ネタバレをやや含みます。
主人公は小学生の男の子。それはいいんですが、作中で提示され、考える内容が深すぎるように思います。
これが中高生くらいの男の子ならともかく、小学生が論理的に思考を進められるものか? というところが全体的に気になって文字を追うのに集中できませんでした。
それと、この作品のメインは「先生」と「主人公」の哲学的な語らいと、最終的な結果です。
主人公の行動の源となる、同級生の女の子は中盤、殆ど出てこなくなります。黒幕に関する情報も何度か仄めかされますが、直接対峙するのはラストのみ。
淡々と進んでいく場面が多いので、物理的な展開の起伏を求める読者には向いていないかもしれません。
反面、読みやすい平易な文章と相まって、細かいことさえ気にしなければすいすいと読み進めることができます。
罪とは何か、愛とは何か、異質で強大な力を得た時、人はどう振る舞うべきなのか。
主人公を通じて行われる読者への問いかけが多く、夜眠る前、道徳や人間関係、人としての善悪についてつい考えてしまうような方にはオススメできます。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
-
Apple
-
Android
-
Windows Phone
-
Android
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。






