一歩「僕は弱くなりましたか?」
鷹村「こっから先は人外の領域だ。
人のまま入ってくるんじゃねぇ」
実質、この巻で『はじめの一歩』は完結しました。
残りは外伝、後日譚です。
勝負とは最後は心が分けるものなのでしょう。
ただ、将棋棋士の先崎学が自分の甘さに悩んだとき、
囲碁棋士の小林覚(棋聖および碁聖のタイトル獲得)が
「甘いなら、甘いまま天下を取ればいい」
と言ったことも思い出されます。
その心のケアこそが会長たる鴨川の仕事と思いますが…、
一歩に世界が見えて、逆に視野が狭くなった感があります。
パンチドランカーについては、著者ならではの
使命感を持って取り組むテーマなのだと思います。
アリ,メイウェザー,ダイナマイトキッドなど、
後遺症に苦しんだ元王者も多数みられます。
今後は迫力あるエンターテイメントとはひと味違った、
暗くて地味ながらも、真摯な筆致に期待しましょう。
はじめの一歩(109) (講談社コミックス) (日本語) コミック – 2014/12/17
森川 ジョージ
(著)
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本の長さ192ページ
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2014/12/17
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寸法11.6 x 1.3 x 17.3 cm
-
ISBN-104063952630
-
ISBN-13978-4063952636
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年9月19日に日本でレビュー済み
連載当初は現実のボクシングくささもあって面白かった。けど途中からかなりご都合主義になってきた。特に作者の宮田びいきはひどすぎる。打たれ弱い設定なのにボコボコに打たれても何度も立ち上がり最期に勝ってしまう。ランディ戦しかりア~ニ~戦しかり。その理由づけも意地というだけである。ふざけるんじゃない。ちゃんと設定あるんならその範囲内で試合を進めろ。この巻で一歩が負けますが、やる前から負けのフラグをあんなに立てるのもつまらない。負ける理由もおかしいよね。だったら今までは何で勝てたんだよ?って感じです。
2014年12月17日に日本でレビュー済み
負けるのはアリだと思いますが話の展開が遅すぎます。
この『ゴン編』は試合だけで約1年引っ張りました。
途中休載や毎度減ページで展開が遅く
これが読んでいた読者のストレスが溜まる要因の一番なのかなと
細かくは書きませんがストーリーが矛盾したりしていても
話の展開がある程度早ければここまでは叩かれないと思うのですが
作者がこの漫画に対してのモチベーションがどうなのかは解りませんが
作品でなく商品である以上はかなり拙い状況になっていると思います。
それでも出せばある程度は売れるのでしょうから
色々なところで叩かれている現状が作者再サイドに届かないのかなと思います。
この『ゴン編』は試合だけで約1年引っ張りました。
途中休載や毎度減ページで展開が遅く
これが読んでいた読者のストレスが溜まる要因の一番なのかなと
細かくは書きませんがストーリーが矛盾したりしていても
話の展開がある程度早ければここまでは叩かれないと思うのですが
作者がこの漫画に対してのモチベーションがどうなのかは解りませんが
作品でなく商品である以上はかなり拙い状況になっていると思います。
それでも出せばある程度は売れるのでしょうから
色々なところで叩かれている現状が作者再サイドに届かないのかなと思います。
2015年1月7日に日本でレビュー済み
スポーツライクで何が悪い?
過去のボクシングコミックとは一線を画して、「哲学性」「宗教性」を帯びないのが一歩のウリではなかったか?
ついにそこに踏み込まざるを得ないのか。
沢村戦か武戦あたりの後で宮田戦を描いてエンディング。
残念でも、それで一歩は終わると信じていたのだが。
作品の延命を図って、宮田戦を回避したのがすべての原因。
結果、その後の一歩の対戦は盛り上がらず、近年で一番感動した試合はヴォルグの世界タイトル戦、なんてわけのわからないことになってしまっている。
作者の責任なのか、出版社の責任なのか(少しずつ落ちていたとしても、一定冊数以上安定して売れるタイトルは利益構成上も手放せないはず)、編集部の責任なのかわからないが。
惜しまれつつ60巻くらいで宮田戦を(勝ち負けはどうでもいいし、どちらかが命を落とすなんて展開は望まないが)終わらせ、鷹村の5階級制覇とか、ヴォルグのUSでの孤独な戦いとかは、ファンに望まれて「外伝」で描けば、恐らくファンが減ることはなかったんじゃないかと思う。
もったいないなあ。
過去のボクシングコミックとは一線を画して、「哲学性」「宗教性」を帯びないのが一歩のウリではなかったか?
