多くのレビューで、「ギスギスしているのが嫌だ」という意見が評価としてマイナスになっているのが見受けられたので「どれだけ酷いギスギスだったんだ？！」と逆に気になって見てみましたが、なんてことはありませんでした。

原作を知らないのでアニメだけ見た感想になりますが、このアニメは“才能の向き合い方と精神的成長”を丁寧に描いていて、その過程として１話と６話あたりから主人公が原因でギスギスが発生します。それは主人公の内面に関わる問題で、その問題を解決して主人公が成長するための“必要ギスギス”だと私は思いました。ヘイト管理も丁寧なくらいしっかりしていて、後味が悪いということはありません。

天才型の羽咲綾乃と努力型の荒垣なぎさ。対照的に見える２人は同じ悩みを抱える似た者同士で、お互いに成長していく美しいストーリー。演出と音楽にも力が入っているのがビシビシと伝わります。

サブキャラも単なるサブキャラでは終わらず、作品全体にいい味を出していて、担当回もあることに好感を持ちました。別段掘り下げ不足に感じるキャラがいるわけでもなく、原作通りのキャラ数に合わせるより、ずっといい判断です。

１３話で綺麗にまとめられていて、下手に２期を作るより断然いい。見終わって即、原作を全巻ポチりましたが、このアニメに対する評価が変わることはないでしょう。

天才型vs努力型の壮絶な試合は凄まじい緊張感があります。ジャンプ作品とは一味違ったスポーツアニメを楽しみたい方にオススメします！

再構成すること自体は1クールでどこをオチにするかを逆算して、尚且、
原作初期と現在の作風とのすり合わせをする目的なのは理解できますが、
一部のキャラ削除に伴って繋ぎのシーンが削除されていることや
別キャラにセリフが回されていてチグハグであったり、
原作にないエピソードを入れた反面で決勝戦の尺が足りなくなっていたり、
結果として綾乃となぎさの二人から受ける印象も大分違ってしまって、
あまり上手く再構成されているとは言えないと思います。
最初から2期作る気ないんだなってわかるのも個人的にはマイナス。

ただ、それはそれとしてキャストの熱演と気合の入った作画は良かった。
試合のシーンはロトスコープだとしても引きの動画で
こんなに動くバドミントンの作画は一見の価値はあります。

あと、はねバドは独自の視点で展開されてる作品でとても面白いので、
アニメが初見だった方は個人戦決勝あたりを是非読んで欲しい。

入りは好きだったし、試合も臨場感がありよかった、ライバルの登場も良かった。

ただ、綾乃の母親は結局クズ。反省する素振りもなく、謎の綺麗事を並べ立てる。

綾乃のダークさは嫌いじゃないが、何はともあれ母親のクズっぷりがこの作品のすべてを悪い方向に持って行ってしまっている。
スポーツマンの前に母親が人間として終わっている。

こちらの作品は、漫画が原作で、ライデンフィルムが製作を手掛け、2018年夏に放送されてました。

個人的な感想としては、主人公が闇を持ちすぎてある意味記憶に残る作品です。
最初は可愛らしかったんですが、どんどん心な闇が顕著に発現していきましたね(汗)
製作会社のライデンフィルムにしては良くできたクオリティだと思いました、個人的にそこまで凄腕の製作会社だと思ってないが、アニメとしては良いデキでした。
バドミントンをする体の動きも表現できており、満足です。

また、OP曲もED曲も個人的には好きでした。
特にED曲とEDアニメーションはドストライクでした。EDのサビに入るときの羽が舞い上がる描写は鳥肌立ちました。

総評としては、かなりギスギスして決して綺麗な作品ではないが、ドラマは感じてそこそこ熱い作品です。
まぁ、記憶には残る作品です。

原作を読んでいなかったので、
いつものかわいい女の子たちがスポーツ楽しむ話かと思っていたのですが
ぜんぜん違いました。
主人公の性格が悪くギスギスした雰囲気なので、このあたりは好き嫌いがわかれるのでは
ないでしょうか。
私はリアルな感じがして割と楽しめましたが、
性格が激しく変わりすぎて理解できない部分もありました。
ハトミントンの試合のシーンは派手な必殺技とかはないものの
作画もよく相手との駆け引きなど描写がしっかりしていて、
特に最後の決勝戦は見ていてとても熱くなりました。

原作13巻まで読んだ民です。

アニメ最初の数話を見てハマリ、原作を知ることが出来ました。良かった点はこれに尽きます。強いて言うならあとはリアルなバドの動きを再現しているところです。

原作の良い所を消してしまい、原作者の知らない恋愛要素やギスギスを入れていて正直アニメは見ていて面白くなかったです。

例えばコニーと綾乃が練習試合で戦った際、アニメではギスギスしてますが、漫画だとインハイで待ってるね的な感じでそこから綾乃が特訓したりと共感が出来ます。

何より主人公神藤綾乃の最大の魅力であるナチュラルゲスとギャグも含めた可愛さの両立と漫画で徐々に変わるキャラデザが、アニメではただの胸くそサイ○パスと化しておりキャラデザも目のハイライト消せば良いんだろ？って思われてる気がします。

とりあえずアニメを見てなんだこれって思った人は漫喫なり、無料試読などを見てぜひ原作を読んで欲しいです。

ジャンプのパジャマな彼女の作者ですからキャラクターが可愛いです。
フレ女が可愛いです。
ゲスな綾乃ちゃんがとても可愛いです。

試合中含めてですが、女性キャラの輪郭隠しのような両サイドの髪の毛の量の多さが気になって仕方なかった…
前から見てもサイドから見てもおかしすぎ。
試合中に髪を結んでいることが全く無意味なほどの毛量を残したままで、試合が進んで髪が張り付いたような演出もあるので余計に鬱陶しく感じます…。
そういう絵しか描けないのか、作者の癖か好みなのかわかりませんが、内容云々よりも一番印象に残っている作品。

原作を知らずに視聴しました。見た目は可愛い綾乃の性格がちょっと怖いけどバドミントンのシーンを大音量で視聴すると声優の熱演にスパーン！というシャトルを叩く効果音や音楽も相まって臨場感が素晴らしくとても爽快でした。全12話で無理に詰め込んだ感じがしたのは残念ですが面白く最後まで休まずに鑑賞できた久しぶりのアニメでした。