レシピは豊富です。一般的な圧力鍋料理の本にあるような定番レシピではなく、色んなメニューがあるし、何よりお料理の写真が素敵!!
難を言えば、調理時間や味付けが必ずしもきっちりレシピ通りだとうまくいかない。
・調理時間:鍋や火加減によって違うと思うので仕方ないのですが、「具たくさん豚汁」を作って5分加圧したらレンコンのしゃりしゃり感が全くなくなってしまい、残念な結果に。
・味付け:「白菜と肉団子の煮物」を作ったらとても肉臭くなってしまい、お酒を足して調整しました。また「牛すじカレー」を牛筋ではなく普通の肉にアレンジして作ったのですが、トマトを材料どおり2個いれたら、私にはとても酸っぱくて、ただのカレーなのに美味しく感じられませんでした。ヨーグルトを足したり、りんごを擦りおろして入れたりしてやっと酸味が緩和されました。「トマト2個」ではなく、せめて「トマト小2個」とか「完熟トマト2個」とか書いてくれていれば良いのにと思いました。
残念な点がもう1点。パエリアを作ったら水っぽくてぐちゃぐちゃに。よくよく見たら米料理の材料はすべて「合」ではなく「カップ」で記載されており、気をつけないと分量を間違える可能性大です。他の圧力鍋の本を試しに見てみたら「カップ」ではなく「合」で書いてあって「カップ」と記載されているものは「2カップ(400ml)」などカッコの中に何mlか書いてあり、間違いにくいようになっていました。米料理は米と水の配分で決まる部分が大きいので、この本もそういう配慮があっても良いかな〜なんて思ってしまいました。。。あとパエリアは圧力鍋で作るとモチモチ感は出るけどやはりパラパラ感は出にくくてどちらかというとリゾットって感じかなと思いました。
自分自身も切磋琢磨しようと思いますが、料理本でも分量どおりにやると、「あ、こんなに美味しく出来るんだ!」って本もある中、そのままだとなかなか上手く作れず、ちょっと残念という印象でした。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。
