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林部健二

なぜアマゾンは「今日中」にモノが届くのか Kindle版

林部健二 (著) 形式: Kindle版

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「速く・確実に・高品質のモノが届く」現代社会のインフラとも呼べる存在アマゾンは、どうしてそんなに速くモノを届けられるのか。一体、どんな人間が、どんな仕組みで、どんな仕事をしているのか。本書では、今まで謎に包まれてきたアマゾンの実態について解き明かしていきます！

・次々と新サービスを打ち出す、アマゾンの「本当の強さ」とは
アマゾンプライムナウやアマゾンエコーなど、様々な新サービスを展開するアマゾン。こうした施策が可能なのは一体なぜか。アマゾン立ち上げメンバーで、サプライチェーン部門マネージャを務めた著者が、アマゾンの「本当の強さ」について、内部から解明します。

・世界No1の物流戦略は一体どこが違うのか
物流への桁外れな巨額投資や、製造業並のサプライチェーン管理など、「物流」の捉え方が他の企業とは全く違う、アマゾン独自の物流戦略を紹介。なぜアマゾンはここまで物流にこだわるのか、そして成功して来たのか、その謎を紐解きます。

・アマゾンの物流を支えるロジカル経営
様々なサービスや施策、最先端の物流戦略を考え、実行できるアマゾンの内部構造はどうなっているのか。緻密なデータに基づき、徹底的にロジカルな判断を下すアマゾンの経営手法や文化、一流の人間だけが集まる人材戦略について公開します。

「アマゾン一強時代」と言われるなかで、果たして日本企業は太刀打ちできるのか。アマゾンの強さの真の理由を知ることで、対抗するヒントが見つかるでしょう。

本の長さ

166ページ
言語

日本語
出版社

プチ・レトル
発売日

2017/12/25
ファイルサイズ

5301 KB
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商品の説明

内容（「BOOK」データベースより）

アマゾンジャパン立ち上げメンバーとして、サプライチェーン部門マネージャを務めた著者が明かす。世界No1の物流戦略とロジカル経営。アマゾン一強時代に日本企業はどう戦っていくべきか? --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。

著者について

株式会社鶴代表
米系ラグジュアリーブランドにてMDを経験後、2001年アマゾンジャパン立ち上げへ参画。サプライチェーン部門、テクニカルサポート部門責任者として歴任し、立ち上げからの約10年間アマゾンジャパンの成長に貢献する。その後、大日本印刷、ドコモが出資するオンラインベンチャー企業及び大手ワイン会社にてEC部門を統括。2014年株式会社鶴を設立。欧米企業のEC事業管理手法をベースに、数々の企業にて日本のオンラインマーケットにあったEC事業運営を構築、コンサルティングを行う。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。

登録情報

ASIN : B0788GNWZG
出版社 : プチ・レトル (2017/12/25)
発売日 : 2017/12/25
言語 : 日本語
ファイルサイズ : 5301 KB
Text-to-Speech（テキスト読み上げ機能） : 有効
X-Ray : 有効
Word Wise : 有効にされていません
本の長さ : 166ページ

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43個の評価

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midomido6

「アマゾン本」では一番だと思います

2018年1月1日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

アマゾンに関する本は多数出ていますが、この本はアマゾンジャパン立ち上げから10年間物流部門のマネジャーを務めた方が内部の様子を詳しく書いている点で他のアマゾン本とは全く違います。
特に興味を惹かれたのはアマゾンでの社員はどんな人達でどんな理念のもとに働いているのかをはっきりと記している点です。
他の通販より格段に便利でどんどん買い物してしまうアマゾンの魅力は、こんな人達がここまで本気で働いているからなのだと納得します。

同時に日本の企業がアマゾンに勝つのはもう無理なのではとも思わされますが、これについては著者が最後に対策を記してあります。
物流や通販に携わる人もそうでない人も一読の価値のある本です。

17人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Duke

「中の人」による中身のある解説

2018年2月4日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

序章の最後に書かれている「アマゾンはやはりすごいで終わらずに、何かしらのヒントを得て、一歩を踏み出す原動力に」が、この本の想い、伝えたいことを凝縮していると思う。

