理詰めの、まるでチェスを指しているような
高度な駆け引きの戦いが堪能されました。
ここしばらくの間では最高の一戦だったと思います。
団吉の
「~~すら囮よ!」
「ワシは何を見ているのだ?!」
などは衝撃のシーンだったといえるでしょう。
”今時はありえない”と仰る方が多数いますが、
少なくとも過去、せいぜい二十年前ほどに
複数回も現実に起こったという時点で驚愕ものです。
こうしたことがあったという事実は
知っておいた方が良いでしょう。
人間は、また似たようなことをやるものですから。
鷹村も間柴も一歩を
”弱くなった”
と言います。
その後、長く引っ張られる伏線ですが、
どのように回収されるかは次々巻、
世界二位のゴンザレス戦までのお楽しみです。
はじめの一歩(103) (講談社コミックス) (日本語) コミック – 2013/5/17
森川 ジョージ
(著)
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本の長さ192ページ
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言語日本語
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出版社講談社
-
発売日2013/5/17
-
寸法11.3 x 1.4 x 17.2 cm
-
ISBN-104063848426
-
ISBN-13978-4063848427
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カスタマーレビュー
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星5つ中の4
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年3月6日に日本でレビュー済み
70巻で見るのやめて、世界チャンプとなったことで最近一気読みしました。
99巻までのあのダルダルな試合は、うしおととらで言えば、20巻~25巻の準備期間としてもいいでしょう。
それまでのダメな部分が100~103巻ですべて帳消しにしてくれるほどの爽快感です。
澤村vs幕の内戦並みの熱さを感じさせてくれました。高等テクニックは当然のことながら
作者自身もボルグと同じように2ラウンドを自分の作風の試合勘を取り戻すように使ったかと思います。
それ以降は伏線に伏線を重ねて何度も何度も考えたような綿密な試合展開。
ボロボロのボルグは僕自体がファンなのでいただけませんが、最後はファングで締めて
これが本当のソ連の狼というのを見せて欲しかった。
それでも100点満点の内容です。
70巻くらいで読むのをやめてしまった人は、ぜひとも100巻からでも買い直してください。
間違いなく、本物です。
99巻までのあのダルダルな試合は、うしおととらで言えば、20巻~25巻の準備期間としてもいいでしょう。
それまでのダメな部分が100~103巻ですべて帳消しにしてくれるほどの爽快感です。
澤村vs幕の内戦並みの熱さを感じさせてくれました。高等テクニックは当然のことながら
作者自身もボルグと同じように2ラウンドを自分の作風の試合勘を取り戻すように使ったかと思います。
それ以降は伏線に伏線を重ねて何度も何度も考えたような綿密な試合展開。
ボロボロのボルグは僕自体がファンなのでいただけませんが、最後はファングで締めて
これが本当のソ連の狼というのを見せて欲しかった。
それでも100点満点の内容です。
70巻くらいで読むのをやめてしまった人は、ぜひとも100巻からでも買い直してください。
間違いなく、本物です。
2013年8月27日に日本でレビュー済み
おっさんになっても(少年誌で)読み続けているのはこの漫画だけでした。
でもそろそろ卒業かなと思います。
散々批評されている長く続いた弊害まさにそう思います。
一歩はいつもどきどきハラハラの大苦戦の末最後に逆転KO。現実ならそろそろパンチドランカーです。
途中どんなに優勢、劣勢になろうが最後は紙一重でどちらかが勝利する状態に持って行き、一歩らがなんかその時の(作者のこれみよがしな)切り札的なもので勝ってしまう。大きく言えばこのワンパターン。それでも最後に伊達戦の時のように一歩が負けるかもしれませんよとでも思わせたいのでしょうが、観る側からすると対戦相手が思い入れのない(宮田、千堂クラスの)のじゃないとそんなことはまあ起こらんだろうと予想がついてしまう。
