すごい!夜遅くまで、2巻、3巻とキンドル本をダウンロードして読みふけってしまいました。
もともと、イザベラ・バードが明治初めの日本の風景を激賞していて、スケッチに残したりしていたのを、環境心理学の授業でも引用していましたが、原作は読んだことがなかった。
最近、漫画化版が出ていることに気づいて、さっそく取り寄せたのですが、面白いのなんのって。
詳しい選評はほかのレヴュアーさんに任せて、ここでは、最も心に残った、イギリス公使夫人が”通訳の伊藤に語った、夫、パークスの言葉を引用しておきます。
「夫はバードさんに、とても期待しているの。
”今””この国で”、ひとつの文明が滅びようとしている。
あらゆるかんがえかた、あらゆる生活、あらゆる文化が姿を消すだろう。
”江戸”という呼び名と共にー
滅びは誰にも止められない。
しかし、記録に残すことはできる。
困難なことだが、誰かがやらねばならない。
‥‥それが、夫の考えよ。
だから安心して旅の準備をするよう、バードさんに伝えてちょうだい」
「‥‥はい。公使夫人」
パークスが本当にこのように語ったのかは分からない。けれど、そう思ったとしても無理はないほど、それほど明治の文明開化は急速だったのでしょう。あるいは、多くの文明を植民地化によって滅ぼしてきた帝国主義時代のイギリス人として、日本人が自らの手で伝統文明を滅ぼそうそしている光景が、衝撃的だったのかもしれません。
とはいえ、日本文明が滅んだわけではありません。しいて言えば、250年の鎖国が醸成したかなり特殊な文化であった、江戸文明が滅んだ、とは言えそうですが。
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ふしぎの国のバード 1巻 (HARTA COMIX) Kindle版
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言語日本語
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出版社KADOKAWA
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発売日2015/5/15
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ファイルサイズ90992 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
荷物は行李ひとつぶん。お供は通訳ただひとり。明治初頭、東京から蝦夷まで好奇心のおもむくままに地図なき道を旅した英国人がいた。彼女の名前はイザベラ・バード。消えゆく日本の文化を愛した、偉大なる女流冒険家!期待の新鋭・佐々大河が描く日本発見紀行!さあ、秘境へGO!明治十一年の日本を、英語コミックで旅しよう!英語のセリフに対応する和訳はコマ外に併記。初心者から上級者まで、誰もが楽しめる1冊。
--このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2020年9月19日に日本でレビュー済み
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7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2015年5月31日に日本でレビュー済み
この物語はイザベラ・バード著「日本紀行」をもとにしたもので、明治11年(1878年)6月〜9月の東北・北海道の旅(その後、関西方面を旅する)を描いている。
時期的には、プロイセンによる統一ドイツ、西郷隆盛による西南戦争、英国ヴィクトリア女王の即位、エジソンによる蓄音機や白熱球の発明などにあたる。
当時すでにバードが有名な女性探検家で、どういう活躍をしていたかというような「日本紀行」ではわからない部分が作品中で補足されている。
また、イギリス人であるバードでは詳しく説明しきれない当時の日本の風物なども絵はもちろん、実際に人々が使っていた言葉も含め情報が加えられている点で面白い。
1巻を読む限り、「日本紀行」の記述──例えば、多くの日本人は小柄でがに股、貧相、猫背、皮膚病が多く、顔は醜いが、どの国よりも子煩悩、仕事熱心で親切、安全など──を忠実に表現しようとしている。また、西洋と日本の大きな価値観の違いについても、安易な理解でキレイにまとめようとはしていない。
当時はキリスト教白人文明が高等で、それ以外は遅れた未開文明とみるのが常識だった。文化相対主義(文化に優劣はない)が提唱されたのは、これより10年後のフランツ・ボアズが始まりであり、その弟子のひとりに「菊と刀」を書いた日本研究の元祖ルース・ベネディクトがいる。
ただ、「日本紀行」の記述を尊重している一方で、人物造形はありがちでキレイすぎるように思う。
実際のバードはこの時47歳で、表紙のような美女ではなく、探検家にふさわしい体躯と面構えをしている。が、これぐらいの「萌えキャラ化」は読み物として、好意的に受け取るべきだろう。ただ、イギリス人らしい冷徹な観察者で皮肉家な部分が、この作品ではありがちな「天然で明るい学者ガイジンさん」になっているのが残念。
また通訳の伊藤鶴吉(イト)にしても、「日本紀行」で感じられた「頼りになるけど、抜け目ない」部分(バードは気にしなかったが、食料調達や宿探しなどでちゃっかりマージンを取っていたようだ)が、少女マンガのごとき無口クールに描かれているのが、やや不満だ(お菓子が好きなのは原作通り)。
とくに当時の日本人の平均身長は150センチがせいぜいで、作中に登場する日本人の背がどれも現代人なみに見えるのが大きな違和感だった。伊藤も均整は取れているが小柄で150センチ程度と書かれているので、バード同様かなり美化されている。
