不動産投資をしていると、友人からよくお勧めの不動産投資の本は? と聞かれます。しかし、いつも困っていました。自分も、不動産投資を始めるにあたり、良い初心者向け不動産投資の実践本が少なく、大変苦労をしたからです。
不動産投資は、奥が深くて、ワンルーム分譲マンションへの投資、ファミリータイプ分譲マンションへの投資、アパートやマンションの一棟物への投資、店舗ビルへの投資、それぞれ必要なノウハウが違うのです。でも多くの不動産投資本はそれぞれのノウハウが、ごっちゃまぜに書かれていて、自分は初心者の時に理解に苦労しました。だから友人には、同じ混乱をさせたく無いと考えると、お勧めできる本が無いと困っていました。
恐らくは、多くの不動産投資本が、お金持ちを対象としていたからかもしれません。ある程度のお金があれば、ワンルームだって、一棟だって、好きな投資が出来ますし、不動産の専門家になればなるほど、ワンルームも一棟も境界を気にしなくからかもしれません。
だからこそ、これから不動産投資をはじめようと思われている方、一般的な収入のサラリーマンの方、そういった方にあった本当の初心者向け、ワンルームマンション投資を行うためだけのノウハウが入っている本を作りたかった。
そういう思いで、この本を作りました。
ノウハウを詰め込んだ関係から、必要書類の一覧などの細かい情報も入っていて、読まれた方は、不動産投資って手続きが多いのだと感じるかもしれません。でも、誰だって最初は初心者。この本の中にも、著者 国房啓一郎の恥ずかしい失敗談もたくさん書かれています。
今後は、友人から「不動産投資を始めるにはまず何を読めばよいの?」と聞かれたら、自信を持って、「この本がお勧め」って推薦します。まずはお手にとって16ページもある、鈴木みそさんの漫画ルポだけでも、立ち読み(笑)されることをお勧めしたいです。
著者について
国房 啓一郎(くにふさ・けいいちろう)
4年ほど前、『金持ち父さん、貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ著)で不動産投資の可能性を実感。10年間続けた金融商品の投資を引き上げ、3年前より不動産投資を始める。ワンルームマンション1室を手がかりに、現在は30部屋の不動産を所有。年間1500万円を超える家賃収入を得る。
1970年山口県生まれ。F1のメカニックに憧れ入った自動車整備専門学校卒業後、夢を断念し、フリーター。そして無職に。その後、趣味であったパソコンの知識を手がかりにIT会社に勤務。その後1999年にマイクロソフト入社。そして2006年、不動産投資からの収入を元に新たな可能性にチャレンジするため、同社を退社。現在は、過去の経験を活かし執筆と新規事業プロデュースなどで活躍中。
中川 寛子(なかがわ・ひろこ)
不動産を売る、買う、投資する、貸すなどに詳しいフリー編集者。賃貸に関しては20年以上の編集経験があり、貸す側、借りる側双方からの視点で語れる珍しい存在。不動産市場の変化、今どき貸しやすい部屋などにも詳しい。All Aboutで「住みやすい街選び(首都圏)」のガイドを務めるなど、街選びにも一家言あり。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
国房/啓一郎
4年ほど前、かの『金持ち父さん、貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ著)で不動産投資の可能性を実感。10年間続けた金融商品の投資を引き上げ、3年前より不動産投資を始める。ワンルームマンシヨン1室を手がかりに、現在は30部屋の不動産を所有。年間1500万円を超える家賃収入を得る。1970年山口県生まれ。F1のメカニックに憧れ入った自動車整備専門学校卒業後、夢を断念し、フリーター。そして無職に。その後、趣味であったパソコンの知識を手がかりにIT会社に勤務。その後1999年にマイクロソフトに入社。そして2006年、不動産投資からの収入を元に、新たな可能性にチャレンジするため、同社を退社。現在は、過去の経験を活かし執筆と新規事業のプロデュースなどで活躍中
中川/寛子
不動産を売る、買う、投資する、貸すなどに詳しいフリー編集者。賃貸に関しては20年以上の編集経験があり、貸す側、借りる側双方からの視点で語れる珍しい存在。不動産市場の変化、今どき貸しやすい部屋などにも詳しい。All Aboutで「住みやすい街選び(首都圏)」のガイドを務めるなど、街選びにも一家言あり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)