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ぼくは猟師になった (新潮文庫) 文庫 – 2012/11/28

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商品の説明

内容紹介

各紙誌 大絶賛!!
今、いちばん話題の本!


京都に住む33歳の若き猟師による書き下ろしエッセイ。
著者の千松信也は何を思い猟師になったのだろうか。
幼少期の思い出や山での暮らしを淡々と語る一方で、
現代の食肉に対する考えや自分の在り方、人の在り方について
明解且つシンプルに綴る。

「地球の裏側から輸送された食材がスーパーに並び、
食品の偽装が蔓延するこの時代にあって、
自分が暮らす土地で、他の動物を捕まえ、殺し、
その肉を食べ、自分が生きていく。
その全てに関して責任があるということは、
とても大変なことであると同時にとてもありがたいことだと思います」
(本文より抜粋)

そのほか、千松さんが行う「ワナ猟」と呼ばれる狩猟方法、
獲物の解体やワナのメカニズムを写真と図で詳細に解説。
猟師によるおいしい肉料理のレシピも掲載。
猟師の一年間に密着できる一冊。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

木についた傷や足跡などからシカやイノシシの気配を探る。網をしかけ、カモやスズメをとる。手製のワナをつくる。かかった獲物にとどめをさし、自らさばき、余すところなく食べ尽くす―。33歳ワナ猟師の日常は、生命への驚きと生きることの発見に満ちている。猟の仕方、獲物のさばき方から、自然と向き合う中で考えたことまで。京都の山から見つめた若者猟師の等身大の記録。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 文庫: 244ページ
  • 出版社: 新潮社 (2012/11/28)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4101368414
  • ISBN-13: 978-4101368412
  • 発売日: 2012/11/28
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6 60件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 Hatesina トップ500レビュアー 投稿日 2015/2/8
形式: 文庫 Amazonで購入
専業ではないのに猟師を名乗るのは如何なものかというレビューがありますが、昔から猟だけをして暮らしている人はほとんどいません。畑を耕したり、川で魚を獲ったり、内職をしたり。村の多くの仕事のひとつとして猟がありました。

著者は京大卒でありながら、職業として猟師を選んだ方です。紆余曲折しながらも猟師という職業を見つけ、そのあとはもうプロの猟師に向かって一直線。その気になれば都市部に住みながら猟師にだってなれる。そのことに勇気を貰いました。本書は、勉学に明け暮れながらも先の人生を不安に思う学生にこそお勧めしたい。

解説は美術家の伊藤存。刺繍を使った風景画や動物の作品が有名です。実は表紙の装丁画が彼によるものだそう。自分の食卓まで続く関係性の路線図に目を向けることのが本書の魅力だと、彼は指摘します。友人を通じて害獣を分けてもらうことがあるのですが、少し血なまぐさい肉に当たった時は猟の過程で怪我をして内出血したのかなぁと想像してみるようになりました。
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形式: 単行本(ソフトカバー)
大学在学中に、猟師になりたいと思い立ち、罠猟の免許を取得。たまたまアルバイト先の職場で、ククリワナ猟を35年もやってきた先輩を知り、技術を学ぶ。更に他の名人に鴨の無双網猟も学ぶ。野生動物が多い山間のお堂に住み、日中は運送屋で働く。山村だが、netも使え、10分足らずでコンビニがあり、夜は大形液晶テレビで、お笑い番組を見て、イノシシ肉を入れたインスタントラーメンを食べる現代的生活。

猟期(11月15日〜2月15日)には、毎朝と夕に山に入り、仕掛けた自作の罠を点検。掛かった猪や鹿がいれば、棒で撃ち殺し、庭で解体・精肉し、友に肉料理をふるまう。余った肉は、保存のために燻製やしぐれ煮、油漬け、塩漬けや干肉、骨スープにして、無駄なく美味しく食べる。毛皮も試行錯誤した技術で鞣革にする。鹿の角も利用。動物の命をいただいているという感謝の気持ちで、全て無駄なく利用する。猟期外では、春は山野草を採集。夏は、海浜でマテ貝を取る。川では、鮎やアマゴ、ウナギも取る。海に素潜りし、魚を銛で突きタコを手掴みする。住んでいる所の自然の幸を、自力で獲り、食料にして生きる。自然に感謝し責任をもって、その恵みを無駄なく享受する生活。

ワナの図や獲物処理の写真もあり、現代の猟師の生活と猟の実態が良く判ります。著者の独自さを感じるのは、文明の利器である猟銃による狩りはせず、自作
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形式: 単行本(ソフトカバー)
まだ若い著者は京都市内に暮らし、定職に就きつつ猟師をしているという。住居に若干の制約があることは事実だが、都市生活者にとっても猟師という暮らし方が選択肢になりうることを知った。「狩猟=自分からは遠い存在」という観念を打ち消してくれる一冊。

読みやすい自然な文体もさることながら、主にワナ猟を、好奇心に応えるには十分な図解入りで解説しているところもよい。

著者はまえがきの中で「僕を含め多くの猟師が実践している狩猟は…生活の一部のごく自然な営みなのですが」と「スローライフ」と讃えられるようなものではないと言うが、それはファッションとしての「エコ」に対する辛辣な批判に他ならない。
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形式: 文庫
スーパーでカットされた肉しか購入したことのない、ここ50-100年程度の文明暮らし
しか知らない「都会派」「動物保護派」やネット中心で身体感覚を喪失している向きには、
著者は単なる残虐な人に見えるかもしれませんが、発展途上国や先進国の田舎では、
今でもこんな暮らしの人はそれほど珍しいわけではない。

例えばフランスの市場では、毛を抜いた丸鶏をそのまま吊るして売っていたりして、
現在の日本人の感覚からすると、お肉屋さんは非常に生々しい商売です。
昔モンゴルでパオに泊めてもらった時には、その裏にさきほど自分の口に
入った羊の生皮がそのままほったからしてあり、それを見た日本人の観光客は
引いてましたが、白人系の人は全く平気であったのは印象的でした。

本作品は、猟師の暮らしや技術というよりは、生き物の命をいただく、いただきます、
という感覚を素直に表現した暮らしぶりを淡々と書いた内容に仕上がっており、
その暮らしぶりはどこか懐かしい。

田舎で育ったこともあり、子どもの頃は狩や銃に多少なりとも憧れめいたものがあり
ましたが、都市部でサラリーマンを初めて四半世紀、いつしかそれも忘れてしまって
いた。本書を読んで、昔のそういう気持ちを懐かしく思い出しました。
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