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なぜ、習近平は激怒したのか 人気漫画家が亡命した理由(祥伝社新書) 新書 – 2015/9/2

5つ星のうち 4.4 11件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

中国では、2009年に「微博(中国版ツイッター)」が登場、時事問題を共有するネット論壇が誕生した。本書の水先案内人・辣椒(ラージャオ)も、微博をきっかけに政治意識にめざめ、風刺漫画が一世を風靡、ネット論壇を盛り上げた一人である。しかし、習近平政権発足後、当初の期待とは裏腹にネットのオピニオンリーダーは次々と摘発され、検閲も強化された。ネット論壇は政府に簒奪(さんだつ)されていく。そうした中、辣椒は日本滞在中の2014年夏、ある作品が危険視され、「亡命」を余儀なくされた。中国・習近平体制の現在と言論弾圧を、亡命漫画家・辣椒の作品を手がかりに鋭く切り取った一冊!

内容(「BOOK」データベースより)

中国では、2009年に「微博(ウェイボー)(中国版ツイッター)」が登場、時事問題を共有するネット論壇が誕生した。本書の水先案内人・辣椒(ラージャオ)も、微博をきっかけに政治意識にめざめ、風刺漫画が一世を風靡、ネット論壇を盛り上げた一人である。しかし、習近平政権発足後、当初の期待とは裏腹にネットのオピニオンリーダーは次々と摘発され、検閲も強化された。ネット論壇は政府に簒奪されていく。そうした中、辣椒は日本滞在中の2014年夏、ある作品が危険視され、「亡命」を余儀なくされた。中国・習近平体制の現在と言論弾圧を、亡命漫画家・辣椒の作品を手がかりに鋭く切り取った一冊!

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登録情報

  • 新書: 220ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2015/9/2)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4396114354
  • ISBN-13: 978-4396114350
  • 発売日: 2015/9/2
  • 商品パッケージの寸法: 17.4 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 11件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 20,451位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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形式: 新書
アジア情報ニュースサイト『KINBRICKS NOW』の管理人としても知られる著者の第1作。ネットを通じて中国の情報に触れている者にとっては、サイトやツイッターなどでは数年前からお馴染みの人だっただけに、むしろ「これまで本出してなかったの?」という感じですらある。

内容はさすがに手堅く、満足。どこかで「B級ニュースから天津大爆発まで一冊で説明し切る本」という感想が出ていたが、まさにその通りだと思う。亡命漫画家・変態辣椒のマンガを紹介しながら話が進む。イラストがあることでテンポ良く読み進められる。

何より圧巻は最後の章。なぜ中国のネット世論はここまで残念なことになってしまったのか。専制的支配者と「愚民」の相互補完からなる、中国社会の歴史を貫く安定構造とは何か。いわゆる隣国憎悪本とは一線を画した、冷静な説明(そして、これが結構納得できるのだ)が光る。

ところで、本書にあえてケチをつけるなら、読者のレベルをどこに想定しているのか見えづらい点。
近年の中国ウォッチャーの間ではほぼ常識化していても、一般日本人の間では理解が皆無な「中国のネット終わった論」や、現在の日本の世情ではともすれば恣意的に利用されるリスクをはらむ(=バカな読者には曲解され得る)中国愚民論に言及するならば、もっと高い読書レベルを想定したハードな書
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形式: 新書
月刊誌『新潮45』に「中国亡命漫画家」というマンガが連載されている。
著者は辣椒(ラージャオ)。辣椒とは唐辛子という意味らしい。
辛口の風刺漫画家として、中国版ツイッター「微博(ウエイボー)」で人気を博した。
2014年夏に妻と共に来日したが、もはや中国に帰るのは逮捕・投獄の危険があって無理と判断。
「中国共産党が中国の支配者である限り祖国には帰らない」と決意して亡命漫画家となった。
親しみやすい絵柄で、中国共産党の独裁政治の理不尽さ、滑稽さが描かれる。自身が警察に拘留されたときに、「微博」で警察署の電話番号をつぶやいたら、ものすごい数の電話が警察署に殺到した。結果、「この電話をやめさせてくれれば今日は帰っていい」という妥協をひきだした、といったことが面白おかしく描かれる。
しかし、笑いのウラには、いつ収監・抹殺されても不思議はないという、強い恐怖が貼りついている。
本書は、亡命漫画家王立銘、ペンネーム辣椒がなぜ亡命せざるを得なかったかを中心に、辣椒が活躍した微博が習近平政権にとりこまれていく過程をつぶさに追っている。
日本でもNHKクローズアップ現代が「“ネット反乱″の衝撃~中国鉄道事故の舞台裏~」を報道した。番組は「中間層の声が、共産党の指導方針も変えうるという、新しい政治の構図」が中国に芽生えたと
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形式: 新書
中国から亡命中の漫画家激辛トウガラシさんと中国のネット社会を対比させて説明する。

簡単なようで難しいことに挑戦しており、最初は著者の意図を怪しみながら読み始めた。

しかし、内容的には激辛さんは実はメインストーリーを回すためのナレーター的な位置づけで、結構ハードな中国社会、ネット社会論にみえる。

実際問題、ここまで中国の社会に関心を持つ日本人は多くないと思うが、知らない間に中国が、期待されたネット社会の自由さがここまで侵食されているということを具体例を挙げて説明されると怖くなる。

インターネットへの幻想が破れた今、中国はいったいどこへ行くのか。そして日本のネット社会は、現実は…。

色々と考えさせられる本だった。
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投稿者 ウシン・ソージスト トップ500レビュアー 投稿日 2015/9/27
形式: 新書 Amazonで購入
風刺漫画家が事実上の亡命に追いやられたことを糸口として、
習近平体制の支配の有り様に迫ります。

中国では、英明な専制君主が待望され、人々が「愚民」を演じ
ることで、自律を自ら阻んで来たとされます。

その中で習近平体制は、反汚職運動にて人気を集め、一方では
改革派の活動家らを拘束します。
また、情報統制の重要性から、ネット陣地を占拠せよとの掛け
声のもと、誤読を戦略としていたネット論壇を瓦解させます。

著者の見立では、毛沢東以来の「皇帝」として、民に推戴され
たカリスマとして、超長期政権になるとされますが、ネット論檀
崩壊後は不満が溜まっているので、爆発リスクも高いとしてい
ます。

そうは言っても、完成されたディストピアに近づく習近平体制
からすれば、新たなガス抜きの方法も確立するかもしれません。

何れにしてもこの本には、現代中国の内実に迫る、濃密なもの
がありました。
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