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なぜ、残業はなくならないのか(祥伝社新書) 新書 – 2017/4/1
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「潮」「週刊ポスト」「ダ・ヴィンチ」など書評で続々取り上げられています!
また、テレビやラジオ、ネットのニュースなどでも話題に!
働き方評論家の著者が、日本の労働社会の問題に鋭く切り込みます。
<本書の内容>
2016年9月に労災認定された「電通過労自死事件」。この事件により、長時間労働の是正に関して、世論が動いたことはまちがいない。これは電通だけではなく、日本の企業全体の問題だからである。
とくに、所定外時間労働のひとつである「残業」には、わが国の労働社会の問題が凝縮されている。「残業」は憎 らしいほど合理的だ。そもそもが、日本の労働現場は残業しなければならないように設計されているのだ。
本書では、この問題にいかに立ち向かうべきかを深く掘り下げて議論し、政府が進める「働き方改革」についても、その矛盾を鋭く指摘する。
すべての働く日本人に、気付きを与える一冊。
<もくじ>
はじめに---合理的な残業にどう立ち向かうのか
第1章・日本人は、どれくらい残業しているのか?
第2章・なぜ、残業は発生するのか?
第3章・私と残業
第4章・電通過労自死事件とは何だったのか?
第5章・「働き方改革」の虚実
第6章・働きすぎ社会の処方箋
おわりに
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2017/4/1
- ISBN-104396115008
- ISBN-13978-4396115005
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
なぜ、残業はなくならないのか
「電通過労自死事件」を契機に政府は残業時間に関する上限規制を設けようとしている。だが、著者はサービス残業などが横行し労働者を逆に苦しめることになるのではと投げかける。政府から企業まで「働き方改革」の大合唱だが、現状の「働き方改革」は「働かせ方改革」との指摘はもっともだ。残業がなくならない理由は極論すれば、日本の会社にとって残業が合理的であるからだという。海外のように「仕事に人がつく」のではなく、日本の会社では「人に仕事がつく」。個人の担当が曖昧なため際限なく仕事は増える。
問題の本質は仕事の絶対量にあり、それを可能にする日本の会社の制度にある。働き方を変えるには小手先でなく、慣れ親しんできた雇用システムそのものにメスを入れなければいけないことを本書は示唆している。
評者:栗下直也
(週刊朝日 掲載)内容(「BOOK」データベースより)
著者について
働き方評論家、千葉商科大学国際教養学部専任講師。1974年生まれ、北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。リクルート、バンダイ、クオリティ・オブ・ライフ、フリーランス活動を経て2015年4月より現職。専攻は労働社会学。働き方をテーマに執筆、講演を行なう。著書に、『僕たちはガンダムのジムである』(日経ビジネス人文庫)、『「就活」と日本社会』(NHKブックス)、『「意識高い系」という病』(ベスト新書)、など多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
働き方評論家、千葉商科大学国際教養学部専任講師。1974年生まれ、北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。リクルート、バンダイ、クオリティ・オブ・ライフ、フリーランス活動を経て2015年4月より現職。専攻は労働社会学。働き方をテーマに執筆、講演を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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著者について

千葉商科大学国際教養学部准教授
働き方評論家/社会格闘家
いしかわUIターン応援団長
HR総合調査研究所 客員研究員
ソーシャルメディアリスク研究所 客員研究員
株式会社クオリティ・オブ・ライフ フェロー
【専門分野】
新卒採用、就職活動、キャリア論、若者論など
【略歴】
1974年生まれ 北海道札幌市出身
一橋大学商学部卒
1997年 株式会社リクルート入社。
通信サービス事業、とらばーゆ編集部、トヨタ自動車との合弁会社株式会社オージェイティー・ソリューションズ、じゃらんnet編集部などに在籍
2005年 大手玩具メーカー入社
新卒採用を担当する
2009年 株式会社クオリティ・オブ・ライフに参加。人材コンサルタント、就活作家としての活動を本格化させる。
2010年 大学非常勤講師としての活動を開始
2012年 株式会社クオリティ・オブ・ライフ退社 フェロー就任
HR総合調査研究所 客員研究員に就任
一橋大学大学院社会学研究科修士課程に入学
2014年 一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。修士(社会学)。
2015年 千葉商科大学国際教養学部専任講師に就任。
2016年 いしかわUIターン応援団長に就任。
2020年 千葉商科大学国際教養学部准教授。
【公式サイト】
陽平ドットコム http://www.yo-hey.com
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
働き方改革については否定的で、特にテレワークには真新しさがないとも述べ、その論調には心地良さも感じるほどでした。
ここまで来るとその対策をどのように提示するのか期待が沸くのですが、筆者はナント「カンバン方式」を提示。
テレワークよりはるか昔に批判されているコケの生えたようなものを提示するとは。。。
こちらの期待値が高かったため残念。
しかし、タイトルを思い出せば「なぜ、残業はなくならないのか」でした!
