今まで私は、ぼんやりと過ごす時間が長くて、何となく時間を浪費したのではないかと罪悪感みたいなものを持っていました。が、本書は、もっと積極的にぼんやりすることをすすめています。実はぼんやりしている時の方が、脳の活動が活発であるというのです。
そして、ぼんやりすることがいかに大切であり、次の行動や脳の活動の準備をするのに必要であるかについて、分かりやすく書いてあります。
一見、時間を埋めるような生き方が良いと思われているのに対して、「何をぼんやり○○してるんだ!?」と怒られそうですが、実は、頑張るだけじゃなく、ぼんやりが脳に良いという話は、痛快です!!頑張ることも大事ですが、ぼんやりの方がもっと大事だったというのが、本書の言い分です。
その為の方法がいろいろとありまして、例えば、ゆっくりとエアロバイクを漕ぐとか、ゆっくりと散歩する、とか。
とかく、ボケーとしている事って、今の時代には、悪い事とか、非生産的とかいう感じですが、そうではない事に感動しました。
※ただし、何もせずのぼんやりを勧めているわけではありません。とことん考え抜いて、ぼんやりする事を言っています。つまり、スケジュールを組んでもいいけれども、その間、間にぼんやりをしてみては?との提案です。
そこを間違えないようにすべきです。スマホなど、ぼんやりする時間も惜しんで、何かを絶えずすることに対しての警鐘を鳴らしています。私もそういう意味では、ただぼんやりが多いかも知れないと思っています。いろいろとためになりました。
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