ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫) 文庫 – 2014/8/6
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七月 隆文
(著)
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本の長さ287ページ
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言語日本語
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出版社宝島社
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発売日2014/8/6
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ISBN-104800226104
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ISBN-13978-4800226105
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
ベストセラー100万部突破!
作者自身を注ぎ込んで100万部超
桜庭一樹さん、米澤穂信さん、有川浩さんなど、「ライトノベル」(主に若者をターゲットとしたイラスト付きの小説)出身の作家が広く一般文芸の世界で活躍するようになって久しい。七月隆文さんもそのひとり。ただ、桜庭さんたちがライトノベルの中では異色の作風で知られていたのに対し、七月さんはポップなコメディを主に手がけ、長年ジャンルの本流に近いところを歩んできた。
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』はそんな七月さんの初の一般文芸作品。100万部突破の大ベストセラーで、12月には福士蒼汰さん、小松菜奈さん主演の映画も公開される。京都の美大に通う〈ぼく〉と、秘密を抱えた美少女の束の間の逢瀬を、甘くせつなく描いた恋愛小説だ。ライトノベル作家として順調にキャリアを重ねる中、なぜ一般文芸に挑んだのか。
「ライトノベルの読者は基本的に、中高生から20代くらいだとされています。実態は必ずしもそうではないのですが。だから書く方も、なるべく若くなければダメだ。そのように以前の僕は考えていたんです。僕がよくなぞらえていたのは、野球選手の年齢です。20代でバリバリ活躍して、30代になったらベテラン扱い、40代になったらもう引退かな……と。ですから、僕も年齢を重ねたら、作品を発表する場を一般文芸にシフトしていこうというプランを立てていたんです。余談ですが、今ではこの考えは否定しています。今売れているライトノベルのほとんどは30代、40代の作家が書いていますから」と、七月さんは答える。
『ぼく明日』のアイデアが生まれたのは、執筆の数年前だという。
「まず、話の肝になっているトリックのアイデアをパッと思いついて、ほぼ同時にそれを恋愛ものにしようと考えました。誰も死なせずにせつない物語が描けるのがいいな、と。思いついたときはまだライトノベルを書き続けるつもりだったので、一般文芸でデビューするときまでとっておいたんです。ライトノベルと一般文芸の違いは微妙な肌感の違いなので、書きようによっては、そのアイデアをライトノベルにもできたんですけどね。ただ、その場合は読者層が違うので、今ほどは売れなかったと思います(笑)」
ライトノベル出身作家の作品が一般文芸で成功を収めた例として、近年大きな話題を集めたのが「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ。その著者の三上延さんと七月さんは、同じレーベルからほぼ同時期にデビューし、交流も深い。
「電撃文庫(ライトノベルのレーベル)の地味作家組みたいな感じで(笑)、三上さんとはデビュー以来ずっと仲がいいです。それがある日、彼が『ビブリア』でドーンと売れた。その姿に影響された部分はとても大きいですね。三上さんが『ビブリア』でやったことは、ライトノベルで培ってきた方法論をベースに、自分の好きなものや、経歴、経験を遠慮なく活かして作品を書くことだったと感じたんです。だから自分が一般文芸で書くときには、自分自身を作品に注ぎ込もうと思った。『ぼく明日』の舞台が京都なのは、僕が実際に大学時代を過ごした場所だからですし、登場する人物のほとんどにはモデルがいます」
新作『天使は奇跡を希(こいねが)う』は、『ぼく明日』に似た空気感のある、青春恋愛小説だ。
「僕は『読者が何を期待しているか?』ということをとても気にするタイプの作家なんです。この作品は『ぼく明日』を読んだ人が、同じ作者の新作として期待するだろうものを、と決めて書きました」
表紙はメガヒット中の映画『君の名は。』でキャラクターデザインを務めた田中将賀さんの描きおろし。同じく田中さんが表紙を担当した、監督の新海誠さん書き下ろしの『君の名は。』のノベライズも100万部を超えており、今作は100万部作家とイラストレーターの豪華なコラボが実現した、夢のような企画だ。
