志ん朝の落語を好きになってから志ん生にも興味をもったのですが、
明治大正から昭和にかけての貧乏な生活ぶり、土地の感じ、人情、戦争、
ご本人のユニークで心温まる視点が新鮮で読み物としても面白かったです。
志ん生は他の人にはない視点をお持ちで、それをかたくなに突き通すので、困った事も起きるけど、全ての事に言葉ではあらわせない「おかしみ」が志ん生からは匂い立って来て、「人間」というものの「おかしみ」そのものも楽しめてしまうのです。
儲かっている人が正義のように人気になるこの時代、志ん生のように、貧乏でも自分の感性を貫き通し、でも芸にはマジメに生きた面白い男が書いたこの本は現代にこそ多く受け入れられたらうれしいなと思いました。
なめくじ艦隊―志ん生半生記 (ちくま文庫) 文庫 – 1991/12/1
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
酒がいっぱいあるということで満洲行を決意した話など酒、女、バクチ、芸をしみじみと語り、五代目古今亭志ん生の人柄がにじみでた半生記。
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