私個人で言えば、正直一歩(それ以外も)が勝とうが負けようがどうでもよくって。何が面白かったかっていうとボクシングへの作者なりの考察を上手く漫画にしてるところ、スポーツ科学を踏まえた説明がちゃんとされているところでした。(デンプシーロールを立ての軌道でやったら足の筋肉が切れちゃう。なんてとんでも理屈も少年誌だしまあいいとしましょう)
そしてこの巻でヴォルクは地元の悪質なジャッジに泣きます。正直いつの時代だよと思います、今本場アメリカは徐々にベルトのタイトルマッチというより、本当に強い(観客が見たいと願う)者同士のマッチメイクを重視する流れになっています。つまり実力のない選手が王者に君臨してもビックマッチを組めないからお金にならない。そんな王者とやるくらいなら名のある選手は無冠でも客の呼べる相手と試合し大金を稼ぐ。これが今のトレンドです。
無論地元びいきがないないことはないでしょうが、作者が今これを作中でテーマとして訴えたかったというのが判りません。むしろこれを言われてしかるべきは、あいも変わらずTBSとやれなん階級制覇だ史上初の兄弟制覇だとか肩書に必死になってる日本の亀兄弟です。
まさか作者が暗にこういうことを揶揄してるとも思えませんが、それにしても本巻のリアリティのなさにはがっかりしました。試合内容は言うに及ばず、ヴォルクはロシアですが、現在村田選手のせいで急に日本でも名前の聞く機会が増えたゴロフキンなどは東欧です。それ以外にも東欧、旧ソ連圏からアメリカで活躍した選手は多数います(ちょっとまえだとコンスタンチン・チューとか)。それなのにまあ作中のヴォルクの悲壮なこと。この漫画の世界では、決してアメリカ以外の王者は誕生しそうにありません。
次巻は作者が批評にあわてたか、一歩は世界2位と試合するらしいですがどうしようかなあ。
アマゾンの評価見て決めようと思います。
長文失礼しました。
でもそろそろ卒業かなと思います。
散々批評されている長く続いた弊害まさにそう思います。
一歩はいつもどきどきハラハラの大苦戦の末最後に逆転KO。現実ならそろそろパンチドランカーです。
途中どんなに優勢、劣勢になろうが最後は紙一重でどちらかが勝利する状態に持って行き、一歩らがなんかその時の(作者のこれみよがしな)切り札的なもので勝ってしまう。大きく言えばこのワンパターン。それでも最後に伊達戦の時のように一歩が負けるかもしれませんよとでも思わせたいのでしょうが、観る側からすると対戦相手が思い入れのない(宮田、千堂クラスの)のじゃないとそんなことはまあ起こらんだろうと予想がついてしまう。
私個人で言えば、正直一歩(それ以外も)が勝とうが負けようがどうでもよくって。何が面白かったかっていうとボクシングへの作者なりの考察を上手く漫画にしてるところ、スポーツ科学を踏まえた説明がちゃんとされているところでした。(デンプシーロールを立ての軌道でやったら足の筋肉が切れちゃう。なんてとんでも理屈も少年誌だしまあいいとしましょう)
そしてこの巻でヴォルクは地元の悪質なジャッジに泣きます。正直いつの時代だよと思います、今本場アメリカは徐々にベルトのタイトルマッチというより、本当に強い(観客が見たいと願う)者同士のマッチメイクを重視する流れになっています。つまり実力のない選手が王者に君臨してもビックマッチを組めないからお金にならない。そんな王者とやるくらいなら名のある選手は無冠でも客の呼べる相手と試合し大金を稼ぐ。これが今のトレンドです。
無論地元びいきがないないことはないでしょうが、作者が今これを作中でテーマとして訴えたかったというのが判りません。むしろこれを言われてしかるべきは、あいも変わらずTBSとやれなん階級制覇だ史上初の兄弟制覇だとか肩書に必死になってる日本の亀兄弟です。
まさか作者が暗にこういうことを揶揄してるとも思えませんが、それにしても本巻のリアリティのなさにはがっかりしました。試合内容は言うに及ばず、ヴォルクはロシアですが、現在村田選手のせいで急に日本でも名前の聞く機会が増えたゴロフキンなどは東欧です。それ以外にも東欧、旧ソ連圏からアメリカで活躍した選手は多数います(ちょっとまえだとコンスタンチン・チューとか)。それなのにまあ作中のヴォルクの悲壮なこと。この漫画の世界では、決してアメリカ以外の王者は誕生しそうにありません。
次巻は作者が批評にあわてたか、一歩は世界2位と試合するらしいですがどうしようかなあ。
アマゾンの評価見て決めようと思います。
長文失礼しました。
2016年10月3日に日本でレビュー済み
最強パターンは最凶パターンでもある
