美しい自然とそこにいる著者や創作した墨絵や原稿の写真と文章がハーモニーを紡いでいる。
それらから著者の暮らし、感覚、思いがひしひしと伝わってくる。
ひとりで在る!とは?禅師のようにまっすぐに私に問いかけてくる。
公案として携えていきます。ありがとう!
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ひとり 単行本 – 2012/4/25
加島 祥造
(著)
長野県・伊那谷にひとりで暮らす89歳の英文学者・詩人が、人生とともに変化する人の意識や生き方を、自らの経験にもとづいて語ります。都会で精力的に活躍した3、40代を経て、50代で『老子』思想と出会い、時折訪れる伊那谷の豊かな自然に惹かれ、ついに60歳を過ぎてこの地にひとり移住する…。そうして89歳を迎えた今だから語れる、みずみずしい生命の言葉。四季折々の谷の風景や著者の暮らしぶりなどの写真も満載です。
- 本の長さ151ページ
- 言語日本語
- 出版社淡交社
- 発売日2012/4/25
- ISBN-10447303805X
- ISBN-13978-4473038050
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商品の説明
著者について
英文学者・詩人
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
加島/祥造
1923年、東京生まれ。英文学者、詩人、墨彩画家。早稲田大学英文科卒業、カリフォルニア州クレアモント大学留学。信州大学、横浜国立大学、青山学院女子短期大学に勤め、フォークナー、マーク・トウェインをはじめ、数多くの翻訳・著書を手がける。1992年、英文の「老子」に出会い、英語から自由な翻訳を試みた『タオ ヒア・ナウ』を出版。その後、老子との出会いから生まれた数多くの著作を発表しつづける。20数年前から信州・伊那谷に独居し、詩作、著作のほか、墨彩画を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1923年、東京生まれ。英文学者、詩人、墨彩画家。早稲田大学英文科卒業、カリフォルニア州クレアモント大学留学。信州大学、横浜国立大学、青山学院女子短期大学に勤め、フォークナー、マーク・トウェインをはじめ、数多くの翻訳・著書を手がける。1992年、英文の「老子」に出会い、英語から自由な翻訳を試みた『タオ ヒア・ナウ』を出版。その後、老子との出会いから生まれた数多くの著作を発表しつづける。20数年前から信州・伊那谷に独居し、詩作、著作のほか、墨彩画を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 淡交社 (2012/4/25)
- 発売日 : 2012/4/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 151ページ
- ISBN-10 : 447303805X
- ISBN-13 : 978-4473038050
- Amazon 売れ筋ランキング: - 191,903位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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ベスト1000レビュアー
80代も半ばを過ぎた著者が、信州の伊那谷にひとり住む。自分の感覚に正直に生きる姿は、とてもシンプルで美しい。人間なので時には寂しい気持ちにもなるが、自然とのつながりに気づくと、いつの間にかそれも薄らぐようだ。そんな生き方が描かれたエッセイ、詩、写真、絵は、控えめに言ってどれも素晴らしかった。
人間は生まれるときも死ぬときも、ひとりだ。この世に生まれ、死ぬときに、周りにたくさん人がいたとしても、実際に生死を体験するのは自分ひとりでしかない。そんなひとりぼっちでこの世にいる自分が、これからも生きて、そして死んでいくうえで、とても勇気づけられる書である。
加島といえば最近読んだフォークナー 『八月の光』 の訳者というイメージが強かったが、彼が還暦を過ぎてタオイズムに傾倒し、このような生き方をしていたのは知らなかった(『タオ―老子』などの存在くらいは知っていたが、著者があのフォークナーの訳者だったことに気づいていなかった)。なんか思わぬ発見だったというか、著者のタオイズム関連の本も読んでみたくなった。
人間は生まれるときも死ぬときも、ひとりだ。この世に生まれ、死ぬときに、周りにたくさん人がいたとしても、実際に生死を体験するのは自分ひとりでしかない。そんなひとりぼっちでこの世にいる自分が、これからも生きて、そして死んでいくうえで、とても勇気づけられる書である。
加島といえば最近読んだフォークナー 『八月の光』 の訳者というイメージが強かったが、彼が還暦を過ぎてタオイズムに傾倒し、このような生き方をしていたのは知らなかった(『タオ―老子』などの存在くらいは知っていたが、著者があのフォークナーの訳者だったことに気づいていなかった)。なんか思わぬ発見だったというか、著者のタオイズム関連の本も読んでみたくなった。
ベスト500レビュアーVINEメンバー
図書館本
先日(2013年10月)NHKで加島さんの番組がありました。
姜 尚中との対話や本書で亡くなった友人と書かれている最愛のドイツ人医師AMさんの話。
「求めない」「受けいれる」と読んで、「ひとり」である。
実際は多くの人ととの関係性の中で生きている加島さんではあるが、脳化した都会から伊那谷に
移り住み、そこを終の棲家とした。(偏った人生のバランスをずいぶん回復したと書く)
人生に正解はないとは思うし、加島さんの生き方が正解かどうかは分からない。
ただ、綴られている文章の中に生きる本質があるのは確かだと思う。
備忘録的メモ
Taoは中国語の道(dao), 英語でTaoと言うとそれは「老子」や老荘思想、それから道教をさす。
ダオとかダオイズムと言うのは私が英訳の「老子」から学んだ。
Be who you are. Do what you love. Have what you need.
自分の在るがままでいる。自分のほんとうにしたいことをする。自分の要るものだけを持つ。
awareness, compassion, creativity. この3つを伊那谷に来て大切に思うようになった。
気付き、慈悲・慈愛(他者の心と一緒に在る)、創造力
このホテル(東京の)の高い窓から眺めると私の故郷の町は、大きな墓場としか見えない!
先日(2013年10月)NHKで加島さんの番組がありました。
姜 尚中との対話や本書で亡くなった友人と書かれている最愛のドイツ人医師AMさんの話。
「求めない」「受けいれる」と読んで、「ひとり」である。
実際は多くの人ととの関係性の中で生きている加島さんではあるが、脳化した都会から伊那谷に
移り住み、そこを終の棲家とした。(偏った人生のバランスをずいぶん回復したと書く)
人生に正解はないとは思うし、加島さんの生き方が正解かどうかは分からない。
ただ、綴られている文章の中に生きる本質があるのは確かだと思う。
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