サプライチェーンを中心にアマゾン仕組み、独特なビジネス進め方の要諦を丁寧に解説している。

特に第２章「アマゾンの物流戦略」における、物流を軸とした組織体系・人的リソースの割り当て、そして物流に対する投資額の他社比較はきちんと理解し、頭に叩き込んでおきたい。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Zanarkand

アマゾンの企業戦略

2018年4月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　著者の林部健二氏は、2001年のアマゾンジャパン立ち上げに参画し、様々な部門責任者を歴任した人物である。本書は、アマゾンの企業理念や文化、そして企業としての強さについて、主に同社の物流戦略に焦点を当てて解説した本である。
　物流というものに対してアマゾンでは、顧客満足度に直接関わる、ビジネスの正否を左右する重要な存在として位置付けている。これは、物流を本業の補完的業務ととらえる普通の小売業とは対称的な考え方だ。アマゾンではこれまで、「配送スピード」と「品質」に徹底的にこだわってサービスレベルを引き上げてきた。会社の組織体系も物流を軸に組み立てられ、物流に係るシステム投資や人材育成に対しても、アマゾンは他社と異なりかなりのお金をかけている。
　具体例を見てみよう。例えば、EDIと呼ばれる、他の会社とのシステム連携を構築したものがある。受注、発注、出荷、請求、支払といった取引データを、異なる企業間で電子的にやり取りできるものなのだが、このような他社とのシステム連携を地道にやっているからこそ、アマゾンはスムーズで迅速な配送が可能となるのである。
　顧客至上主義という面で見ても、アマゾンは他社の一歩先を行く。マーケットプレイスの仕組みにも導入されている、「シングル・ディテイル・ページ」を例に取ると分かりやすい。これは、中古も含め同じ商品を1つのページでまとめて表示して販売する仕組みで、顧客の利便性を最優先した、他のモール型店舗とは異なる仕組みだ。同一商品が複数のページに分かれて出てくる楽天などと比べると、アマゾンのページは確かに使い勝手がいい。
　著者は最後に、日本企業がアマゾンに対抗していくためには、物流業務に関わる人材教育、オペレーション改善、システム投資の3つを行うことが不可欠だとし、物流を経営全体の中で見る視点を持ちながら、物流を含めた全体最適を考える必用があると説く。
　アマゾンにはあって他社には不足していること、すなわち、需要予測が人間の経験と手作業で行われているという点、KPIは自社でコントロールできる数値にする必要があるという点などは、流通業界のみならず他の業種にも当てはまることで、役に立つ内容も多い。とにかくアマゾンは物流がキモで、他の企業に比べこれに多大なコストと労力をかけているということがよく分かる本である。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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それほど目新しいことはない。

2018年11月19日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

誰を読み手に設定してるのかにもよるかもしれないが、  他の本にはない内部しか知らないことを、と著者自身は言うが…少しでも近しい業界に身を置くものなら大して新しい話はない。
Amazonに10年も身を置かれていた方だし、経験豊富で能力と高い方だと思うのだが、、、
読みやすくは書かれているので悪い本ではないが、あまりこの業界を知らない初心者向けとしての本だと思う。 

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Amazon カスタマー

結構突っ込んだ内容だった

2017年12月27日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

Amazonのグローバルなビジネス戦略などは多く書籍や雑誌がすでに出版されているが、Amazonという会社自体の運営のされ方や組織文化などはなかなか表にでることがなかったので、本書での内容は目新しく、納得感が多い内容だと思われた。自分の会社でのアクションにも取り入れてみたい内容もあったので、読後の実際アクションにもつながり満足しました。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Yoshinori

本気

2018年2月18日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

顧客主義、長期的視点を大前提に優秀な人、自社システム、物流にエネルギーを注ぐ。それから責任感を持たせる仕組みが組み込まれている。働いている人達は「本気」で生半可に飛び込める世界ではない。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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たそがれ

Amazonにかぎらず、日本企業と海外企業のギャップを確認出来る1冊です。

2018年1月23日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

日本企業で働くのに慣れた人に取っては、「物流」「Amazon」という部分に限らず、気付かされる事が多い1冊かと思います。
個人としても再度仕事の仕方を見直すきっかけになりました。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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50代サラリーマン

内容が薄い、読む価値無し

2020年11月3日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

雑誌や他の本に書いてあることと大差ない。Amazon出身者が書いたから、多少期待していたが、経営思想が全て、というだけの話。全く新しい発見も示唆も、知識も得られない。

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