では他の本の方がいいかなと思わされる。
この手のリスク本は割と面白く仕上がることが多いし、実際中身に興味深い話もいろいろあるのだが、全体としてはあまり読みやすくはない印象だった。
一つのよくない点は、期待値計算人間、慎重人間、冒険的人間の3人の登場人物を出し、その短い物語が毎章くっついている点かと思う。
章ごとに、と書いたが、章は27章もあり一つ一つの章が短いので、この脱線はスムーズな読書を邪魔してしまっている。
このとってつけたように作られた物語が全体の理解を深めているとはいいがたく、なくてよかったのではと思う。
あと、各章のトピックスの選び方が、「事故」のようなやたらざっくりしたものもあれば「放射線」のようなえらく絞り込んだものもあり、アンバランスさを感じる。
マイクロモートやマイクロライフという考え方を導入していて、それは面白いが、それがどのくらい活かせているのかは疑問で、既存のリスク本の書き方でも十分だったように思う。
そうやって考えると、リスクに関心がある人は、 リスクのモノサシ―安全・安心生活はありうるか や リスクにあなたは騙される などの類書を読んだ方がいいかなと思う。
本書も悪い本ではないし、面白い話題も出てはいるが、まとまりが悪いという点では他の本の方がいいかなと思わされる。
2020年7月8日に日本でレビュー済み
人間の一生をとりまくリスクを「統計という数字」と「リアルな出来事」という2つの面から語りつくす・・・というコンセプトは面白い。しかし、半分以上のテーマが日本の読者にはピンとこないいかにも現在のイギリス社会密着のテーマ(ドラッグや失業やスポーツなど)のため日本人にはリアリティがないし、統計数値も日本人にあてはまらないものが多い。
日本でも同じだなというのは
1.新生児
6.予防接種
11.出産
17.ライフスタイル
24.検診
くらいではないか。
マイクロモートとマイクロライフという新しいリスク単位を作り出す必然性も疑問。
3人の架空の主人公(平均的・慎重・リスク好き)がいて、各章、まずこの主人公たちの小話が3分の1ほど繰り広げられ、残り3分の2が統計的ウンチクという構成も切替がわかりづらく疲れる。フォントを変えるなど工夫がほしい。イギリス人好みな構成なのだろうか。
面白い章もあるのだが・・・ちょっと残念。日本語タイトルの「もうダメかも」は出所不明。
日本でも同じだなというのは
1.新生児
6.予防接種
11.出産
17.ライフスタイル
24.検診
くらいではないか。
マイクロモートとマイクロライフという新しいリスク単位を作り出す必然性も疑問。
3人の架空の主人公(平均的・慎重・リスク好き)がいて、各章、まずこの主人公たちの小話が3分の1ほど繰り広げられ、残り3分の2が統計的ウンチクという構成も切替がわかりづらく疲れる。フォントを変えるなど工夫がほしい。イギリス人好みな構成なのだろうか。
面白い章もあるのだが・・・ちょっと残念。日本語タイトルの「もうダメかも」は出所不明。
2020年7月20日に日本でレビュー済み
犯罪や事故、病気などで死ぬかもしれないリスクについて、どこまでが妥当な反応で、どこからが過剰な反応なのか。確率が極めて低い事件について、他人には「心配し過ぎだよ」と言えても、我が子のこととなると心配になる。
ニュースは、珍しい事件だからこそ報道している。そういう恐ろしいニュースの記憶は我々の確率の感覚を歪め、実際よりも高確率で起こりそうな気がしてしまう(認知のバイアス)。本書では行動経済学のカーネマンが何回も言及されているが、著者たちは、人々の行動を非合理とは切り捨てない(命にかかわるリスクと経済的リスクとは違う、とでもいうかのように)。
本書では、生まれてから年老いて死ぬまでの様々なリスクについて、数名の登場人物のストーリーと実際の確率データを比較しながら論じていく。読み進めながら、リスクに関する他者である自分と登場人物の感覚とのズレを考えていくことになる。
予防接種のリスクを確率で考えれば、接種を受けた方が安全なのは確かだと思う。しかし、接種を拒否する親たちは、運悪く我が子が深刻な副作用に当たってしまうリスクを真面目に心配している。このような親たちを「非合理だ」と批判しても事態は改善しないわけで、詳細な情報を提供するしかない。
なるほどと思ったのは、「平穏無事の確率」。「病気にかかる確率が2割上昇する」と言われると、いかにも重大な変化があったように感じるが、もともとの発病確率が低ければ、病気にならない確率を見るとほぼ変化がない。発生する確率+発生しない確率=1だから、同じ事象を表と裏のどちらから見るかで、見え方が大きく違う(重大性を強調したい場合に使えるテクニックともいえる)。
著者たちの英国と日本とでは社会環境が異なるから、読者にはピンとこないリスク(後半の老年期)もあったが、前半部分(子育て・子ども時代)は面白かった。
ニュースは、珍しい事件だからこそ報道している。そういう恐ろしいニュースの記憶は我々の確率の感覚を歪め、実際よりも高確率で起こりそうな気がしてしまう(認知のバイアス)。本書では行動経済学のカーネマンが何回も言及されているが、著者たちは、人々の行動を非合理とは切り捨てない(命にかかわるリスクと経済的リスクとは違う、とでもいうかのように)。
本書では、生まれてから年老いて死ぬまでの様々なリスクについて、数名の登場人物のストーリーと実際の確率データを比較しながら論じていく。読み進めながら、リスクに関する他者である自分と登場人物の感覚とのズレを考えていくことになる。
予防接種のリスクを確率で考えれば、接種を受けた方が安全なのは確かだと思う。しかし、接種を拒否する親たちは、運悪く我が子が深刻な副作用に当たってしまうリスクを真面目に心配している。このような親たちを「非合理だ」と批判しても事態は改善しないわけで、詳細な情報を提供するしかない。
なるほどと思ったのは、「平穏無事の確率」。「病気にかかる確率が2割上昇する」と言われると、いかにも重大な変化があったように感じるが、もともとの発病確率が低ければ、病気にならない確率を見るとほぼ変化がない。発生する確率+発生しない確率=1だから、同じ事象を表と裏のどちらから見るかで、見え方が大きく違う(重大性を強調したい場合に使えるテクニックともいえる)。
著者たちの英国と日本とでは社会環境が異なるから、読者にはピンとこないリスク(後半の老年期)もあったが、前半部分(子育て・子ども時代)は面白かった。













