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ひかりごけ (新潮文庫) 文庫 – 1964/1/28

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商品の説明

内容紹介

雪と氷に閉ざされた北海の洞窟の中で、生死の境に追いつめられた人間同士が相食むにいたる惨劇を通して、極限状況における人間心理を真正面から直視した問題作「ひかりごけ」。仏門に生れ、人間でありながら人間以外の何ものかとして生きることを余儀なくされた若き僧侶の苦悩を描いて、武田文学の原点をうかがわせる「異形の者」。ほかに「海肌の匂い」「流人島にて」を収録する。

内容(「BOOK」データベースより)

雪と氷に閉ざされた北海の洞窟の中で、生死の境に追いつめられた人間同士が相食むにいたる惨劇を通して、極限状況における人間心理を真正面から直視した問題作『ひかりごけ』。仏門に生れ、人間でありながら人間以外の何ものかとして生きることを余儀なくされた若き僧侶の苦悩を描いて、武田文学の原点をうかがわせる『異形の者』。ほかに『海肌の匂い』『流人島にて』を収録する。

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登録情報

  • 文庫: 276ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1964/1/28)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 410109103X
  • ISBN-13: 978-4101091037
  • 発売日: 1964/1/28
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 18件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 68,356位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 daepodong VINE メンバー 投稿日 2005/9/24
形式: 文庫
 はじめて読んだときには意識しなかったが、「ひかりごけ」の前半にアイヌ出身のアイヌ研究者M氏という人物が登場する。この人物の経歴から見て、彼は以前武田泰淳と北大で机を並べた知里真志保であることはまちがいないだろう。ここに知里が登場することで、あらためてここに収録されている四編に共通する主題に気がついた。
 武田泰淳には、辺境に住む者、異形の者、そして虐げられた者への深い共感がある。それはおそらく中国文学者であり、中国の文化・人民に深い愛情を抱きつつ、彼らを殺すものとして戦場に立たなくてはならなかった彼の体験が影響しているものと思われる。この四編に通じて流れているものは、自らを「正しい多数派」の側に置かず、少数派の論理、犯罪者の言い分をあえて共有しようとする姿勢である。
 特に彼の怒りは、かたち上その少数者たちに共感するようなポーズを取る「偽善者」に向けられる。寒村での原始共産制を研究しようとする大学人に対する怒りというかたちで「海肌の匂い」では登場するこの感情は、大作「森と湖のまつり」でさらに深化されて再登場することになる。
 「ひかりごけ」ではこの姿勢がストレートに提出されている。人肉食いという「倫理的に言語道断」という犯罪を無邪気に糾弾しようとする「多数派」に対する作者の倫理的糾弾は本作に現れている通りである。
 文学史上に残る名作のひとつである。
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形式: 文庫
とても面白い本だと思います。特に、この中で出てくる校長先生のキャラクターには忘れがたいものがあります。
しかしこの本に関心を示す人であれば、是非に(まだ読んでなければ)、大岡昇平の『野火』も読むべきだと思います。扱う問題の種類としては、大岡の先を行く興味深さはありますが、『野火』の文章が持つ迫真力には及ばないようにみえます。
それでも、やはり節目、節目に思い出されるべき重要な作品であると思います。
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形式: 文庫
 最初の『流人島にて』は正直微妙だったのだが、次の『異形のもの』はすごい。閉ざされた寺院の中で、神的ものをこきおろした激しい感情うずまく傑作。

 次の『海肌の匂い』は一見いい話なんだけど、最後の五行くらいでずがんと落とされる。そして衝撃の『ひかりごけ』。

 カニバリズムがテーマ。実際にあった話だかなんだか知らないけれど、そういう予備知識なしに読める。ある種のメタフィクション的な技法を用いた後半の戯曲シーンはすごすぎる。

 我慢し続けた船長、つまり、何を我慢したのかはわからないけれど、果たして人の肉を食うのを我慢するのか、食わないのを我慢するのか、そういった倒錯と、やっぱり人間すべてをこきおろす微妙な救いのなさが光る怪作。
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形式: 文庫
 「文学雑感」という随筆で、著者は大戦中、私小説に共感を持っていたことを語っている。

「在郷軍人会の幹部の演説、政府の声明、大臣の談話などが、いかにもそらぞらしく、無意味なものとして重くるしく立ちこめていた戦時にあっては、私小説作家の正直な記録は、たしかに救いであった。」(「文学雑感」より)

 戦中、公明正大に語られた大義の「言葉」がいかにいい加減で簡単にひっくり返ったか、という体験の下で、戦後の著者はこのような「言葉」を語る戦後の日本人に対する不信感を描いた作品を次々と書いた。人食裁判シーンで裁判所の人間全員を告発してみせる「ひかりごけ」のクライマックスは、「蝮のすえ」で敗戦直後の上海で軍の権力者だった男を殺してみせたと同様、一線を超えた告発の試みだといえるだろう。そういった視点でいうと、主人公の復讐を描いた「流人島にて」でも、エグイ復讐が遂行されることを指摘したい。

 そして、これらの作品では当然ながら「私」が主人公であり、大戦中に軟弱な内面を吐露した私小説作家達による、暴力的な復讐として読めるのだ。しかし、もちろん著者はそれがあくまで紙の上での想像上での暴力だという軟弱な点も、そしてこの暴力と戦中の暴力の間に何の違いもないことを知っている。こういったモチーフが最も完成された「ひかりごけ」において、かえって「私」
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形式: 文庫
 「富士」も読みましたが、武田泰淳の作品は、いろんな意味で「閉じ込められた人間の究極」が書かれており、読み手の私も猛烈な閉塞感、圧迫感を感じてしまうのです。それは孤島であったり、氷河であったり、精神病院であったり。普通なら置かれないところに押し詰められた人間の心、行動、それをここまで突き詰めて書けるものか?と思ってしまいます。
 「ひかりごけ」では、何日も食べていない、全く食べるものがない、今後も食べるものが手に入る可能性はゼロという死目前の状況に閉じ込められた船員たちが、「人肉を食べて生き延びる」という悪魔の誘いに対し、各人それぞれの信念を貫く姿が書かれます。そういう状況下に置かれたこともないくせに「人肉を食べるなんて鬼畜だ」なんて簡単に非難できるのか。「食べずに死んでいったからすばらしい」と敬えるのか。唯一、食べて生き残った船長は、何を問われても「私はただ我慢しているだけだ」と繰り返すけれど、彼のいう我慢とは何か。読み手によって幾通りも答えが考えられるという読書の醍醐味を、久々に味わいました。
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