のだめカンタービレ(23) (Kissコミックス) Kindle版
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2009/11/27
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ファイルサイズ73052 KB
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商品の説明
著者について
二ノ宮 知子
埼玉県出身、ふたご座のA型。1989年『LONDONダウトボーイズ』でデビュー。翌年『トレンドの女王ミホ』の連載で人気漫画家に。代表作は『天才ファミリー・カンパニー』『平成よっぱらい研究所』『GREEN』。「Kiss」連載のクラシック音楽コメディ『のだめカンタービレ』が大好評を博し、2004年、第28回講談社漫画賞を受賞。 --このテキストは、comic版に関連付けられています。
埼玉県出身、ふたご座のA型。1989年『LONDONダウトボーイズ』でデビュー。翌年『トレンドの女王ミホ』の連載で人気漫画家に。代表作は『天才ファミリー・カンパニー』『平成よっぱらい研究所』『GREEN』。「Kiss」連載のクラシック音楽コメディ『のだめカンタービレ』が大好評を博し、2004年、第28回講談社漫画賞を受賞。 --このテキストは、comic版に関連付けられています。
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.3
星5つ中の4.3
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年1月12日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
10年ぐらい前に読んで、また1巻から読み返した感想です。あの頃はまだ子供でのだめが何から逃げたのか、よくわからないまま読んでました。でもそれから自分も自分の夢を追いかけてみて、自由に楽しくやることと、真剣に向き合うことは違うんだなと思い知らされました。私は夢を追いかけてる途中で、挫折というか向き合うことに疲れて、期待されることから逃げてしまいましたが、のだめは最後に弾くことの喜びが向き合うことの辛さに勝つことができた。多分これで終わりではない。ここが始まりなんでしょうが、のだめは本当のピアニストになることが出来て本当によかった。千秋も、憎かった父親を理解し、のだめを引っ張れる強い人になれましたね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2014年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本編の最後を飾る23巻です。
最初からあった「自由に楽しく弾いていけなんですか」と「センパイと一緒になりたい」に答えが出た印象ですが、そもそも「才能」と「なりたいもの」が乖離する悲劇をこんなにも色鮮やかな喜劇に仕上げたことには本当にブラヴォーです。
1-23巻、全体を通して心理描写が素晴らしく、大きなコマよりも小さなコマで、各登場人物の人物像を明確にする多くを語ってたようにも見えます。
個人的にはパリに移ってきてからの、ガヤガヤとした中に「個人」を意識せざるを得ない雰囲気は好きです。
職業ピアニストであるということ、そのキャリアが如何に格差のあるものなのか、それらを自然に感じさせるエピソードばかりです。また、留学生という存在が、所詮 寄せ集めの個人であり、ハイコストの生活はいつまでも続くはずも無く、最後はどこか自分の目的に向けて帰って・旅立っていくという、ソワソワした感じが象徴的に描かれています。
そもそも、この物語には主人公達と違う年代の登場人物がたくさん出てきます。閉ざされた少女の夢と妄想でなく、立体的な社会のなかで成長する姿が見えてきます。少女漫画って違うイメージ持ってたので、意外でした。ハリセン、ミルヒー、谷岡先生、ムッシュー、アンナ、シモン(マルレのコンマス)、ニナ・ルッツ、オクレール先生(雰囲気がSchiffっぽい)、のだめ一族、そして千秋の両親。
彼らに一貫しているのは、目の前に存在する年下の人間は、別個の存在で、その可能性は自分には判らないし、決められない。逆の見方をすれば、人間の持つ根源的な「なりたい」の強さと力を良く知っているように見えます。彼らの存在が物語に深みと、人生の長さを感じさせてくれます。他人を気遣い、育て、道を選ばせる。こういった社会的な側面があって、大人と呼ばれる存在になる。マジノ先生とオクレール先生達の葛藤、千秋雅之の成長。これらは、のだめの目の前にある才能と向き合う覚悟(オクレールの葛藤との二重構造)の先にある、これまた永遠と続くテーマである。