「田中さんにイラストをお願いしたのは今年の頭です。当然、『君の名は。』があそこまで大ヒットするとは思いもよらなかった時期で、神がかった流れになりましたね(笑)。ちなみに主人公の苗字が『新海』なのも、狙ったわけではないんです。物語上、ヒロインの苗字の『星月』に合わせて、『海』の入った苗字にしたかったのですが、これ以上の字面がみつからなくて……(笑)。『君の名は。』の監督の新海誠さんには、その経歴から、僕と同じように2000年前後に大きく盛り上がったギャルゲー(恋愛要素を主軸とした、物語要素の強いゲーム)文化の影響を感じます。ほかにも、ギャルゲー文化を通過した作り手が今、盛り上がっているように見えますね。新潮文庫nexから出た『砕け散るところを見せてあげる』が話題の竹宮ゆゆこさんであるとか。『ぼく明日』の中で、地の文なしで会話文が2ページ近く続くくだりもそうだったのですが、僕としてはかなり意識的にギャルゲーやライトノベルの文化を一般文芸に持ち込もうとしています。自分が好きなものを素直に出したいですし、一般文芸の読者にとって、それが新鮮で魅力的なものに映るんじゃないかという思いもあるので。最近は、そうした形で文化を繋ぐのが、僕の作家としてのポジションなのかもしれないなと感じています」
評者:前田 久
(週刊文春 2016.11.27掲載)内容(「BOOK」データベースより)
著者について
大阪府生まれ。『Astral』(電撃文庫)でデビュー。叙情的な物語とコメディを得意とする。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大阪府生まれ。『Astral』(電撃文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
これは何回も読み返す本になると思います。
あまりネタバレは書きたくないですが・・・
ストーリーは映画も原作も基本同じですが、いくつかシュチエーションの違いはあります。
ドラえもんの話しはこれから愛美が子供になったときに知るんだよと、教えてあげたいような気持になって、
思わずキュンとしてしまいました(笑)
映画はより恋愛がより浮き彫りに、
原作はSF的な要素がより強いような気もします。
なにか星新一氏の世界に近いようなものも感じました。
映画は同じ場面でも高寿から見た場合、愛美から見た場合とカメラのアングルが違っていて、
後から、そっかーと気がつくことありました。
これは映画の方のツボでもあるかなと思い、映画のレビューには書きませんでした(笑)
これは映画、原作とも両方見ることをお勧めします。
原作も映画も良いという希有な作品だと思います。
23歳のおっさんでは似合わない本だとはわかってますが笑笑
出張帰りの新幹線で一気に読み干し、周りに人がいるにも関わらず、静かに号泣しておりました…
切なくてきゅんきゅんして、たまらんとです。
映画見てなくてももちろん楽しめます!
キュンキュン不足、切なさ不足で潤いの欲しい方にはおすすめの1冊ですね!
普段は恋愛小説は読まないので、挑戦の意味も込めて。
あまり面白くなかったです。
まず、タイトルからしてSF的な要素があるのかなと期待しましたが、設定で言うと別の似た世界にいけるというだけの、科学的なことには触れない恋愛メインの話です。
物語は男性主人公の目線で進み、物語中盤で彼女の秘密が明らかになり、それからはその秘密を知りながら、来たる別れに向けて悲しみを堪えながら愛を誓い合うという話ですが、結末がわかるだけに失速感が否めませんでした。
そもそも、彼女が、わざわざ別の世界から旅行で主人公の世界に来たせいで、主人公は彼女を好きになり、彼女が日にちを逆戻りで過ごしてると明かしたせいで、主人公は苦しみます。
事の発端は、彼女が主人公に絡んできたせいなので、彼女側には同情の余地もありませんでした。
主人公がただ可哀想な話。
この評価も、多分自分に恋愛小説が合わなかっただけなのだと思いますが(評価はいいようなので)、普段読まないけど読んでみよーって人はあまり期待せずに読んだ方がいいと思います。
どなたかもお書きになっていたのですが、物語自体はあちこちで破綻しているのですが、そんなこととは関係なく最後まで読み切らせる魅力をもった作品です。こうしたライトノベル、ライトミステリーではハッピーエンドにうまく持って行くというのが定番なのですが、これはそのそもそもの設定から二人が幸福な関係でいられるのは期間限定なのですから、ハッピーエンドに持って行きようがありません。主人公が最初からどこか違和感を感じながら、だんだんに恋にのめり込んでいく様子が、何となく違和感を感じさせるハラハラ感をもって語られていくのが巧みだと思いました。読了したあと「そういうことかぁ」と思った方も、もし自分がある日電車の中で「この人だ!」と思うひとに本当に出会ってしまったらどうしますか?物語の舞台を京都にしたのも成功ですし、京都人は実は京都のことを余り知らないのだという描き方も、この作品に別の意味でのリアリティーを与えています。
何だか今さらのような感想になってしまったのですが、みなさん初めてお読みになった時は同じような感想を持たれたのではありませんか。本来☆5つとしたいところですが、さすがに物語の整合性の問題もあり☆4つとさせていただきました。ただ、まだお読みでない方には是非お勧めします。
愛美の秘密を知っていたので最初から、涙を流しながら読んでいました。
映画は、短い時間に綺麗にまとめていて良かったのですが、ところどころ高寿の心情がわかりにくいところがありましたが、そこは全て原作の方で解消されました。
なので、映画、原作どちらも読んで完成する作品な気がします。
できれば、映画も原作もどちらも楽しんでほしい作品です。







