「入門」とか「はじめての」とタイトルに謳う本は多いが、内容が高度だったり、とっつき難いことが少なくない。その点本書は、タイトルに違わぬ内容になっている。
上巻では、まず経済学がどんな学問で、どう使われているかを紹介する。それからマクロ経済学の基礎となる概念、ミクロ経済学の基本、ゲーム理論を解説する。
現実の経済、特に日本経済の実態や経緯の紹介を意識した本である。その分ミクロ・マクロ理論の説明は最小限に抑えられ、現実との関連に紙幅を割いている。ゲーム理論にはやや多くのページを割いているのも、特徴と言えるかも知れない。
経済学部生がミクロ・マクロを学ぶには物足りないが、前提として読んでおくのは有用だろう。また知識を見直したい人、他学部生や社会人で経済学を学びたい人にも有益である。
はじめての経済学〈上〉 (日経文庫) (日本語) 新書 – 2004/4/1
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商品の説明
内容紹介
経済学が難しいと思っている人が多いとしたら、それは出合いが不幸だったせいではないだろうか? 本書は、数式は一切使わず、縦書きで、これだけは知ってもらいたい経済学のエッセンスを厳選し、やさしく解説する。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、経済学のこれだけは知っておきたいエッセンスを、雇用、地球環境問題、出店戦略などの事例を交えてやさしく記述。上巻では、ミクロ経済学、マクロ経済学、ゲーム理論など経済学の基本を解説する。経済学の考え方を現実に即して学ぶために、石油ショック、円高など現在の日本経済を方向付けた事件についても解説した。
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