ついにそこに踏み込まざるを得ないのか。
沢村戦か武戦あたりの後で宮田戦を描いてエンディング。
残念でも、それで一歩は終わると信じていたのだが。
作品の延命を図って、宮田戦を回避したのがすべての原因。
結果、その後の一歩の対戦は盛り上がらず、近年で一番感動した試合はヴォルグの世界タイトル戦、なんてわけのわからないことになってしまっている。
作者の責任なのか、出版社の責任なのか(少しずつ落ちていたとしても、一定冊数以上安定して売れるタイトルは利益構成上も手放せないはず)、編集部の責任なのかわからないが。
惜しまれつつ60巻くらいで宮田戦を(勝ち負けはどうでもいいし、どちらかが命を落とすなんて展開は望まないが)終わらせ、鷹村の5階級制覇とか、ヴォルグのUSでの孤独な戦いとかは、ファンに望まれて「外伝」で描けば、恐らくファンが減ることはなかったんじゃないかと思う。
もったいないなあ。
2016年5月1日に日本でレビュー済み
鷹村さんの一歩は弱くなっていただろうと千堂さんに問いかけた事の意味、間柴の感じた一歩の弱さ、それはモチベーションの差、世界を相手に戦っていくには、二人と明らかに差があるからではなかったからではないでしょうか。間柴、千堂の二人はかなり早い段階から世界一の男と戦って勝つ、世界王者になるという意識で鍛練し戦い、勝ち続けて今もそれを目指している。でも一歩にはそこまでの覚悟も出来ていなくて気概も足りていなかった。伊達戦で学んだことの繰り返しというだけでなく、世界を目指し世界を賭けて戦い、勝つには、より高次元のレベルでそういう気持ちを自分の中に練り上げていっておかなきゃならなかった。その差がそのまま二人との差として一歩は弱くなっていただろうと鷹村さんは感じて問いかけていたんだなと感じました。
思えばはじめて鷹村さんが世界戦の事が具体的な話になった時、すっかりその覚悟は出来ていてすぐに集中してトレーニングをはじめてたなあと…スケベ大王の鷹村さんが初登場の飯村記者に全く見向きもせずに…防衛戦はどんな勝ち方をして前哨戦、世界戦に繋げるかまで考えて見事に左だけで勝利して…。千堂も間柴もそれぞれに頂上を取ると前々から言ってその為の戦いをしてきていたから…。一歩とは性格も世界への考え方とは全く違うから仕方ないとこもあるけど、それでも試合が決まったのならそこからでも絶対に負けない、勝つという気持ちを練り上げなきゃいけなかったのだろうなぁと…それでも勝てるかは厳しくどうなるかはわからないけど…それぐらい厳しい次元の違う世界だろうから。
鷹村さんも兄弟子として厳しい事だけど言わなきゃいけない事は一歩に伝えた、それをどう受け止めるかは一歩次第だけど、鷹村さんだって弟弟子の一歩の敗戦にはいろいろな思いがあっただろうと…何より共通の師匠であり鷹村さんにとっては生きる場所としてボクシングを与えてくれた、誰より感謝していて、かけがえのない会長に、あんな顔をさせた、あまつさえ潔い言葉を言ったつもりで怒ることすらさせない、怒られない為に一緒に戦ってきた会長の気持ちを慮る事さえ出来なかった一歩に腹立たしい歯がゆい思いがあった事でしょう。いじめられて大事な人を貶められても人を殴る事も出来なかったお前にボクシングを教えてボクサーとして育ててくれたのは誰だ!?会長じゃねえかと…夢みさせるな云々も会長と一緒ならどこまでもいけるという気持ちだったなら半端な覚悟でそんなことを思うな、口にするな、自分たちの恩人を傷つけるなという気持ちだったのではないかなと…。一歩の敗戦は一歩だけでなく会長の負けにもなってしまうのだから…鷹村さんは兄弟弟子でも一歩とは違うタイプのボクサーだけど、それでもこの先どんなに苦しい戦いになっても自分は絶対に絶対に負けることはあってはいけないと、目の前で見た弟弟子の負けと会長の歪んだ顔を見てあんな顔を絶対にさせてはいけないってものすごい決意が胸に刻み込まれての試合後のリングでのシャドーになったんだろうな。あっちゃいけないことって恩人に自分たちが原因でリング上でリングサイドであんな顔させてしまうことじゃないかな、試合後のリング上では会長はいつも鷹村曰くバカ顔、一歩曰く誇らしげな顔してなきゃ、させなきゃいけないんだろう。
