過去作よりは毒や奇天烈さがなくkashmirさん入門にも良い1冊なのではないかと思うと同時に、
最後の方で無理やりまとめた感もあるので、もう少し読み続けたかったというのが本音です。
昨今のなろうブーム・SNS発祥からの書籍化を、作者らしい俯瞰した独自の視点で面白くズレを描いた作品だったと思います。最終話のサプライズも嬉しかった。
またきららでの新作を期待しています。
ななかさんの印税生活入門 (3) (まんがタイムKRコミックス) (日本語) コミック – 2019/4/25
kashmir
(著)
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本の長さ120ページ
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言語日本語
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出版社芳文社
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発売日2019/4/25
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ISBN-104832270885
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ISBN-13978-4832270886
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
77円セールで買った漫画、これで最終巻です。本作はラノベのテンプレ的展開をネタにしまくっている割には、無表情で敬語で喋るななか、お兄ちゃんラブな妹のみき、美術部で百合好きのまい、ツンデレ気質の生徒会長候補のみゆ等、如何にもラノベのテンプレ的なキャラ設定の登場人物が多く、ちゃんとみんな可愛くはあるのですが、どういうことだろうか、テンプレをネタにしているのに本作自体がテンプレとはこれ如何に、と疑問に思っていたのですが、最後の最後でこれが漫画のタイトルとともに伏線回収されるのでこれには舌を巻きました。ラノベの作劇技術に関してあれこれ書きつつ、この漫画でもひとつの作劇術を提示してみせるという、作者の技術に感心させられました。そんな事は抜きにしても、登場人物がみんな可愛くて、オッサンが使う言葉でもないんですが、非常にホッコリする内容でありまして、疲れているときにはこういう優しい世界の漫画はいいなあ、と思った次第です。漫画としての技術的な面白さも、ほのぼの日常ものとしての楽しさが両方あって、最後まで楽しく見届けさせて頂きました。セールで素晴らしい漫画に出会わせてくれてありがとう御座いましたと、当時、定価で買わなくてすいませんでしたというのを両方言っておきたい気分です。
2019年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Kashmir先生の考え方というか頭の中がよくわかる、よい作品でした
またよろしくお願いいたします
またよろしくお願いいたします
2019年4月27日に日本でレビュー済み
kashmirさんの漫画の中では一番綺麗に終わったんじゃないでしょうか。この巻で最終巻とは知らなかったので、読み進めていく中で展開の速さに少し驚き寂しくなりましたが、最終話はとてもとても感動しました。別作品の『デイドリームネイション』や『ゆせそま』もそうでしたが、kashmirさんのシュール過ぎない作風の作品は結構あっさり終わりますね。テンポよく終わるので作品としては凄く好きなのですが、読者としてはもっと続きが読みたかったというジレンマがあります。次回作も期待しています。