あることのために『ねじまき鳥』に至る村上作品(の少なくとも長編)をデビュー作から順に読もうとしていたけれど、時間がなくなりそうなので、『国境』はスキップして。
主人公と謎(?)の登場人物たちのエピソードがほぼ時間軸に沿って語られていて、話自体には関連性が(今のところ)ない。
その一方で、それぞれのエピソードにいくつかのキーワードのようなものが出てくる。
鳥、井戸、死(体)、予言、痛み・・・。
これらが、第2部、第3部に進むにしたがって繋がっていくのか、多層的な物語を突き刺していくのか。
読みながら、村上さんが河合隼雄さんと対談したり、オウム真理教についてのノンフィクション作品を書いたりしていたのを思い出したりもする。
第1部を読んだだけど、これまでの作品にあった、なんというか閉鎖性のような感じはなくなっているように感じる。
さ、第2部、第2部。
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