他方の当人の「才能」と「なりたいもの」の典型的なマッチングは、リュカの「才能を世の中のために使う」という、高等教育に進んだ者の、所謂エリートと呼ばれる人たちの覚悟である。アメリカや日本のように、高等教育にも高額の費用を必要とすると、それを回収しようとする思考が自然と働くが、ヨーロッパでは高等教育はグランゼコールだろうが博士号だろうが比較的安い。即ち、自分の学ぶ行為に対して、他人が援助をしてくれた。この構図が自分の才能を社会に還元したくなる思考に繋がる。音楽のように生活に絶対必要という訳でないならなおさら、こういった覚悟は必要なのだろう。のだめは結局自分の才能に対して自覚があったのかは不明でした。
とはいえ、現在活躍中のピアニストの名前を何人いえるか。それがこの職業に開かれた門の狭さを実感させるもので、のだめ達が目指した高みの厳しさでもあると思います。才能とは単独では結果に結びつくことは難しく、極めるなら、先の「なりたいもの」と意図的に結びつける必要があることを思い出させます。ピアニストでなくても、「やりたいこと」と「才能」はキャリアを形成する上で大きな課題です。僕にはどちらもありませんでしたが、かつて恩師と小さな表現についてやり取りがありました。「こんな些細なこと、聞いてる人になんかわからない」(僕)、「ホールで聴いてる2000人のうち、1人でもわかる人がいればその人のために努力するんだ」(先生)。先生の姿勢に感動こそしましたが、自分との距離を思い知りました。
それらを踏まえて、才能を持ちながら普通の人の感性を持って育った少女の選択は、世界的に有名なピアニストから趣味のピアニストまでスペクトラムで存在する無数の選択の一つで、今回のラストはきっとそんなものだろうと、120%納得させられちゃいますよ、じんわりと。
最初からあった「自由に楽しく弾いていけなんですか」と「センパイと一緒になりたい」に答えが出た印象ですが、そもそも「才能」と「なりたいもの」が乖離する悲劇をこんなにも色鮮やかな喜劇に仕上げたことには本当にブラヴォーです。
1-23巻、全体を通して心理描写が素晴らしく、大きなコマよりも小さなコマで、各登場人物の人物像を明確にする多くを語ってたようにも見えます。
個人的にはパリに移ってきてからの、ガヤガヤとした中に「個人」を意識せざるを得ない雰囲気は好きです。
職業ピアニストであるということ、そのキャリアが如何に格差のあるものなのか、それらを自然に感じさせるエピソードばかりです。また、留学生という存在が、所詮 寄せ集めの個人であり、ハイコストの生活はいつまでも続くはずも無く、最後はどこか自分の目的に向けて帰って・旅立っていくという、ソワソワした感じが象徴的に描かれています。
そもそも、この物語には主人公達と違う年代の登場人物がたくさん出てきます。閉ざされた少女の夢と妄想でなく、立体的な社会のなかで成長する姿が見えてきます。少女漫画って違うイメージ持ってたので、意外でした。ハリセン、ミルヒー、谷岡先生、ムッシュー、アンナ、シモン(マルレのコンマス)、ニナ・ルッツ、オクレール先生(雰囲気がSchiffっぽい)、のだめ一族、そして千秋の両親。
彼らに一貫しているのは、目の前に存在する年下の人間は、別個の存在で、その可能性は自分には判らないし、決められない。逆の見方をすれば、人間の持つ根源的な「なりたい」の強さと力を良く知っているように見えます。彼らの存在が物語に深みと、人生の長さを感じさせてくれます。他人を気遣い、育て、道を選ばせる。こういった社会的な側面があって、大人と呼ばれる存在になる。マジノ先生とオクレール先生達の葛藤、千秋雅之の成長。これらは、のだめの目の前にある才能と向き合う覚悟(オクレールの葛藤との二重構造)の先にある、これまた永遠と続くテーマである。
他方の当人の「才能」と「なりたいもの」の典型的なマッチングは、リュカの「才能を世の中のために使う」という、高等教育に進んだ者の、所謂エリートと呼ばれる人たちの覚悟である。アメリカや日本のように、高等教育にも高額の費用を必要とすると、それを回収しようとする思考が自然と働くが、ヨーロッパでは高等教育はグランゼコールだろうが博士号だろうが比較的安い。即ち、自分の学ぶ行為に対して、他人が援助をしてくれた。この構図が自分の才能を社会に還元したくなる思考に繋がる。音楽のように生活に絶対必要という訳でないならなおさら、こういった覚悟は必要なのだろう。のだめは結局自分の才能に対して自覚があったのかは不明でした。