ともあれ、このマンガは西洋人向けの「日本紀行」ではなく、日本人向けの「明治の東北・北海道紀行」なので、観察者側であるバードや伊藤のクセのある部分はとり除いたほうが、すっきり読めるのかもしれない。
明治初期の風物史、旅行記、東北・北海道史、「日本紀行」の入門書・補足書籍と、さまざまな面で楽しめる。この作品で興味をもたれた方は、ぜひ「日本紀行」でよりディープな明治時代も味わってほしい。
時期的には、プロイセンによる統一ドイツ、西郷隆盛による西南戦争、英国ヴィクトリア女王の即位、エジソンによる蓄音機や白熱球の発明などにあたる。
当時すでにバードが有名な女性探検家で、どういう活躍をしていたかというような「日本紀行」ではわからない部分が作品中で補足されている。
また、イギリス人であるバードでは詳しく説明しきれない当時の日本の風物なども絵はもちろん、実際に人々が使っていた言葉も含め情報が加えられている点で面白い。
1巻を読む限り、「日本紀行」の記述──例えば、多くの日本人は小柄でがに股、貧相、猫背、皮膚病が多く、顔は醜いが、どの国よりも子煩悩、仕事熱心で親切、安全など──を忠実に表現しようとしている。また、西洋と日本の大きな価値観の違いについても、安易な理解でキレイにまとめようとはしていない。
当時はキリスト教白人文明が高等で、それ以外は遅れた未開文明とみるのが常識だった。文化相対主義(文化に優劣はない)が提唱されたのは、これより10年後のフランツ・ボアズが始まりであり、その弟子のひとりに「菊と刀」を書いた日本研究の元祖ルース・ベネディクトがいる。
ただ、「日本紀行」の記述を尊重している一方で、人物造形はありがちでキレイすぎるように思う。
実際のバードはこの時47歳で、表紙のような美女ではなく、探検家にふさわしい体躯と面構えをしている。が、これぐらいの「萌えキャラ化」は読み物として、好意的に受け取るべきだろう。ただ、イギリス人らしい冷徹な観察者で皮肉家な部分が、この作品ではありがちな「天然で明るい学者ガイジンさん」になっているのが残念。
また通訳の伊藤鶴吉(イト)にしても、「日本紀行」で感じられた「頼りになるけど、抜け目ない」部分(バードは気にしなかったが、食料調達や宿探しなどでちゃっかりマージンを取っていたようだ)が、少女マンガのごとき無口クールに描かれているのが、やや不満だ(お菓子が好きなのは原作通り)。
とくに当時の日本人の平均身長は150センチがせいぜいで、作中に登場する日本人の背がどれも現代人なみに見えるのが大きな違和感だった。伊藤も均整は取れているが小柄で150センチ程度と書かれているので、バード同様かなり美化されている。
ともあれ、このマンガは西洋人向けの「日本紀行」ではなく、日本人向けの「明治の東北・北海道紀行」なので、観察者側であるバードや伊藤のクセのある部分はとり除いたほうが、すっきり読めるのかもしれない。
明治初期の風物史、旅行記、東北・北海道史、「日本紀行」の入門書・補足書籍と、さまざまな面で楽しめる。この作品で興味をもたれた方は、ぜひ「日本紀行」でよりディープな明治時代も味わってほしい。
2017年4月2日に日本でレビュー済み
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幕末期の日本は江戸とか大都市ばっかり、話が残っています。
が、ちょい田舎(福島とか栃木)の話はあまり聞きません。
大都会江戸に比べて、原始的な東北地方の暮らしぶりが分かります。
が、ちょい田舎(福島とか栃木)の話はあまり聞きません。
大都会江戸に比べて、原始的な東北地方の暮らしぶりが分かります。
2016年5月24日に日本でレビュー済み
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イザベラ・バードが日本での旅で書いた文章や絵を断片的には知っていましたが、この漫画を読んでもっと知りたくなりました。
1-2巻を一気に買い、3巻目も楽しみ。絵もきれいで文句なし。
イザベラ・バードだけでなく、その重要な相方である通訳の伊藤鶴吉さんのキャラも史実の人物像をうまく漫画向けに膨らませていて魅力的。
実際ぶっきらぼうなところもあるが有能で勉強熱心で、強い愛国心がありつつも欧米よりも後進国であることも知っていて、イザベラ曰く『虚栄という弱みと強み』のある明治人らしいキャラクターが生き生きしている。
1-2巻を一気に買い、3巻目も楽しみ。絵もきれいで文句なし。
イザベラ・バードだけでなく、その重要な相方である通訳の伊藤鶴吉さんのキャラも史実の人物像をうまく漫画向けに膨らませていて魅力的。
実際ぶっきらぼうなところもあるが有能で勉強熱心で、強い愛国心がありつつも欧米よりも後進国であることも知っていて、イザベラ曰く『虚栄という弱みと強み』のある明治人らしいキャラクターが生き生きしている。
2020年9月22日に日本でレビュー済み
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英語もきれいで、ストーリーも面白くて、続きが読みたいと思う漫画です。続きが読みたいと思う漫画を英語で読むと英語力がつくのではないでしょうか?日本語版は7巻まで出ているようですので、バイリンガル版もぜひ!
Please do not downplay the usefulness of bilingual comics in developing one's English skills.
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