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はだしのゲン⑥ (中公文庫コミック版) Kindle版
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言語日本語
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出版社中央公論新社
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発売日1998/8/18
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ファイルサイズ102295 KB
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.5
星5つ中の4.5
12 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年9月19日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
子どもの頃、読んだ「ゲン」は実体験に基づいた描写で説得力を感じたが、本書ではゲンの怒りの根拠に伝聞が多いように感じた。限りなくノン・フィクションに近いフィクションと勝手に決め込んで読んだせいかもしれないが、ノン・フィクションを装ったフィクションに成り下がっているようで違和感を超えて(作者自身の実体験という刷り込みのある分)危険性すら感じる。時代背景もあるだろうが冷めた目で見ると単なる無法者が戦争を言い訳にして破壊行為を美化しているようで、まったく共感を覚えなかった
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2014年11月27日に日本でレビュー済み
『はだしのゲン』を、全て読んだ人はそうはいないはずだ。
『週刊少年ジャンプ』で打ち切り後、日教組系の雑誌で連載となり、第一部が完結。正直、ここで終わるべきであった。本作は反戦漫画という文脈で読まれるが、むしろ「原爆という未曾有の災害に、人間がどう立ち向かったか」という文脈で読むべきだろう。
また、随所に「世間話」「噂」の類も書き込まれている民話的な部分も興味深い。
だが「第2部」は「ゲンというキャラクターを使った意見漫画」になっており、殺伐とした暴力、伝聞推定の紋切り型の日本軍の残虐行為などが書かれる。現実世界では、著者の中沢啓治は中学卒業後に看板屋を経て、マンガ家となる。「ゲン=反戦マンガで!」という編集サイドの要望もあったのだろう。しかし中沢は事実を書くべきであった。
中沢=ゲンの、マンガ家を目指すきっかけとなった手塚治虫『新宝島』との出会い、看板屋での絵画修行、上京と結婚、一峰大二氏や辻なおき氏のもとでのマンガ家修行、『週刊少年ジャンプ』でのデビュー、馬場のぼるから「漫画家協会(笑)に入れてやるから、残酷漫画を描くな」と嫌味をいわれたことなど、実人生を取り入れた物語を、中沢の筆致で誠実に描くべきだったのだ。
第1部は文句なしの傑作である。しかし、傑作の「第2部」が、名作を汚すことが往々にあるように、本作の2部(6〜7巻)は完全な蛇足であろう。だが「最後までゲンと付き合い」「物語の迷走を見届けるべく」、やはり読まなければならない作品である。
『週刊少年ジャンプ』で打ち切り後、日教組系の雑誌で連載となり、第一部が完結。正直、ここで終わるべきであった。本作は反戦漫画という文脈で読まれるが、むしろ「原爆という未曾有の災害に、人間がどう立ち向かったか」という文脈で読むべきだろう。
また、随所に「世間話」「噂」の類も書き込まれている民話的な部分も興味深い。
だが「第2部」は「ゲンというキャラクターを使った意見漫画」になっており、殺伐とした暴力、伝聞推定の紋切り型の日本軍の残虐行為などが書かれる。現実世界では、著者の中沢啓治は中学卒業後に看板屋を経て、マンガ家となる。「ゲン=反戦マンガで!」という編集サイドの要望もあったのだろう。しかし中沢は事実を書くべきであった。
中沢=ゲンの、マンガ家を目指すきっかけとなった手塚治虫『新宝島』との出会い、看板屋での絵画修行、上京と結婚、一峰大二氏や辻なおき氏のもとでのマンガ家修行、『週刊少年ジャンプ』でのデビュー、馬場のぼるから「漫画家協会(笑)に入れてやるから、残酷漫画を描くな」と嫌味をいわれたことなど、実人生を取り入れた物語を、中沢の筆致で誠実に描くべきだったのだ。
第1部は文句なしの傑作である。しかし、傑作の「第2部」が、名作を汚すことが往々にあるように、本作の2部(6〜7巻)は完全な蛇足であろう。だが「最後までゲンと付き合い」「物語の迷走を見届けるべく」、やはり読まなければならない作品である。
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