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どん底の人びと―ロンドン1902 (岩波文庫) 文庫 – 1995/10/16

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

1902年夏、エドワード七世の戴冠式でにぎわうロンドンのイースト・エンドの貧民街に潜入したジャック・ロンドンが、「心と涙」で書き上げたルポルタージュ(1903)。救世軍の給食所での不衛生な食事、小さな靴工場の悲惨な労働環境―苛酷な世界に生きる人びとの姿が迫真の筆致で描かれる。著者撮影の写真数点を収録。


登録情報

  • 文庫: 352ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1995/10/16)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 400323152X
  • ISBN-13: 978-4003231524
  • 発売日: 1995/10/16
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 12件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 zigeunerweisen VINE メンバー 投稿日 2013/11/27
形式: 文庫 Amazonで購入
産業革命をリードし、ヴィクトリア女王治世下で栄耀栄華を誇った大英帝国の心臓部ロンドンにおける庶民の生き様を、作家らしい観察眼で活写した秀作です。1902年は、前年に崩御したヴィクトリア女王の後を襲って、エドワード7世の戴冠式が行われた年であり、夏目漱石がロンドン留学中であった時期とも重なります。訳者である行方氏は、「あとがき」で、「原文を訳出しながら、気が滅入って仕方がなかった」と記されていますが、貧困と病苦にあえぐ労働者とその家族の悲惨さに、現代人は涙を禁じえないでしょう。紀田順一郎『東京の下層社会』を読んだ際にも、明治期大東京の庶民生活の悲惨さに衝撃を受けましたが、20世紀初頭における大都会は、ロンドンであれ、パリであれ、ニューヨークであれ、惨憺たる庶民の暮らしが繰り広げられていたようです(例えば、ジョージ・オーウェル『パリ・ロンドン放浪記』に描かれているように)。経済史の標準的テキストでは描写されることのない産業革命の陰の部分を改めて教えられました。
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形式: 文庫
 20世紀初頭、米国の作家である著者が、単身ロンドンのスラム街への潜入取材を試みた社会派ルポルタージュである。
 時は1902年、華やかに着飾った紳士淑女たちが新王エドワード7世戴冠の式典に浮かれる陰で、そこから遠くないイースト・エンドは奈落の世界だった。富裕層をさらに富ませるだけで貧困層にはほとんど何の恩恵ももたらさない「好景気」。労働者を低賃金でこき使うだけでなく、消費面でも衣食住の全て(特に「住」)において徹底的にしゃぶり尽くす搾取のシステム。人間への危害より財産への侵害の方が重く罰せられる裁判。十代前半で路上生活や犯罪行為を余儀なくされる子供たち…。ちょっとした病気やケガで簡単に転落し2度と這い上がれなくなる下層階級の不安定な生活と、彼らに職や食を与える雇用主や保護施設が握る絶対的な殺生与奪の権は、支配される側だけではなく支配する側の人間性までも堕落させ(いわゆるブラック企業の経営者に人間性を疑わせるような言動が目立つのも同じ理屈だろう)、マスメディアは天候不順による農産物の不作で仕事を失い飢える季節労働者には目を向けないまま農場主たちが被る「経済的損失」の大きさばかりを書き立てる。そうした絶望の中で時折出会うささやかな(そして報われない)勇気や善意の物語が、読んでいて逆にやるせない。
 訳者による解説にもあるように、100年前の英国は決して日本のスノッ
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形式: 文庫
ボーア戦争を取材する予定だったが急にキャンセルされてしまった為、ロンドンがロンドンの(駄洒落ではない)イースト・エンドに潜り込んで約七週間最下層貧民の暮らし振りを体験して書き下ろした迫真のルポ。統計資料等に頼って書いている部分もあるが、エドワード国王の戴冠式に賑わう世界の大都市の繁栄の陰にはびこる目を覆うばかりの貧困の実態と、それを生み出し剰え助長する社会制度についての告発が怒りを込めて生き生きと描かれている。

内容はいちいち紹介しているとキリがないので、以下に目次を記しておく。訳文については一長一短だが、この岩波文庫版は各章冒頭に掲げられている詩文もきちんと訳出しているし、数点収録されている写真の印刷状態も鮮明で良好、幾つかある邦訳の中でもお薦め出来るものとなっている。

 序文/奈落で暮らし出す/ジョニー・アプライト/私の下宿のことなど/どん底とある男/瀬戸際の人びと/フライパン横町と地獄/ヴィクトリア十字勲章受章者/荷馬車屋と大工/浮浪者収容所/「旗をかつぐ」/給食所/戴冠式の日/波止場人夫ダン・カレン/ホップとホップ摘み人夫/水夫の母/「財産」対「人間」/非能率/賃金/ゲットー/喫茶店と安宿/不安定な生活/自殺/子供/夜の光景/飢えの嘆き/飲酒と禁酒と節約/管理運営

因みに、元々"People of the A
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形式: 文庫
この本は人生で最も影響を受けた本の一つ。読み継がれるべき傑作だと思う。潜入ルポルタージュという形をとっており、様々な角度の視点で対象をとらえようとしているので全体像が垣間見られてとても得るものが多い。本書は「どん底の人びと」の生活を変えるのに何か現実的な解決策がある訳ではなく、最終章での記述もそこを突き詰められてはいないが、それは今の時代でも同じこと、今でも誰も真の解決策を提示できてはいない。
低評価レビューでジョージ・オーウェルの「パリ・ロンドン放浪記」と比較して酷評している人がいるが唖然とする。
読み方や読む目的の違いだろうが、「どん底の人びと」の方がはるかに別格である。
「パリ・ロンドン放浪記」は★5、「どん底の人びと」は★10という感じ。
あのレビューで誤解されると不愉快なので今回レビューした。
「パリ・ロンドン放浪記」は勿論面白いが、目的が個人的な体験の記述(だから「放浪記」)であり、全体を眺めようという視点にはない。「1984」や「動物農場」も好んでいるからオーウェルは好きな作家だ。酷評レビューの人が言うとおり、オーウェルは「パリ・ロンドン放浪記」のころ貧しかったし、ジャック・ロンドンは既に名声を得てお金に大した不自由がない身分だったのは確かなこと。しかし、それでも「どん底の人びと」は俯瞰的に全体を捉えようという思考のも
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