なぜ一流ほど歴史を学ぶのか (青春新書インテリジェンス) (日本語) 新書 – 2014/7/2
童門冬二
(著)
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本の長さ192ページ
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言語日本語
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出版社青春出版社
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発売日2014/7/2
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ISBN-104413044282
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ISBN-13978-4413044288
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
リーダーの見えない努力、いまに生かせる発想、ブレない自分の支え方…人は「歴史」で磨かれる―人生を後押ししてくれる歴史との向き合い方を、東京都庁で企画調整局長・政策室長等を歴任した、歴史小説の第一人者が初めて書き下ろした一冊!
著者について
1927年東京生まれ。東京都庁にて広報室長、企画調整局長、政策室長等を歴任後、79年に退職。以後は執筆活動に専念し、歴史を題材に、組織と人間の問題を浮かび上がらせる手法で、数々の話題作を手がけている。第43回芥川賞候補。99年には勲三等瑞宝章を受章。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
童門/冬二
1927年東京生まれ。東京都庁にて広報室長、企画調整局長、政策室長等を歴任後、79年に退職。以後は執筆活動に専念し、歴史を題材に、組織と人間の問題を浮かび上がらせる手法で、数々の話題作を手がけている。第43回芥川賞候補。99年には勲三等瑞宝章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1927年東京生まれ。東京都庁にて広報室長、企画調整局長、政策室長等を歴任後、79年に退職。以後は執筆活動に専念し、歴史を題材に、組織と人間の問題を浮かび上がらせる手法で、数々の話題作を手がけている。第43回芥川賞候補。99年には勲三等瑞宝章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 青春出版社 (2014/7/2)
- 発売日 : 2014/7/2
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4413044282
- ISBN-13 : 978-4413044288
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- - 265位青春新書インテリジェンス
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カスタマーレビュー
5つ星のうち3.3
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年8月27日に日本でレビュー済み
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タイトルと内容に相違がありますが、まあ面白かったです。
役に立った
2014年7月10日に日本でレビュー済み
作家・童門冬二さん(どうもんふゆじ1927年生まれ)の歴史観と視点に、とても関心を寄せています。
「なぜ?歴史を学ぶのか」について、その魅力と意味が述べられています。
本書では、歴史に興味を抱くキッカケ、ヒント、ある一言に価値があると思います。
とても読みやすいです。彼の隣りで、話を聞いているような感覚です。
この一冊で、一流を目指せるわけではなく、方向性です。
「人は歴史で磨かれる」ことが、北条早雲、蒲生氏郷、新井白石、勝海舟など、日本史の偉人たちが登場します。
p44 歴史観とは「人生観」でもある
この言葉が欲しくて、僕は購入しました。
「歴史的な視点」と、「現在の状況の視点」の両輪で、未来に向かう時間軸に向けた行動の判断基準になると、その言葉の明文化に僕は納得しました。
