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なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか 顧客が自然に集まる10の発想転換 単行本 – 2005/8/20
- 本の長さ221ページ
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2005/8/20
- ISBN-104478374996
- ISBN-13978-4478374993
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
抜粋
私が、中小企業の取材に積極的に取り組み始めたのは、二〇〇二年のNHK教育テレビ「21世紀ビジネス塾」のキャスター就任がきっかけでした。それ以降、自分自身でも機会をつくり、取材をした企業の数は、三年間で約四〇〇社となりました。
なぜ、これほどに中小企業に惹かれたのか。
それは、「元気な中小企業の姿に、ビジネスの未来が見える」と感じたからです。
大企業と比べて遅れていると思われがちな中小企業のなかに、時代の変化を先取りして、いち早く自社のビジネスに結びつけている元気な企業が数多くありました。一見、小さな企業の小さな工夫であっても、つぶさに見れば見るほど、それが最先端のビジネスの姿であることに気づいたのです。
二一世紀の市場は、明らかに二〇世紀とは違う。そのことは誰もが理解しています。しかし、その変化の具体像が見えないために、動けずにいる企業が多いようです。高齢化、少子化、成熟化、情報化、様々なキーワードが示されていますが、そのキーワードが融合してどのような市場をつくり出すのか、それが見えないのです。
ところが、好業績を上げている中小企業の経営者は、その変化の兆しを鋭く感じ取り、自らのビジネスをいち早く市場に合ったものに変化させています。
そうした動きのなかで、新たに生まれてきているのが「御用聞きビジネス」です。
御用聞きといっても、サザエさんに登場する酒屋の三河屋さんではありません。サザエさんの育った時代よりも、今の私たち日本人は豊かになりました。モノと情報があふれる世の中では、消費者の求めるものも変わってきています。それは、安心であったり、心地よさであったり、自分らしさであったりします。言葉にして説明することが難しい「感覚」のようなものを求めるようになってきたのです。しかも、それはお客様一人ひとりにとって異なる独自のものなのです。
現代の御用聞きとは、その「感覚」を感じ取り、お客様の身になって「購買支援」のサービスを提供してくれる存在です。
しかも、今では、インターネットの発展によって、すべての企業に、業種や地域の壁を越えるチャンスが与えられています。小さな町の小さなお店であっても、全国のお客様の御用聞きになることができます。また、小さな会社でも、全世界に向けて自社製品やサービスを提供することができます。情報通信の革命とそれに伴う物流の革命、さらにまもなく訪れる本格的な金融の革命が、御用聞きビジネスの機会を大きく広げていくのです。
お客様の言葉にならない声を聞き届ける御用聞きと、そのお客様の声に応える商品を開発・提供する企業とが、手をたずさえて「御用聞きビジネス」の世界を創り上げます。
そして、このビジネスは、すべての分野に浸透し、営業のあり方、商品開発のあり方、情報発信のあり方、人材育成のあり方、そして、企業そのもののあり方を大きく変えていくでしょう。もうすでに、その兆しは現れ始めています。
本書では、そんな兆しを教えてくれる小さな会社の取り組みをご紹介しています。業種や規模は関係ありません。新しく生まれてくる市場で、どのようにビジネスに取り組むべきか。そのための発想転換は、どの会社にも共通なのです。
小さいからこそできる智恵に満ちた工夫。
その集積が大企業を動かし、社会をも動かします。
小さな会社の小さな工夫。
それは、私たちが進むべき未来への、たしかな道筋を教えてくれます。
著者について
公職として、金融審議会委員、政府税制調査会 金融小委員会委員、社団法人投資信託協会理事の他、経済産業省、総務省の複数の研究会委員を兼務。
書籍の執筆、雑誌への寄稿、各地での講演、テレビ・ラジオへの出演等を通じて、投資や起業、経済や経営を、より多くの人が身近に感じられる社会を創るべく、メディアを活用した新しいスタイルのインキュベーションに取り組んでいる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
国内外の投資運用会社に勤務の後、1996年、日本初の投資信託評価会社、アイフィスを起業。1999年、同社を世界的格付け会社スタンダード&プアーズ社に売却。2000年、ソンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。2004年同社をMBOし、現在、同社副代表。2002年、NHK教育テレビ「21世紀ビジネス塾」のキャスターとして、全国の中小企業への訪問を開始。2005年、法政大学専門職大学院イノベーション・マネージメント研究科客員教授に就任。公職として、金融審議会委員、政府税制調査会金融小委員会委員、社団法人投資信託協会理事の他、経済産業省、総務省の複数の研究会委員を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2005/8/20)
