あまりにもスッキリしない終わり方だったのでレビュー。
パッケージだけ見れば明るそう、ファンタジー系な作品かと思うのですが、中身は鬱、グロ、猟奇といった暗いアニメです。
もし前知識がない人は作者の「鬼頭莫宏」がどのようは作風なのか他の漫画で知る事を勧めます。
あらすじは、小学生である主人公・玉依シイナが竜の子・ホシ丸と出会うとこから始まります。
人と竜の子はリンクすると人が竜の子を操れるようになる(最初からリンクできるのが自然)。しかし、シイナとホシ丸は何故かリンク出来ない。
それを不思議に思ったグループ(すでに竜の子を自在に操れる)がシイナに接触。
勧誘したりもするが殺しに来る奴もいたりする。
そうやってホシ丸と出会ってから非日常に変わっていく事を煩わしく思いホシ丸を拒絶するのだが、ホシ丸がいないとどうしようもない現実、逆にホシ丸が自らの意思でシイナを助けることによって少しずつ竜の子を受け入れ理解していく。
というのがざっくりな話になります。あくまでアニメ内での説明です。竜の子の説明をすると核心に触れるのでここでは伏せます。
私は途中までは色々な理由から面白いとは思ってました。が、こんな評価になったのはストーリー構成が中途半端だからです。
1話はホシ丸との出会い、2話~9話までを竜の子との対峙、10話~13話まで学校編となっています。
問題なのが学校編にあります。ここをネタバレさせて貰うと、
シイナの友達がクラスメイトから陰湿なイジメにあっていて、それを誰にも打ち明けられず両親からも叱咤させる日々を送っていた。
そうして限界が迫ってた直後に竜の子が現れて両親を殺してしまう。竜の子を得た友達はイジメを受けたクラスメイトを皆殺しにしてしまう。
で、自分が壊れていく事を自覚した友達は竜の子を持っているシイナに対し、シイナの父親を人質にすることで自分を殺すように脅迫する。
シイナは最後まで殺す事が出来なかったのだが、ホシ丸がシイナの制止も聞かず友達を殺してしまう。
そして、父親は無事で、シイナが中学生になってこのアニメは終わりになります。
かなり長くなりましたが結局何が不満かと言うと、10話以降を学校編にした為、中盤のグループが全く出てこないんですよね。
あれだけ長く戦闘していたのも関わらず行方知れずみたいになっちゃって、どうしたんですかね。
2期があるのなら分かるんですが、ホシ丸の謎や竜の子グループ、その後の学校がどうなったとか、全部不明で終わります。
漫画で補完するのがベストでしょうが、アニメの1クールものとして明らかに完結してないのが駄目です。
またこのアニメは作画の粗さや使いまわし、静止画も多い上に微妙なとこでカットしているので1つ1つの出来も良いと言い難いです。
それでも気になるという方は広い心で視聴して下さい。ストーリー自体は好きなんですがねぇ・・
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