まさにタイトルどおり!!!タイトル以上を期待してはいけませんね。
前半の出来が秀逸なので星3つです。
→はい、ただし……orいいえ
取引先(顧客)との関係や繁閑期の差、個人の努力は限界があります、と。
「残業=悪」という感情と切り離し、残業の「メリット」を含めた分析をした本。形だけの「業務改善」より、よっぽど残業を減らすには?の、ヒントが多かった…。
残業がなぜ発生するかのメカニズムが、非常にわかりやすかった。
確かに人を増やせばいいものでもないし、単純作業のアウトソーシングorAI化すると、ますます業務が俗人化するって皮肉はあるね。
真の働き方改革は働かせない改革で、まずは己を極力働かせない改革に…!
また4章では、電通過労自死事件をとりあげて、広告業界にて過大な残業が生まれる仕組みと電通事件の深堀をしており、高橋まつりさんの事件に関心がある方は4章だけでも読む価値がありそうです。
過去に著者の講演を聞いた事がある方は賛同されると思いますが、人を惹きつける魅力があり、この本も同様に読ませる展開、内容ですぐに読了しました。
内容としては、残業が発生する構造やメリット、デメリット等の記述には正直目新しさはないのですが、日本の雇用システムの基本・考え方や残業が生まれる背景を把握するという意味では有用です。
ただ星を一つ減らした理由として、労働環境の分析、実体験の部分は面白いのに比べて、解決策や国の働き方改革についての提言(批判)は、いささか貧弱と感じます。
一個人、論者に全ての解決を求めるのは酷ですが、国の案に有効性を疑問視しつつ、著者が提言してる各仕事の業務量の見える化や、お客様からの過大な依頼の拒否は、他の残業時間削減をうたった本で散々指摘されている内容です。
何年もの間世間に伝わっている情報を再度記載してもその有効性は疑問ですし、ミクロ(一個人)では役にたっても、マクロ(会社、業界)での波及性は低いと思います。
なお、私個人としては、国が労働時間の規制や提言するのも結構ですが、それ以上に過大な残業(特にサービス残業)に劇的な罰則金を設けたり、国から仕事を受けている場合、国からの発注を半年間取りやめるといった、かなり強引ともいえる法律を作るのが良いと考えます。
今の日本社会(企業)においては労働規制を遵守すべく社内改善をするよりも、規制を破っても残業で仕事をこなし、労基に指摘を受けた時に未払い残業代を払う方が、著者の言葉を借りると、費用、効率面でも合理的だからです。
(まつりさんの事件はお亡くなりになったためあそこまで問題になりましたが、ただの鬱病退社ならニュースになったかさえ、怪しいです)
もしその合理性を打破するならば、会社の倫理や社会の風潮に訴えるより、法律で縛ったほうが確実でしょう。
著者のスタンスや結論(めいたもの)に対する感想は別にして、あれこれと考えさせてくれる良書であった。
「自由な働き方、柔軟な働き方は、労働時間の『みえる化』ならぬ『みえない化』を誘発する」
「残業規制があるがゆえに、それがサービス残業を誘発している」
「仕事の絶対量を見直さない限り、(中略)いくら規制をかけてもサービス残業が誘発されてしまう」
などの指摘には改めて納得した。
サービス業のホワイトカラーが労働者の多くを占める状態というのは、歴史が浅く、どのような制度、規制が適当なのか、人類全体が試行錯誤している最中なのだろうと思う。どこかに正答があるわけでなく、ひとりひとりが我がこととして、模索し続けることが必要なのだろう。
「電通過労自死事件」が表沙汰となり、労災認定されると、長時間労働への対応が改めて
企業に求められるも、ブラックと言われる企業が激減したか、と問われればそんなことはな
い。何故、働き方改革は進まないのか?何故長時間労働は緩和されないのか?残業が
減らないのか?この問いに対して、働き方評論家の常見陽平氏が答えてくれる。
「働き方改革」が進まないのは、政府の考え方が根本からずれているということであり、残
業が減らないのは、残業しないと業務が停滞してしまうため、それを見込んだ業務設計を
各企業が進めているからだと喝破している。「誰もが昇進・昇格を目指して競争する」社会
が入社早々から繰り広げられる日本では、それと異なる価値観の人々は受け入れ難いで
あろうし、昇進・昇格のためならば、意に副わない異動や業務命令であろうが唯々諾々とし
てそれに従う。昨今でこそ薄れてきたものの、成果が上がらなければ当然残業してでも取
り返そうとする。そんな就業観の日本型雇用では、政府主導の表面的な「働き方改革」など
所詮はポーズの域を出ないことは明白である。
労働問題といえば、濱口桂一郎氏や海老原嗣生氏の著書が詳しいが、専門的な表現も多
く、そうした言葉に馴染まない方には、本書は平易な文章で、事例も引いて分かりやい分、
お奨めである。