- 発売日 : 2005/8/20
- 単行本 : 221ページ
- ISBN-10 : 4478374996
- ISBN-13 : 978-4478374993
- Amazon 売れ筋ランキング: - 437,960位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
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- - 17,048位投資・金融・会社経営 (本)
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著者について

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サザエさんの三河屋さんが“御用聞きビジネス”のモデルではありません。
あのビジネスモデルは、大変優れたものですが、藤沢さんの御用聞きビジネスの定義には当てはまりません。
簡単に言うと、「小さな会社の小さな工夫」を継続的に飽きもせずにやり続けることでしょう。
西川きよしの「小さなことからコツコツと」に通じるものがありますね。
この本の惜しいところは、実名で書かれていないことぐらいでしょう。
でも、寒天は「いい会社を作りましょう」という本を出している会社のことだとはわかりました。ほかにも未来工業とか・・・。
電車の中でも読めますよ。
女性の目線も生かされています。ただ、本当にできるかどうかですね。
「御用聞き」の範疇が広く、困難なこともあります。
店長や販売員が本気で取り組むには、勇気と根気が必要ですね。
しかし小売業で、
「うちの店は、あまり売れないんだけど、何でかな?」と思う方、
答えが見つかるかもしれません。読んでみる価値、充分あります。
もし、これが実践できれば、間違いなく売り上げは伸びるでしょうね。
私は少しづつ実践してみたいと思いました。
イメージでした。このビジネスが現代の沈んだ日本の中小企業を助けるまず
一歩になるじゃないかと、読み進めながら感じました。どんなお仕事も
エンドユーザーの意見を吸い上げることに余り関心を持たず、創りだした
サービスを顧客に理解してもらうというスタンスでしたが、結果潰れる
企業があったとあります。地域密着で成功を収めている中小企業が掲載
されていますが、どの従業員・経営者も非常に工夫をしながら、CSを
徹底しています。読んでいて参考になりましたし、何より日本もまだまだ
これから2020年辺りまで勝負できると確信めいたものも心に湧き上がりました。
しかし、この本を読んで、考え方を改めました。
NHK教育テレビ「21世紀ビジネス塾」のキャスターを通じ、3年間で400社の中小企業を取材されたとのこと。
地域に密着し、お客様の声に真摯に対応し、輝いている多くの企業が紹介されています。
・電球一つでも配達し、お客様から絶大な信頼を得ている電気屋さん
・女性だけで経営し、疲れた心を癒してくれるホテルチェーン
・クレーム大歓迎のビルメンテナンス会社
・1700人の従業員全ての日報に目を通す社長が経営する北海道老舗菓子店
などなど。
ビジネスのヒントが満載であるだけでなく、こんな会社で働いてみたい、こんな会社とおつきあいしたい。。。と、思わず胸が熱くなる内容です。日本にはこんなにたくさんの誇るべき企業があるんです。
そして、著者にお詫びとお礼を言いたいです。ごめんなさい、ありがとう。
企業研究しているとか、したいと思っている人からすると、著者がこれだけ多くの企業を取材しているなんて「いいなあ」と思わせられます。なかなか有名な情報誌では取り上げられない情報ではないでしょうか。
はっきり言って、大企業では実践できないような中小企業ならではの工夫や知恵、創造性が展開されている事例が盛り沢山で、読んでいて「よし、我々も知恵を出してやってみよう」と元気にさせられます。
大企業は大企業だからこそできることがあります。中小企業にも中小企業だからこそ、できること、発揮できる力があります。それを証明してくれています。
数ある事例を紹介して、あれが良いこれが良いと述べているだけで、タイトルにある「なぜ」の部分に対する答えになっていない。
科学的に事実と分析に基いて「なぜ」に対する答えが書かれているわけではないので、論理的に御用聞きビジネスが伸びていることが理解できない。
ただし、御用聞きビジネスをこれからやろうと考えている人にとっては、何かしらアイデアが浮かぶきっかけにはなるかもしれない。
言われてますように、なぜ御用聞きビジネスが伸びているのか、などの具体的な
内容が無いなぁと感じました。また、事例の多くは実績を上げている
製造業の内容が書かれていますので、製造業の方には良いのかもしれません。
それ以外の方などは序盤にエキスが詰まっているのではないかと・・。
近くに大手の企業が進出してきたなどで、お困りの方には是非、読んでいただきたいですね。
あなただけが得れるヒントがあるかもしれませんよ。