とはいえ、現在活躍中のピアニストの名前を何人いえるか。それがこの職業に開かれた門の狭さを実感させるもので、のだめ達が目指した高みの厳しさでもあると思います。才能とは単独では結果に結びつくことは難しく、極めるなら、先の「なりたいもの」と意図的に結びつける必要があることを思い出させます。ピアニストでなくても、「やりたいこと」と「才能」はキャリアを形成する上で大きな課題です。僕にはどちらもありませんでしたが、かつて恩師と小さな表現についてやり取りがありました。「こんな些細なこと、聞いてる人になんかわからない」(僕)、「ホールで聴いてる2000人のうち、1人でもわかる人がいればその人のために努力するんだ」(先生)。先生の姿勢に感動こそしましたが、自分との距離を思い知りました。
それらを踏まえて、才能を持ちながら普通の人の感性を持って育った少女の選択は、世界的に有名なピアニストから趣味のピアニストまでスペクトラムで存在する無数の選択の一つで、今回のラストはきっとそんなものだろうと、120%納得させられちゃいますよ、じんわりと。
2011年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よかったです。皆さんが「あっさりしてる」という印象が多かったのですが、だらだらしない詰めでよかったと思います。逆に作者のプロ意識、を感じました。全体をみた時、段階を踏んできてるなー、と感心しました。
全体通して一番悲しかったのは、21巻の真一くんとの初…が、ラブラブではなかったところ。
プロポーズじゃなくで引くんではなくて、あそこで止めて欲しかった気もしますが…。のだめのプロポーズに
伏線(受ける気になる真一くん)があるから仕方ないのかな…。
デヴューさせて台無しにした…ようにもみえるミルヒーですが、やっぱり巨匠だったとこがよかったです。
真一くんが、『あっという間に巨匠』ペースだったので、少しゆっくりになる?最終話で安心しました。
のだめと音楽とをセットにしすぎる真一くんに、腹が立っていましたが、やっと…(泣)。南国で頭が(少し)ラテンになった真一くん、余裕ができた印象です。「俺の音楽を聴けー!!」もやめないで欲しいですけど。
まだこの先は読んでないのですが、23巻で、二人の恋愛物語は完結しましたね。その先の巻は、少し別物ですよね。少し間をあけて読もうかなと思います。
『ちゃんと分けてひとつになった』泣けました。ミルヒーは二人がパリにきた早々に、『そこちゃんと分けなさいよ』と真一くんにだけ言ってますが、『よかったね。二人とも 。ちゃんと…』
しかし、派手に動いてるのはのだめですが、主役は千秋の比重が大きいですよね??千秋こそ成長しなきゃだったんですもんね〜。
もうひとつ。真一と雅之の間には、『何もなかった』んですね。途中、どんな風に二人が和解していくのかと思ってましたが、なんか納得。
不満…ヴィエラ先生との絡みが少ない…24巻以降に期待。オペラ!!でしょう。
少しは千秋にお金の心配をさせて。
全体通して一番悲しかったのは、21巻の真一くんとの初…が、ラブラブではなかったところ。
プロポーズじゃなくで引くんではなくて、あそこで止めて欲しかった気もしますが…。のだめのプロポーズに
伏線(受ける気になる真一くん)があるから仕方ないのかな…。
デヴューさせて台無しにした…ようにもみえるミルヒーですが、やっぱり巨匠だったとこがよかったです。
真一くんが、『あっという間に巨匠』ペースだったので、少しゆっくりになる?最終話で安心しました。
のだめと音楽とをセットにしすぎる真一くんに、腹が立っていましたが、やっと…(泣)。南国で頭が(少し)ラテンになった真一くん、余裕ができた印象です。「俺の音楽を聴けー!!」もやめないで欲しいですけど。
まだこの先は読んでないのですが、23巻で、二人の恋愛物語は完結しましたね。その先の巻は、少し別物ですよね。少し間をあけて読もうかなと思います。
『ちゃんと分けてひとつになった』泣けました。ミルヒーは二人がパリにきた早々に、『そこちゃんと分けなさいよ』と真一くんにだけ言ってますが、『よかったね。二人とも 。ちゃんと…』
しかし、派手に動いてるのはのだめですが、主役は千秋の比重が大きいですよね??千秋こそ成長しなきゃだったんですもんね〜。
もうひとつ。真一と雅之の間には、『何もなかった』んですね。途中、どんな風に二人が和解していくのかと思ってましたが、なんか納得。
不満…ヴィエラ先生との絡みが少ない…24巻以降に期待。オペラ!!でしょう。
少しは千秋にお金の心配をさせて。
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