これらの日本史に加え、ガブリエル・タルド著『模倣の法則』、エーリッヒ・フロム著『自由からの逃走』、デイヴィッド・リースマン著『何のための豊かさ』などの歴史的な名著を重ねて読まれると、歴史を衝き動かし、現代社会の精神文化の発展と究明から、次への道標になるものと思う。
本書を軽い気持ちで手にして、歴史の魅力に触れた1冊です。
「なぜ?歴史を学ぶのか」について、その魅力と意味が述べられています。
本書では、歴史に興味を抱くキッカケ、ヒント、ある一言に価値があると思います。
とても読みやすいです。彼の隣りで、話を聞いているような感覚です。
この一冊で、一流を目指せるわけではなく、方向性です。
「人は歴史で磨かれる」ことが、北条早雲、蒲生氏郷、新井白石、勝海舟など、日本史の偉人たちが登場します。
p44 歴史観とは「人生観」でもある
この言葉が欲しくて、僕は購入しました。
「歴史的な視点」と、「現在の状況の視点」の両輪で、未来に向かう時間軸に向けた行動の判断基準になると、その言葉の明文化に僕は納得しました。
これらの日本史に加え、ガブリエル・タルド著『模倣の法則』、エーリッヒ・フロム著『自由からの逃走』、デイヴィッド・リースマン著『何のための豊かさ』などの歴史的な名著を重ねて読まれると、歴史を衝き動かし、現代社会の精神文化の発展と究明から、次への道標になるものと思う。
本書を軽い気持ちで手にして、歴史の魅力に触れた1冊です。
2014年8月16日に日本でレビュー済み
分かりやすく書かれて啓発にもなる一冊でした。
特に惹かれたポイントを幾つか。
1. 北条早雲の「善政」について約20ページ割かれて書いてあり、
「後の家康治世の統治体制作りに時間がかかったのは、北条五代善政の下地があったからだ」
と喝破されています。早雲は戦国初期の謀将として知られる顔も持っていますが、統治に
ついては民衆の方を向いていた先見の明の持ち主だったようです。
2. 新井白石については約30ページ「私はオツムの出来が違うから〜'_';」と心の中で突っ込み
ながら我慢して読み進んでいたら面白いエピソード満載。例えば、河村通顕とその子息から
娘婿と三千両の誘いを受けても「蛇の傷」の故事を引いて断ったが、感心されてその後
良くして貰った経緯、江戸幕府六代将軍家宣擁立の経緯やその後の足跡、吉宗、大岡越前
との駆け引き、不勉強な私がまた一つ賢くなった次第。
3. 「歴史観とは人生観である」この言葉こそ真骨頂で、一般によく知られた理解とは異なる
歴史上の人物理解を示してみせてくれます。
・信長は鬼ではない、近代国家の姿を啓蒙した指導者である。
・信玄は戦上手の武将ではない、商工会議所の番頭として甲斐国経済を立て直した。
・秀吉は信長のイエスマンの人たらしではない、頭脳明晰な戦上手で合理的な人の配置と動機付け
の方法を創造した天才である。
・元就の教えは長州藩に脈々と受け継がれ幕末期の変革を主導した。
幾つか違和感のある箇所もありましたが、まずは道筋を作った著者の歴史観を学び取ってから「異論」を
唱えるべきかと考えます。勿論、星5つ。
特に惹かれたポイントを幾つか。
1. 北条早雲の「善政」について約20ページ割かれて書いてあり、
「後の家康治世の統治体制作りに時間がかかったのは、北条五代善政の下地があったからだ」
と喝破されています。早雲は戦国初期の謀将として知られる顔も持っていますが、統治に
ついては民衆の方を向いていた先見の明の持ち主だったようです。
2. 新井白石については約30ページ「私はオツムの出来が違うから〜'_';」と心の中で突っ込み
ながら我慢して読み進んでいたら面白いエピソード満載。例えば、河村通顕とその子息から
娘婿と三千両の誘いを受けても「蛇の傷」の故事を引いて断ったが、感心されてその後
良くして貰った経緯、江戸幕府六代将軍家宣擁立の経緯やその後の足跡、吉宗、大岡越前
との駆け引き、不勉強な私がまた一つ賢くなった次第。
3. 「歴史観とは人生観である」この言葉こそ真骨頂で、一般によく知られた理解とは異なる
歴史上の人物理解を示してみせてくれます。
・信長は鬼ではない、近代国家の姿を啓蒙した指導者である。
・信玄は戦上手の武将ではない、商工会議所の番頭として甲斐国経済を立て直した。
・秀吉は信長のイエスマンの人たらしではない、頭脳明晰な戦上手で合理的な人の配置と動機付け
の方法を創造した天才である。
・元就の教えは長州藩に脈々と受け継がれ幕末期の変革を主導した。
幾つか違和感のある箇所もありましたが、まずは道筋を作った著者の歴史観を学び取ってから「異論」を
唱えるべきかと考えます。勿論、星5つ。
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