本当に本当に苦しい巻、がんばれ、一歩❗こっから全部受け止めて噛み締めて強くなれ❗
鷹村さんも会長も不器用な人達なんだなと改めて感じました。既刊をよく読み返してみるとこの人達は本当に嬉しい時に素直に嬉しい顔がめったに出来ない、どころか怒ったり不機嫌そうな顔したり。 一歩は言葉や態度を表面的にとらえがちなところもあるから鈍いというか、その辺り汲み取っていけるホントの思いやりが育てばいいけどなあ。
思えばはじめて鷹村さんが世界戦の事が具体的な話になった時、すっかりその覚悟は出来ていてすぐに集中してトレーニングをはじめてたなあと…スケベ大王の鷹村さんが初登場の飯村記者に全く見向きもせずに…防衛戦はどんな勝ち方をして前哨戦、世界戦に繋げるかまで考えて見事に左だけで勝利して…。千堂も間柴もそれぞれに頂上を取ると前々から言ってその為の戦いをしてきていたから…。一歩とは性格も世界への考え方とは全く違うから仕方ないとこもあるけど、それでも試合が決まったのならそこからでも絶対に負けない、勝つという気持ちを練り上げなきゃいけなかったのだろうなぁと…それでも勝てるかは厳しくどうなるかはわからないけど…それぐらい厳しい次元の違う世界だろうから。
鷹村さんも兄弟子として厳しい事だけど言わなきゃいけない事は一歩に伝えた、それをどう受け止めるかは一歩次第だけど、鷹村さんだって弟弟子の一歩の敗戦にはいろいろな思いがあっただろうと…何より共通の師匠であり鷹村さんにとっては生きる場所としてボクシングを与えてくれた、誰より感謝していて、かけがえのない会長に、あんな顔をさせた、あまつさえ潔い言葉を言ったつもりで怒ることすらさせない、怒られない為に一緒に戦ってきた会長の気持ちを慮る事さえ出来なかった一歩に腹立たしい歯がゆい思いがあった事でしょう。いじめられて大事な人を貶められても人を殴る事も出来なかったお前にボクシングを教えてボクサーとして育ててくれたのは誰だ!?会長じゃねえかと…夢みさせるな云々も会長と一緒ならどこまでもいけるという気持ちだったなら半端な覚悟でそんなことを思うな、口にするな、自分たちの恩人を傷つけるなという気持ちだったのではないかなと…。一歩の敗戦は一歩だけでなく会長の負けにもなってしまうのだから…鷹村さんは兄弟弟子でも一歩とは違うタイプのボクサーだけど、それでもこの先どんなに苦しい戦いになっても自分は絶対に絶対に負けることはあってはいけないと、目の前で見た弟弟子の負けと会長の歪んだ顔を見てあんな顔を絶対にさせてはいけないってものすごい決意が胸に刻み込まれての試合後のリングでのシャドーになったんだろうな。あっちゃいけないことって恩人に自分たちが原因でリング上でリングサイドであんな顔させてしまうことじゃないかな、試合後のリング上では会長はいつも鷹村曰くバカ顔、一歩曰く誇らしげな顔してなきゃ、させなきゃいけないんだろう。
本当に本当に苦しい巻、がんばれ、一歩❗こっから全部受け止めて噛み締めて強くなれ❗
鷹村さんも会長も不器用な人達なんだなと改めて感じました。既刊をよく読み返してみるとこの人達は本当に嬉しい時に素直に嬉しい顔がめったに出来ない、どころか怒ったり不機嫌そうな顔したり。 一歩は言葉や態度を表面的にとらえがちなところもあるから鈍いというか、その辺り汲み取っていけるホントの思いやりが育てばいいけどなあ。