左ジャブを掻い潜り左フックを出そうと上体を伸ばすところに右パンチを左胸においておく
これだけで(ハートブレイクショット)が成立する
(小島)戦と(ゴンザレス)戦の観客に(伊達)が登場するのも
これに気づかない(伊達)の(無能)さを表現するのが狙いの描写である
そして(ゴンザレス)にとって困ることがあるから(ゴンザレス)はこれを実行しなかった事が判明するのである
これは(弱点を攻める)と言う(プロの定石)に則した戦術であり
(プロボクサー)より(喧嘩屋)の方がいいを(ゴンザレス)は選んだからこれを実行しなかった事が判明するのである
言い換えれば(通常の受け手)がこの作品に(プロの定石)より(喧嘩)を求めているから
これに気づかない事が判明するのである
つまり(小島は右が使えない)と言う設定は(プロの定石には敵わない)を意味する設定なのである
つまり(一歩は不死身ではない)の(露呈)にしかならないから
先述の(左フックを出そうと上体を伸ばすところに右パンチを左胸においておく)が描写されないことが判明するのである
つまりこれが(露呈)した時点で(一歩は勝ち進めない)と言う図式があるから
(小島)戦で(敗北フラグ)が描写されていることを意味する図式なのである
左ジャブを掻い潜り左フックを出そうと上体を伸ばすところに右パンチを左胸においておく
これだけで(ハートブレイクショット)が成立する
(小島)戦と(ゴンザレス)戦の観客に(伊達)が登場するのも
これに気づかない(伊達)の(無能)さを表現するのが狙いの描写である
そして(ゴンザレス)にとって困ることがあるから(ゴンザレス)はこれを実行しなかった事が判明するのである
これは(弱点を攻める)と言う(プロの定石)に則した戦術であり
(プロボクサー)より(喧嘩屋)の方がいいを(ゴンザレス)は選んだからこれを実行しなかった事が判明するのである
言い換えれば(通常の受け手)がこの作品に(プロの定石)より(喧嘩)を求めているから
これに気づかない事が判明するのである
つまり(小島は右が使えない)と言う設定は(プロの定石には敵わない)を意味する設定なのである
つまり(一歩は不死身ではない)の(露呈)にしかならないから
先述の(左フックを出そうと上体を伸ばすところに右パンチを左胸においておく)が描写されないことが判明するのである
つまりこれが(露呈)した時点で(一歩は勝ち進めない)と言う図式があるから
(小島)戦で(敗北フラグ)が描写されていることを意味する図式なのである
2013年5月18日に日本でレビュー済み
これまでの悪条件に加え、「審判の不正」という最悪の妨害をも乗り越えて、
ようやく世界王者として報われたヴォルグの勝利エンドには心底安堵しました。
・・・が、そこに至るまで前巻レビュー同様「もっと引き締める余地はあった」と思いましたし、
不正のくだりは(ガッツ石松VSゴンザレス戦的な展開を見せたかったのだとしても)完全に蛇足でしたね。
キャラを一貫できず、求めた勝負に泥を塗られたまま終わった元王者マイクにも合掌あるのみです。
そして、今回は試合以外だと「一歩とクミとのやりとり」が楽しめたので
ここしばらくの不快要素(篠田や板垣家)満載な巻みたいな事はないのですが、
今回を転機に世界戦へ弾みをつけなければならないハズの一歩に対して周囲から
「弱くなった」との危険(暗雲)フラグを立てさせたのがまたまた不安で仕方ありません。
「弱点」という題材を持ち出しておきながら、ストーリーも対戦相手も試合内容も最低最悪だった
(引き延ばしに引き延ばしを重ねただけだった)小島戦の再来にならぬ事を祈るのみです・・・
ようやく世界王者として報われたヴォルグの勝利エンドには心底安堵しました。
・・・が、そこに至るまで前巻レビュー同様「もっと引き締める余地はあった」と思いましたし、
不正のくだりは(ガッツ石松VSゴンザレス戦的な展開を見せたかったのだとしても)完全に蛇足でしたね。
キャラを一貫できず、求めた勝負に泥を塗られたまま終わった元王者マイクにも合掌あるのみです。
そして、今回は試合以外だと「一歩とクミとのやりとり」が楽しめたので
ここしばらくの不快要素(篠田や板垣家)満載な巻みたいな事はないのですが、
今回を転機に世界戦へ弾みをつけなければならないハズの一歩に対して周囲から
「弱くなった」との危険(暗雲)フラグを立てさせたのがまたまた不安で仕方ありません。
「弱点」という題材を持ち出しておきながら、ストーリーも対戦相手も試合内容も最低最悪だった
(引き延ばしに引き延ばしを重ねただけだった)小島戦の再来にならぬ事を祈るのみです・・・